法学Ⅱ

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 法学Ⅱ
科目番号 0060 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 一般科目 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 霞信彦ほか『法学概論』(慶應義塾大学出版会、2015年4月)
担当教員 児玉 圭司

到達目標

1.民主政治の基本的原理,日本国憲法の成り立ちやその特性について理解できる。
2.刑事法の基礎を学び,犯罪とは何か,刑事手続きがどのように行われるのかを理解する。
3.民法の諸原則を学ぶとともに,日常生活にかかわりの深い諸規定について理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目11.について理解している。1.について概ね理解している。1.について理解できていない。
評価項目22.について理解している。2.について概ね理解している。2.について理解できていない。
評価項目33.について理解している。3.について概ね理解している。3.について理解できていない。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
1.私たちが社会生活を営む上で必要とされる法的知識(基本原則など)や論理的思考を身につける。
2.「憲法」をはじめとする代表的な法典について,その成り立ちや理念,基本原則を学ぶ。
【Course Objectives】This course is designed to provide students with
1.acquisition of legal knowledge and logical thinking needed for social life.
2.learning the structure, ideals and basic principles of the Constitution and other legal codes.
授業の進め方・方法:
1.講義は配布するプリントに沿って進める。講義では学生に対して質問への応答を求めるほか,理解度確認のための小テスト・レポートを課す。
2.視聴したDVDについての感想文の提出や,時事問題等に関する家庭学習を求めることがある。
【学習方法】
1.講義中に理解できなかった部分は,配布プリントや教科書・参考書を用いて復習するほか,講義後の質疑時間などを活用してフォローすること。
注意点:
1.前期・後期とも,中間および期末試験の結果によって評価する(80%)。
2.講義中に実施する小テストや,講義時間外に課すレポートの内容も,評価に加味する(20%)。
3.上記の到達目標に基づき,各項目の理解についての到達度を評価基準とする。
【担当教員】
教 員 名 児玉 圭司
研 究 室 A棟3階(A-302)
内線電話 8908
e-mail: kodamaアットマークmaizuru-ct.ac.jp(アットマークは@に変えること)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 シラバス内容の説明/「憲法」とは何か 「授業内容・方法」に示した事柄を理解する。
2週 日本国憲法の基本原理と制定過程 「授業内容・方法」に示した事柄を理解する。
3週 日本国憲法の制定過程(映像視聴) 「授業内容・方法」に示した事柄を理解する。
4週 基本的人権 「授業内容・方法」に示した事柄を理解する。
5週 新しい人権/人権の限界 「授業内容・方法」に示した事柄を理解する。
6週 権力分立 「授業内容・方法」に示した事柄を理解する。
7週 犯罪学/刑罰の目的 「授業内容・方法」に示した事柄を理解する。
8週 後期中間試験 講義前半で扱った内容を理解する。
4thQ
9週 犯罪論 「授業内容・方法」に示した事柄を理解する。
10週 刑事手続1―事件の発覚から起訴まで 「授業内容・方法」に示した事柄を理解する。
11週 刑事手続2―公訴の提起から判決まで 「授業内容・方法」に示した事柄を理解する。
12週 映像で学ぶ刑事手続(映像視聴) 「授業内容・方法」に示した事柄を理解する。
13週 民法を理解するために 「授業内容・方法」に示した事柄を理解する。
14週 財産関係と法 「授業内容・方法」に示した事柄を理解する。
15週 家族生活と法 「授業内容・方法」に示した事柄を理解する。
16週 後期期末試験返却,到達度確認 講義後半で扱った内容を理解する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会公民民主政治の基本的原理、日本国憲法の成り立ちやその特性について理解できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000200100
基礎的能力6000010070
専門的能力2000010030
分野横断的能力0000000