国際金融論Ⅰ

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 国際金融論Ⅰ
科目番号 0065 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 一般科目 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 竹森俊平著『世界経済の謎』東洋経済新報社、1999年
担当教員 呉 青姫

到達目標

1. 国際金融問題の出現とその背景を理解する。
2. 国際金融論の基礎となる経済学や金融論を理解する。
3. 不況と金融システムの問題を理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1国際金融問題の出現とその背景を十分に理解する。国際金融問題の出現とその背景を理解する。国際金融問題の出現とその背景を理解できない。
評価項目2国際金融論の基礎となる経済学や金融論を十分に理解する。国際金融論の基礎となる経済学や金融論を理解する。国際金融論の基礎となる経済学や金融論を理解できない。
評価項目3不況と金融システムの問題を十分に理解する。不況と金融システムの問題を理解する。不況と金融システムの問題を理解できない。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
国際金融の考え方・基礎理論の理解を通して、現代における国際金融市場の仕組みとメカニズムを学習する。また、金融の側面から世界経済の結びつきを理解できるようにする。
授業の進め方・方法:
国際金融と実体経済のつながりを理解するために必要な経済学、金融論、国際経済学、国際金融論の基礎を学習する。授業では、経済新聞の記事や経済統計など身近な事例を取り上げながら講義する。一方的な講義ではなく、対話型の授業をするので、活発な発言・質問・議論への参加を期待する。
注意点:
事前に関連する部分のテキストを読んでおくことが望ましい。計算問題はその都度解けるようにする。国際金融問題の現実的な理解を深めるために、新聞の経済・金融面の記事を読む習慣を身につけることをお勧めする。

研究室 非常勤講師室
内線電話 
e-mail:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 国際金融とは 国際金融問題の出現とその背景を理解する。
2週 外国為替の仕組み 国際金融問題の出現とその背景を理解する。
3週 国際収支の考え方 国際金融問題の出現とその背景を理解する。
4週 為替相場制と為替レート 国際金融問題の出現とその背景を理解する。
5週 デリバティブ 国際金融問題の出現とその背景を理解する。
6週 国際通貨制度 1固定相場制 国際金融論の基礎となる経済学や金融論を理解する。
7週 国際通貨制度 2変動相場制 国際金融論の基礎となる経済学や金融論を理解する。
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 安定的な国際金融 国際金融論の基礎となる経済学や金融論を理解する。
10週 国際収支と国際金融 国際金融論の基礎となる経済学や金融論を理解する。
11週 財政金融政策と国際金融 国際金融論の基礎となる経済学や金融論を理解する。
12週 国際金融組織 国際金融論の基礎となる経済学や金融論を理解する。
13週 開放経済の対外経済取引 不況と金融システムの問題を理解する。
14週 外国為替市場と為替レート 不況と金融システムの問題を理解する。
15週 小括
16週 前期期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他出席率合計
総合評価割合7510000015100
基礎的能力7510000015100
専門的能力00000000
分野横断的能力00000000