微分積分Ⅲ

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 微分積分Ⅲ
科目番号 0110 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 一般科目 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 6
教科書/教材 教科書:「LIBRARY 工学基礎&高専 TEXT 微分積分」数理工学社,「新版 確率統計」実教出版 / 問題集:「LIBRARY 工学基礎&高専 TEXT 微分積分問題集」数理工学社,「新版 確率統計演習」実教出版
担当教員 亀谷 睦,背戸柳 実,岡田 浩嗣

到達目標

① 偏導関数を用いて 2 変数関数の極値を計算できる。
② 重積分の定義を理解し, 累次積分や座標変換などを用いて,具体例を計算できる。
③ 確率とその定理を理解し,色々な確率を求められる。
④ 1 次元および 2 次元のデータを整理して,各種の統計量を求めることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目12 変数関数の極値を計算し,応用できる.2 変数関数の極値を計算できる.2 変数関数の極値を計算できない.
評価項目2累次積分や座標変換を用いて重積分を計算し,応用できる.累次積分や座標変換を用いて重積分が計算できる.重積分の計算ができない.
評価項目3色々な確率を求められ,具体的な推論に応用できる.色々な確率を求められる.色々な確率を求められない.
評価項目4 1 次元および 2 次元のデータを整理して,各種の統計量を求め,具体的な推論に応用できる. 1 次元および 2 次元のデータを整理して,各種の統計量を求めることができる.各種の統計量を求めることができない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
微分積分IIを前提として,引き続き微分積分法を学習し,その基礎となる考え方や方法を身につける.
授業の進め方・方法:
授業は講義を中心に進め,適宜,演習をおこなう.
注意点:
【このシラバスはWebシラバス作成のための練習用として作成されたものであり,実際の科目のシラバスではありません】
定期試験は,前期・後期とも中間・期末の2回実施する.
到達目標の各項目について,理解や具体例の計算の到達度を評価基準とする.
教科書や問題集の問題を日頃から反復的に解くこと。授業でわからなかったところはそのままにせず,放課後などを利用して積極的に教員に質問すること.
教員名:亀谷睦/背戸柳実/岡田浩嗣
研究室:A 棟 2 階(A212/A214/A209)
内線電話:8916/8918/8952
e-mail:kametani@maizuru-ct.ac.jp/set@maizuru-ct.ac.jp/okada@maizuru-ct.ac.jp

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 2 変数関数の極値(1) ① 偏導関数を用いて 2 変数関数の極値を計算できる。
2週 2 変数関数の極値(2) ① 偏導関数を用いて 2 変数関数の極値を計算できる。
3週 重積分(1) ② 重積分の定義を理解し, 累次積分や座標変換などを用いて,具体例を計算できる。
4週 重積分(2) ② 重積分の定義を理解し, 累次積分や座標変換などを用いて,具体例を計算できる。
5週 重積分(3) ② 重積分の定義を理解し, 累次積分や座標変換などを用いて,具体例を計算できる。
6週 重積分(4) ② 重積分の定義を理解し, 累次積分や座標変換などを用いて,具体例を計算できる。
7週 重積分(5) ② 重積分の定義を理解し, 累次積分や座標変換などを用いて,具体例を計算できる。
8週 中間試験
4thQ
9週 確率(1) ③ 確率とその定理を理解し,色々な確率を求められる。
10週 確率(2) ③ 確率とその定理を理解し,色々な確率を求められる。
11週 確率(3) ③ 確率とその定理を理解し,色々な確率を求められる。
12週 データの整理(1) ④ 1 次元および 2 次元のデータを整理して,各種の統計量を求めることができる。
13週 データの整理(2) ④ 1 次元および 2 次元のデータを整理して,各種の統計量を求めることができる。
14週 データの整理(3) ④ 1 次元および 2 次元のデータを整理して,各種の統計量を求めることができる。
15週 データの整理(4) ④ 1 次元および 2 次元のデータを整理して,各種の統計量を求めることができる。
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力数学数学数学偏導関数を用いて、基本的な2変数関数の極値を求めることができる。2
2重積分の定義を理解し、簡単な2重積分を累次積分に直して求めることができる。2
2重積分を累次積分になおして計算することができる。2
極座標に変換することによって2重積分を求めることができる。2
2重積分を用いて、簡単な立体の体積を求めることができる。2
独立試行の確率、余事象の確率、確率の加法定理、排反事象の確率を理解し、簡単な場合について、確率を求めることができる。2
条件付き確率、確率の乗法定理、独立事象の確率を理解し、簡単な場合について確率を求めることができる。2
1次元のデータを整理して、平均・分散・標準偏差を求めることができる。2

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力10000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000