到達目標
技術者に必要な人間性,国際性,協調性及び英語による基礎的なコミュニケーション能力を身につける。
一般社会で求められる履歴書をはじめ、手紙文や自己紹介文を作成できるようにする。文脈に即した語彙を選び出し,論理的文章の作成能力の育成をめざす。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 状況に適合した語彙を用途に応じて選び出し,駆使できる。 | 状況に適合した語彙を用途に応じて選び出し,駆使できると認められる。 | 状況に適合した語彙を用途に応じて選び出し,駆使することができない。 |
評価項目2 | 一般社会で求められる履歴書を作成できる。 | 一般社会で求められる履歴書を作成できると認められる。 | 一般社会で求められる履歴書を作成できない。 |
評価項目3 | 適切な語彙を選択し,手紙文や自己紹介文を作成できる。 | 適切な語彙を選択し,手紙文や自己紹介文を作成できると認められる。 | 適切な語彙を選択し,手紙文や自己紹介文を作成できない。 |
評価項目4 | 他者へ,自分の考えを遺漏なく伝達できる。 | 他者へ,自分の考えを遺漏なく伝達できると認められる。 | 他者へ,自分の考えを遺漏なく伝達できない。 |
評価項目5 | 1000字前後の論理的文章を作成できる。 | 1000字前後の論理的文章を作成できると認められる。 | 1000字前後の論理的文章を作成できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
一般社会で求められる日本語運用能力の向上を目的とする。話し言葉と書き言葉との相違,係り受け,略語等,学生が陥りがちな語彙を修正できるよう指導し,基礎的なアカデミックスキルの向上を目指す。就職活動を鑑み,履歴書,手紙文,自己紹介文等を指導する。ピア学習を念頭に,学生間の相互学習や相互添削を導入する。
授業の進め方・方法:
講義を中心に授業を進める。
いずれも学生間の相互学習を主とする。
注意点:
【成績の評価方法・評価基準】
定期試験(50%),小論文(20%),提出課題(30%)等による総合評価とする。
日本漢字能力検定・日本語検定等も推奨し,級に応じて加点対象とする(上限10%)。
上記の到達目標の到達度を評価基準とする。
【履修上の注意】
配布資料は毎回全て持参する。
辞書は毎回必携とする(紙媒体・電子媒体を問わない)。
【定期試験の実施方法】
定期試験(時事問題,社会問題,難解語句,同音異義語,同訓異義語,類義語等)の他,小論文,提出課題を総合して評価する。
【学習方法】
社会への関心と疑問とを持つように心がける。
新聞を読む習慣を身に付ける。
【キーワード】
履歴書(C.V.),自己紹介文(Self-introduction sentence), レポート(Reports),小論文(Short papers),文章技術(Sentence skills)
【学生へのメッセージ】
「国語国文Ⅱ」を受講する学生は,前期科目「国語国文Ⅰ」を受講していることが望ましいです。
知識や情報に踊らされず,良い意味で,批判的に社会へ疑問を持ち続けてください。
この講義では,ほぼ毎回,執筆することになるため,みなさんの能動的な姿勢が特に求められます。
【科目の位置付け】
1.先行して履修すべき科目
古 文Ⅰ,Ⅱ
現代文Ⅰ,Ⅱ
総合国語ⅠA,ⅠB
総合国語ⅡA,ⅡB
2.後で履修する関連科目
なし
3.同時に履修する関連科目
語学関係
【連絡先】
研 究 室 B 棟 3 階(B-301)
内線電話 8904
e-mail: e.hataアットマークmaizuru-ct.ac.jp(アットマークは@にしてください)
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
シラバスの説明,学生が間違えやすい表現(語彙の選択・係り受け等) |
状況に適合した語彙を用途に応じて選び出し,駆使できる。
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2週 |
履歴書の書き方 |
状況に適合した語彙を用途に応じて選び出し,駆使できる。 一般社会で求められる履歴書を作成できる。
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3週 |
執筆と相互添削 |
状況に適合した語彙を用途に応じて選び出し,駆使できる。 一般社会で求められる履歴書を作成できる。
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4週 |
自己紹介文・PR文の書き方 |
状況に適合した語彙を用途に応じて選び出し,駆使できる。 適切な語彙を選択し,手紙文や自己紹介文を作成できる。
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5週 |
執筆と相互添削 |
状況に適合した語彙を用途に応じて選び出し,駆使できる。 適切な語彙を選択し,手紙文や自己紹介文を作成できる。
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6週 |
手紙・葉書の書き方 |
状況に適合した語彙を用途に応じて選び出し,駆使できる。 適切な語彙を選択し,手紙文や自己紹介文を作成できる。
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7週 |
執筆と相互添削 |
状況に適合した語彙を用途に応じて選び出し,駆使できる。 適切な語彙を選択し,手紙文や自己紹介文を作成できる。
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8週 |
中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
小論文 課題1「身近なテーマ」 |
状況に適合した語彙を用途に応じて選び出し,駆使できる。 他者へ,自分の考えを遺漏なく伝達できる。
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10週 |
下書き |
状況に適合した語彙を用途に応じて選び出し,駆使できる。 他者へ,自分の考えを遺漏なく伝達できる。
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11週 |
相互添削と清書 |
状況に適合した語彙を用途に応じて選び出し,駆使できる。 1000字前後の論理的文章を作成できる。
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12週 |
小論文 課題2「時事問題」 |
状況に適合した語彙を用途に応じて選び出し,駆使できる。 他者へ,自分の考えを遺漏なく伝達できる。
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13週 |
下書き |
状況に適合した語彙を用途に応じて選び出し,駆使できる。 他者へ,自分の考えを遺漏なく伝達できる。
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14週 |
相互添削と清書 |
状況に適合した語彙を用途に応じて選び出し,駆使できる。 1000字前後の論理的文章を作成できる。
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15週 |
文章の型を学ぶ |
状況に適合した語彙を用途に応じて選び出し,駆使できる。 他者へ,自分の考えを遺漏なく伝達できる。
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16週 |
期末試験 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 0 | 0 | 0 | 50 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 0 | 0 | 0 | 50 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |