化学ⅠA

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 化学ⅠA
科目番号 0110 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 一般科目 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 検定教科書「新版 化学基礎」,「新版 化学」(実教出版),問題集「エクセル化学総合版」(実教出版)
担当教員 松田 若菜,小島 広孝

到達目標

1 物質と化学について理解する。
2 物質の構成について理解する。
3 物質と化学結合について理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1物質と化学について十分に理解している。物質と化学について基本を理解している。物質と化学について理解していない。
評価項目2物質の構成について十分に理解している。物質の構成について基本を理解している。物質の構成について理解していない。
評価項目3物質と化学結合について十分に理解している。物質と化学結合について基本を理解している。物質と化学結合について理解していない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (A) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (D) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
化学に関する基本的な事項、物質の構成について理解する。

授業の進め方・方法:
【授業方法】
・授業は講義に演習や小テストを取り入れて行う。
・必要に応じてレポート課題を出す。

【学習方法】
・黒板の内容は必ずノートに取ること。

注意点:
【定期試験の実施方法】
定期試験を行う。時間は50分とする。

【成績の評価方法・評価基準】
試験(30%)と,その他レポート・授業時の小テスト等(70%)から,総合的に成績を評価する。到達目標への到達度を評価基準とする。

【履修上の注意】
毎週,電卓を持参すること。

【教員の連絡先】
研 究 室  A棟2階 (A-212)
内線電話  8940
e-mail: h.kojimaアットマークmaizuru-ct.ac.jp (アットマークは@に変えること。)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 シラバスの説明、化学と人間生活
2週 物質の種類と性質、物質と元素、物質の三態
3週 原子の構造
4週 イオンの生成
5週 周期表
6週 イオン結合
7週 イオン結晶
8週 理解度確認
2ndQ
9週 共有結合と分子間力
10週 共有結合からなる物質
11週 金属結合1
12週 金属結合2
13週 結晶の分類
14週 化学結合と身のまわりの物質
15週 演習
16週 (15週目の後に期末試験を実施)
期末試験返却・到達度確認

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力自然科学化学(一般)化学(一般)物質が原子からできていることを説明できる。3前1
単体と化合物がどのようなものか具体例を挙げて説明できる。3前2
同素体がどのようなものか具体例を挙げて説明できる。3前2
純物質と混合物の区別が説明できる。3前2
混合物の分離法について理解でき、分離操作を行う場合、適切な分離法を選択できる。3前2
物質を構成する分子・原子が常に運動していることが説明できる。3前2
水の状態変化が説明できる。3前2
物質の三態とその状態変化を説明できる。3前2
原子の構造(原子核・陽子・中性子・電子)や原子番号、質量数を説明できる。3前3
同位体について説明できる。3前3
放射性同位体とその代表的な用途について説明できる。3前3
原子の電子配置について電子殻を用い書き表すことができる。3前3
価電子の働きについて説明できる。3前4
原子のイオン化について説明できる。3前4
代表的なイオンを化学式で表すことができる。3前4
原子番号から価電子の数を見積もることができ、価電子から原子の性質について考えることができる。3前4
元素の性質を周期表(周期と族)と周期律から考えることができる。3前5
イオン式とイオンの名称を説明できる。3前4
イオン結合について説明できる。3前6
イオン結合性物質の性質を説明できる。3前7
イオン性結晶がどのようなものか説明できる。3前7
共有結合について説明できる。3前9
構造式や電子式により分子を書き表すことができる。3前9
自由電子と金属結合がどのようなものか説明できる。3前11
金属の性質を説明できる。3前12
化学実験化学実験実験の基礎知識(安全防具の使用法、薬品、火気の取り扱い、整理整頓)を持っている。3前1
事故への対処の方法(薬品の付着、引火、火傷、切り傷)を理解し、対応ができる。3前1
測定と測定値の取り扱いができる。3前2
有効数字の概念・測定器具の精度が説明できる。3前2
ガラス器具の取り扱いができる。3前15
基本的な実験器具に関して、目的に応じて選択し正しく使うことができる。3前15
試薬の調製ができる。3前15

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合30000700100
基礎的能力30000700100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000