基礎数学演習B

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 基礎数学演習B
科目番号 0104 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 一般科目 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 「LIBRARY工学基礎&高専TEXT 基礎数学」数理工学社/「LIBRARY工学基礎&高専 TEXT 基礎数学問題集」数理工学社
担当教員 奥村 昌司,岡田 浩嗣

到達目標

1 対数関数の性質を理解し,計算できる。
2 三角比と三角関数を理解し,計算できる。
3 図形と式の性質を理解し,計算できる。
4 場合の数の法則を理解し,計算できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1対数関数の性質を理解し,計算できるだけでなく,他者に説明もできる。 対数関数の性質を理解し,計算できる。対数関数の性質を理解していない。
評価項目2三角比と三角関数を理解し,計算できるだけでなく,他者に説明もできる。三角比と三角関数を理解し,計算できる。三角比と三角関数を理解していない。
評価項目3図形と式の性質を理解し,計算できるだけでなく,他者に説明もできる。図形と式の性質を理解し,計算できる。図形と式の性質を理解していない。
評価項目4場合の数の法則を理解し,計算できるだけでなく,他者に説明もできる。場合の数の法則を理解し,計算できる。場合の数の法則を理解していない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (A) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
数学の基礎となる考え方や方法をしっかりと身につけることを目的として, 以下の内容について演習を行う。
対数関数, 三角関数, 図形と式, 場合の数

基礎数学Bで学んだ内容を理解し, その知識を定着させることを目的として数学演習を行う。
授業の進め方・方法:
教科書の内容に沿ったプリントや問題集を用いる。
基礎数学Bの講義を補充的に行うこともある。
注意点:
【成績の評価方法・評価基準】
定期試験を期末に1回実施する。
成績は, 定期試験の結果 (30%) と演習 (70%) によって評価する。
到達目標の各項目の到達度を評価基準とする。

【備考】
教科書・問題集を持参すること。
積極的に取り組み, 分からない問題はそのままにせず, その場であるいは放課後などを利用して教員に質問すること。

【連絡先】
内線電話:8914 (奥村) / 8952 (岡田)
e-mail:sokumuraアットマークmaizuru-ct.ac.jp (奥村) / okadaアットマークmaizuru-ct.ac.jp (岡田) (アットマークは@に変えること)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 シラバス内容の説明,対数とその性質,対数関数とそのグラフ 1 対数関数の性質を理解し, 計算できる。
2週 常用対数,鋭角の三角比 1 対数関数の性質を理解し, 計算できる。
2 三角比と三角関数を理解し, 計算できる。
3週 鋭角の三角比,三角比の拡張,正弦定理,余弦定理 2 三角比と三角関数を理解し, 計算できる。
4週 三角形の面積,一般角,弧度法 2 三角比と三角関数を理解し, 計算できる。
5週 弧度法,三角関数の定義,三角関数のグラフ,加法定理
2 三角比と三角関数を理解し, 計算できる。
6週 加法定理,倍角の公式・半角の公式,三角関数の合成 2 三角比と三角関数を理解し, 計算できる。
7週 方程式,不等式,積和公式・和積公式 2 三角比と三角関数を理解し, 計算できる。
8週 後期中間試験返却,シラバス内容の説明,2点間の距離,内分点と外分点 ,直線の方程式 3 図形と式の性質を理解し, 計算できる。
4thQ
9週 直線の方程式,直線の平行と垂直,軌跡と円,楕円 3 図形と式の性質を理解し, 計算できる。
10週 楕円,双曲線,放物線 3 図形と式の性質を理解し, 計算できる。
11週 放物線,2次曲線の平行移動,2次曲線と直線,不等式の表す領域 3 図形と式の性質を理解し, 計算できる。
12週 不等式の表す領域,領域と線形計画法,樹形図 3 図形と式の性質を理解し, 計算できる。
4 場合の数の法則を理解し, 計算できる。
13週 和の法則と積の法則,階乗,順列と組合せ 4 場合の数の法則を理解し, 計算できる。
14週 順列と組合せ,二項定理,いろいろな問題 4 場合の数の法則を理解し, 計算できる。
15週 後期期末試験
16週 到達度確認

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力数学数学数学整式の加減乗除の計算や、式の展開ができる。2
因数定理等を利用して、4次までの簡単な整式の因数分解ができる。2
分数式の加減乗除の計算ができる。2
実数・絶対値の意味を理解し、絶対値の簡単な計算ができる。2
平方根の基本的な計算ができる(分母の有理化も含む)。2
複素数の相等を理解し、その加減乗除の計算ができる。2
解の公式等を利用して、2次方程式を解くことができる。2
因数定理等を利用して、基本的な高次方程式を解くことができる。2
簡単な連立方程式を解くことができる。2
無理方程式・分数方程式を解くことができる。2
1次不等式や2次不等式を解くことができる。2
恒等式と方程式の違いを区別できる。2
2次関数の性質を理解し、グラフをかくことができ、最大値・最小値を求めることができる。2
簡単な場合について、関数の逆関数を求め、そのグラフをかくことができる。2

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合30000700100
基礎的能力30000700100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000