国際金融論Ⅱ

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 国際金融論Ⅱ
科目番号 0070 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 一般科目 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 竹森俊平著『世界経済の謎』東洋経済新報社、1999年
担当教員 呉 青姫

到達目標

4. 金融と現実の生活との関わりを理解する。
5. 高度な金融に関する知識を身につける。
6. 経済新聞の統計数字や記事を読み取れるようにする。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1金融と現実の生活との関わりを十分に理解する。金融と現実の生活との関わりを理解する。金融と現実の生活との関わりを理解できない。
評価項目2高度な金融に関する知識を十分に身につける。高度な金融に関する知識を身につける。高度な金融に関する知識を身につけられない。
評価項目3経済新聞の統計数字や記事を十分に読み取れる。経済新聞の統計数字や記事を読み取れる。経済新聞の統計数字や記事を読み取れない。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
国際金融の考え方・基礎理論の理解を通して、現代における国際金融市場の仕組みとメカニズムを学習する。また、金融の側面から世界経済の結びつきを理解できるようにする。
授業の進め方・方法:
国際金融と実体経済のつながりを理解するために必要な経済学、金融論、国際経済学、国際金融論の基礎を学習する。授業では、経済新聞の記事や経済統計など身近な事例を取り上げながら講義する。一方的な講義ではなく、対話型の授業をするので、活発な発言・質問・議論への参加を期待する。
注意点:
事前に関連する部分のテキストを読んでおくことが望ましい。計算問題はその都度解けるようにする。国際金融問題の現実的な理解を深めるために、新聞の経済・金融面の記事を読む習慣を身につけることをお勧めする。

研究室 非常勤講師室
内線電話 
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授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 為替政策と金融政策の独立性 金融と現実の生活との関わりを理解する。
2週 為替制度のあらまし 金融と現実の生活との関わりを理解する。
3週 外国為替市場の長期的均衡 高度な金融に関する知識を身につける。
4週 外国為替市場の短期的均衡 高度な金融に関する知識を身につける。
5週 為替レート期待と外為市場の効率性 高度な金融に関する知識を身につける。
6週 外為市場介入とポートフォリオ・バランス 高度な金融に関する知識を身につける。
7週 為替レートと国際収支の調整 経済新聞の統計数字や記事を読み取れるようにする。
8週 後期中間試験 高度な金融に関する知識を身につける。
4thQ
9週 為替レートとマクロ経済 経済新聞の統計数字や記事を読み取れるようにする。
10週 国際資本移動と国際資本市場 高度な金融に関する知識を身につける。
11週 国際収支危機 高度な金融に関する知識を身につける。
12週 新しい国際通貨制度の枠組み 高度な金融に関する知識を身につける。
13週 国際協力 高度な金融に関する知識を身につける。
14週 模擬実践 経済新聞の統計数字や記事を読み取れるようにする。
15週 総括 高度な金融に関する知識を身につける。
16週 後期期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他出席率合計
総合評価割合7510000015100
基礎的能力7510000015100
専門的能力00000000
分野横断的能力00000000