到達目標
1 第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し,そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。
2 自己が主体的に参画していく社会について,基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し,基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。
3 現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ,資料を活用して探究し,その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して,世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。
4 環境問題の現状についての基本的な事項について把握し,科学技術が地球環境や社会に及ぼす影響を説明できる。
5 過疎化,少子化など地方が抱える問題について認識し,地域社会に貢献するために科学技術が果たせる役割について説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 1.について十分に考察できる。 | 1.について考察できる。 | 1.について考察できない。 |
評価項目2 | 2.について説明できる。 | 2.について概ね説明できる。 | 2.について説明できない。 |
評価項目3 | 3.について十分に展望できる。 | 3.について展望できる。 | 3.について展望できない。 |
評価項目4 | 4.について説明できる。 | 4.について概ね説明できる。 | 4.について説明できない。 |
評価項目5 | 5.について説明できる。 | 5.について概ね説明できる。 | 5.について説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
1.経済学に関する基本的な語句,および理論について理解を深める。
2.戦後から現在にいたる日本経済の動向を把握する。
3.日本の政治・法制度を学ぶ。
授業の進め方・方法:
【授業方法】
1.講義は配布するプリントに沿って進めるが,スライドを使う場合もある。
2.講義中,学生に対して質問への応答を求める。
3.講義の事前予習を求めることがある。
【学習方法】
1.講義中に理解できなかった部分は,配布プリントや参考書を用いて復習するほか,講義後の質疑時間などを活用してフォローすること。
2.板書を写すだけではなく,授業の内容をよく聞き,適宜メモを取ること。
注意点:
【成績の評価方法・評価基準】
1.中間および期末に筆記試験を行う(計2回)。
2.時間は50分。
3.筆記用具以外の持ち込みは不可とする。
4.中間および期末試験の結果によってのみ評価する(100%)。合計60点以上で,合格とする。
5.上記の到達目標に基づき,各項目の理解の到達度を評価基準とする。
【教員の連絡先】
研究室 B棟3階(B-307)
内線電話 8930
e-mail: o.takeuchiアットマークmaizuru-ct.ac.jp(アットマークは@に変えること)
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
シラバス内容の説明 |
2
|
2週 |
経済学の基礎知識 |
1,2
|
3週 |
現代経済のしくみ―市場経済とは |
2
|
4週 |
経済成長と景気変動 |
2
|
5週 |
財政と租税 |
2
|
6週 |
貨幣と金融 |
2
|
7週 |
国際経済の基礎知識 |
1,2
|
8週 |
中間試験 |
|
2ndQ |
9週 |
1945-1970 敗戦から高度経済成長へ |
1,4,5
|
10週 |
1971-1985 経済大国・日本 安定成長 |
1
|
11週 |
1985-1990 バブルの発生と崩壊 |
1
|
12週 |
現代日本経済を取り巻く諸課題 |
3,4,5
|
13週 |
日本の政治機構 |
2
|
14週 |
日本国憲法と基本的人権 |
2
|
15週 |
現代社会と「少数者」 |
2,3
|
16週 |
(15週目の後に期末試験を実施) 期末試験返却・達成度確認 |
1,2,4
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 社会 | 地理歴史的分野 | 第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。 | 3 | 前2,前7,前9,前10,前11 |
公民的分野 | 自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前13,前14,前15 |
現代社会の考察 | 現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。 | 3 | 前12,前15 |
工学基礎 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 環境問題の現状についての基本的な事項について把握し、科学技術が地球環境や社会に及ぼす影響を説明できる。 | 3 | 前9,前12 |
過疎化、少子化など地方が抱える問題について認識し、地域社会に貢献するために科学技術が果たせる役割について説明できる。 | 3 | 前9,前12 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 実技等 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |