1 人間の生涯における青年期の意義と自己形成の課題を理解し,これまでの哲学者や先人の考え方を手掛かりにして,自己の生き方および他者と共に生きていくことの重要性について考察できる。
2 科学技術が社会に与えてきた影響をもとに,技術者の役割や責任を説明できる。
概要:
本講義では,近世以降の哲学史をたどることによって,西洋世界の思想を学び,また西洋世界の価値観を前提とした現代社会を深く理解することを目指す。
授業の進め方・方法:
【授業方法】
・各人の世界観・人生観を問い直すことができるように講義を進める。現代の当たり前と思っている「ものの見方」がどのような起源をもつのか,必ずしも「当たり前」ではないことを考えることで,自らの世界観・人生観を根本的に反省できるように工夫したい。
・授業は基本的にテキストに沿って行われるが、適宜担当者が作成したプリントを配布する。
【学習方法】
・授業はじめに確認する前回授業内容と,その日の学習事項を念頭に,授業を注意深くきく。
・この授業は各人の主体的思索が重要である。随時質問するので,積極的に答え,また,自分の疑問をぶつけるなど,自分から授業に参加するように努める。
・授業の後,授業内容を友達などと話しあってみる。そのことによって,聞き落としたことや勘違いに気づくことができる。さらに,みずから言葉としてアウトプットすることで,主体的に考える力,メディア・リテラシーが養われる。
注意点:
【成績の評価方法・評価基準】
2回の定期試験を行う。時間はそれぞれ50分とする。中間試験を40%,期末試験を40%,ポートフォリオを20%(小テスト,小レポート等)として成績評価を行う。到達目標への到達度を評価基準とする。
【備考】
自分の関心に応じて書籍を借りたり購入したりして読むこと。
【教員の連絡先】
研究室 山根秀介 B棟3階(B-305)
内線電話 8902
E-mail : s.yamane アットマーク maizuru-ct.ac.jp(アットマークは@に変えること。)
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 社会 | 公民的分野 | 人間の生涯における青年期の意義と自己形成の課題を理解し、これまでの哲学者や先人の考え方を手掛かりにして、自己の生き方および他者と共に生きていくことの重要性について考察できる。 | 3 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
工学基礎 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 科学技術が社会に与えてきた影響をもとに、技術者の役割や責任を説明できる。 | 3 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |