総合国語ⅡB(M、E)

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 総合国語ⅡB(M、E)
科目番号 0052 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 一般科目 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:『文学国語』(筑摩書房),『ちくま科学評論選』(筑摩書房) 参考書:『新版七訂新訂総合国語便覧』(第一学習社), 『新しい常用漢字』(数研出版),『改訂版 漢字とことば 国語学習課題』(尚文出版)
担当教員 武田 悠希

到達目標

1 論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して,その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。
2 類義語・対義語を思考や表現に活用できる。
3 整理した情報を基にして,主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開,表現方法を工夫し,報告・論文を作成できる。
4 作成した報告・論文の内容及び自分の思考や考察を資料(図解・動画等)にまとめ,的確に口頭発表できる。
5 専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。
6 文学作品を深く鑑賞することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して,その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることが顕著にできる。論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して,その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して,その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができると認められない。
評価項目2類義語・対義語を思考や表現に活用することが顕著にできる。類義語・対義語を思考や表現に活用できる。類義語・対義語を思考や表現に活用できると認められない。
評価項目3整理した情報を基にして,主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開,表現方法を工夫し,報告・論文を作成することが顕著にできる。整理した情報を基にして,主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開,表現方法を工夫し,報告・論文を作成できる。整理した情報を基にして,主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開,表現方法を工夫し,報告・論文を作成できると認められない。
評価項目4作成した報告・論文の内容及び自分の思考や考察を資料(図解・動画等)にまとめ,的確に口頭発表することが顕著にできる。作成した報告・論文の内容及び自分の思考や考察を資料(図解・動画等)にまとめ,的確に口頭発表できる。作成した報告・論文の内容及び自分の思考や考察を資料(図解・動画等)にまとめ,的確に口頭発表できると認められない。
評価項目5専門の分野に関する用語を思考や表現に活用することが顕著にできる。専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できると認められない。
評価項目6文学作品を深く鑑賞することが顕著にできる。文学作品を深く鑑賞することができる。文学作品を深く鑑賞することができると認められない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (ⅳ) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
高度な評論・文学作品を精読していく。高校3年レベルの検定教科書の作品を中心に採りあげる。常用漢字,類義語・対義語に関わる小テストも適宜行う。

授業の進め方・方法:
【授業方法】
・授業は講義形式に進める。
・常用漢字,類義語・対義語に関わる小テストも適宜行う。
・適宜グループワーク等、能動的な活動を取り入れる。
・必要に応じてレポート課題の提出を課す。

【学習方法】
・復習は必ず行うこと。
・小テストは実施時期・範囲を予告するので事前によく学習して臨むこと。

注意点:
【成績の評価方法・評価基準】
2回の定期試験を行う。時間は50分とする。
2回の試験の平均(60%)と,発表(10%),提出課題・小テスト・質疑応答等(30%)から、総合的に評価する。
到達目標への到達度を評価基準とする。

【教員の連絡先】
研究室 B棟3階(B-303)
内線電話 ●●●●
e-mail: ●●●アットマークmaizuru-ct.ac.jp (アットマークは@に変えること。)

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 シラバス内容の説明,野家啓一「未来世代への責任」 1,2,5
2週 野家啓一「未来世代への責任」 1,2,5
3週 アカデミックな文章の型を学び、レポートのアウトラインを作成する 2,3,5
4週 アウトラインを元にした相互添削とレポート作成 2,3,5
5週 寺田寅彦「化け物の進化」 1,2
6週 寺田寅彦「化け物の進化」 1,2
7週 寺田寅彦「化け物の進化」 1,2
8週 中間試験 1,2
4thQ
9週 多和田葉子「捨てない女」 1,2,6
10週 多和田葉子「捨てない女」 1,2,6
11週 松山巌「建築論ノート」 1,2
12週 松山巌「建築論ノート」 1,2
13週 グループワーク・発表 1,2,3,4,5
14週 グループワーク・発表 1,2,3,4,5
15週 グループワーク・発表 1,2,3,4,5
16週 (15週目の後に期末試験を実施)
期末試験返却・達成度確認
1,2,6

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文社会科学国語国語類義語・対義語を思考や表現に活用できる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。3後1,後2,後3,後4,後13,後14,後15

評価割合

試験発表相互評価実技等ポートフォリオその他合計
総合評価割合6010002010100
基礎的能力6010002010100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000