到達目標
① 青年期の意義を学び,現代社会における人生の意味を説明できる。
② 科学技術の進展が社会に与えた影響を説明できる。
③ 近代の「ものの見方」の特徴を説明できる。
④ 現代社会の多様な人間観・世界観を説明できる。
⑤ 多様な古代中国思想の現代における意義を説明できる。
⑥ 人間心理をめぐる思想を説明できる。
⑦ 際立った人間観の思想を学び,人間存在の理解を深める。
⑧ 宗教の意義を説明できる。
⑨ 日本の宗教・日本文化の特徴を説明できる。
⑩ ユダヤ・キリスト教の思想としての特質を説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 青年期の意義を学び,現代社会における人生の意味を説明できる。 | 青年期の意義を学び,現代社会における人生の意味を理解できる。 | 青年期の意義を学び,現代社会における人生の意味を理解できない。 |
評価項目2 | 科学技術の進展が社会に与えた影響を説明できる。 | 科学技術の進展が社会に与えた影響を理解できる。 | 科学技術の進展が社会に与えた影響を理解できない。 |
評価項目3 | 近代の「ものの見方」の特徴を説明できる。 | 近代の「ものの見方」の特徴を理解できる。 | 近代の「ものの見方」の特徴を理解できない。 |
評価項目4 | 現代社会の多様な人間観・世界観を説明できる。 | 現代社会の多様な人間観・世界観を理解できる。 | 現代社会の多様な人間観・世界観を理解できない。 |
評価項目5 | 多様な古代中国思想の現代における意義を説明できる。 | 多様な古代中国思想の現代における意義を理解できる。 | 多様な古代中国思想の現代における意義を理解できない。 |
評価項目6 | 人間心理をめぐる思想を説明できる。 | 人間心理をめぐる思想を理解できる。 | 人間心理をめぐる思想を理解できない。 |
評価項目7 | 際立った人間観の思想を説明できる。 | 際立った人間観の思想を理解できる。 | 際立った人間観の思想を理解できない。 |
評価項目8 | 宗教の意義を説明できる。 | 宗教の意義を理解できる。 | 宗教の意義を理解できない。 |
評価項目9 | 日本の宗教・日本文化の特徴を説明できる。 | 日本の宗教・日本文化の特徴を理解できる。 | 日本の宗教・日本文化の特徴を理解できない。 |
評価項目10 | ユダヤ・キリスト教の思想としての特質を説明できる。 | ユダヤ・キリスト教の思想としての特質を理解できる。 | ユダヤ・キリスト教の思想としての特質を理解できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
現在,あまりにも常識的で,当たり前と考えている「ものの見方」も,実は特定の歴史的,文化的背景の産物に他ならないことを学ぶことで,相対立する多様な価値観や生き方を理解し,主体的に考える基盤を養いたい。
授業の進め方・方法:
配布する資料・レジュメに沿って説明する。現代の諸問題と密接に結びつけて解説する。とくに前期は、時事の出来事やニュースを頻繁にプリントで取り上げるため、進度に変更が生じる。 1.授業のはじめに,前回の授業内容とその日の学習事項・ポイントを確認する。 2.「自己理解」に役立つよう,様々な問題を自分に引きつけて自らの問題として考え講義を受ける。 3.学生各人は,質問に積極的に答えるとともに,自ら積極的に質問し,授業に主体的に参加するように努める。
注意点:
【評価方法・評価基準】前期・後期ともそれぞれ2回の定期試験によって評価する。ただし,前期は2回の定期試験それぞれを同じ重みで評価するが,後期は中間試験を4割,仕上げとなる学年末試験を6割として計算する。なお,到達目標の各項目について,キーワードを十分に理解していることを到達度の評価基準とする。 【備考】過去問題は,読み物としても耐えうるもので,問題集や参考書代わりに活用でき,理解の指針ともなる。なお,古代ギリシャ~19世紀の西洋哲学史は,4年次哲学の授業で体系的に学習する。 教科書(a)は,身近なテーマに満ちており,各自で読み進んでほしい。
研究室 B棟3階(B-307)
内線電話 8909
e-mail: tarutaniアットマークmaizuru-ct.ac.jp (アットマークは@に変えること。)
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
シラバス内容の説明,倫理と人間論 |
現代社会の多様な人間観・世界観を説明できる。
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2週 |
青年期1 「子ども」,通過儀礼 |
青年期の意義を学び,現代社会における人生の意味を説明できる。 近代の「ものの見方」の特徴を説明できる。
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3週 |
青年期2 モラトリアム,アイデンティティ |
青年期の意義を学び,現代社会における人生の意味を説明できる。 人間心理をめぐる思想を説明できる。
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4週 |
「近代」という時代 宗教改革,「近代」科学革命,個人主義 |
科学技術の進展が社会に与えた影響を説明できる。 近代の「ものの見方」の特徴を説明できる。
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5週 |
「現代」という時代1 国民国家,自民族中心主義,他文化主義 |
近代の「ものの見方」の特徴を説明できる。 現代社会の多様な人間観・世界観を説明できる。
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6週 |
「現代」という時代2 現代米国の政治哲学 |
科学技術の進展が社会に与えた影響を説明できる。 現代社会の多様な人間観・世界観を説明できる。
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7週 |
「現代」という時代3 生命倫理,メディア・リテラシー |
科学技術の進展が社会に与えた影響を説明できる。 現代社会の多様な人間観・世界観を説明できる。
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8週 |
前期中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
諸子百家1 古代中国思想の特質(敬天と崇祖) |
多様な古代中国思想の現代における意義を説明できる。
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10週 |
諸子百家2 孔子(仁と礼) |
多様な古代中国思想の現代における意義を説明できる。
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11週 |
諸子百家3 儒家の展開(先進と後進) |
多様な古代中国思想の現代における意義を説明できる。
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12週 |
諸子百家4 孟子と荀子(本性論の展開) |
多様な古代中国思想の現代における意義を説明できる。
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13週 |
諸子百家5 法家(徳治主義と法治主義) |
多様な古代中国思想の現代における意義を説明できる。
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14週 |
諸子百家6 墨子(兼愛交利,非攻,鬼神論) |
多様な古代中国思想の現代における意義を説明できる。
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15週 |
諸子百家7 老子,荘子(存在論,無為自然,万物斉同) |
多様な古代中国思想の現代における意義を説明できる。
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16週 |
前期期末試験 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | 化学(一般) | 化学(一般) | 物質を構成する分子・原子が常に運動していることが説明できる。 | 2 | |
水の状態変化が説明できる。 | 2 | |
物質の三態とその状態変化を説明できる。 | 2 | |
ボイルの法則、シャルルの法則、ボイル-シャルルの法則を説明でき、必要な計算ができる。 | 2 | |
気体の状態方程式を説明でき、気体の状態方程式を使った計算ができる。 | 2 | |
原子番号から価電子の数を見積もることができ、価電子から原子の性質について考えることができる。 | 2 | |
元素の性質を周期表(周期と族)と周期律から考えることができる。 | 2 | |
電離について説明でき、電解質と非電解質の区別ができる。 | 2 | |
質量パーセント濃度の説明ができ、質量パーセント濃度の計算ができる。 | 2 | |
モル濃度の説明ができ、モル濃度の計算ができる。 | 2 | |
ダニエル電池についてその反応を説明できる。 | 2 | |
鉛蓄電池についてその反応を説明できる。 | 2 | |
一次電池の種類を説明できる。 | 2 | |
二次電池の種類を説明できる。 | 2 | |
電気分解反応を説明できる。 | 2 | |
電気分解の利用として、例えば電解めっき、銅の精錬、金属のリサイクルへの適用など、実社会における技術の利用例を説明できる。 | 2 | |
ファラデーの法則による計算ができる。 | 2 | |
化学実験 | 化学実験 | 実験の基礎知識(安全防具の使用法、薬品、火気の取り扱い、整理整頓)を持っている。 | 1 | |
事故への対処の方法(薬品の付着、引火、火傷、切り傷)を理解し、対応ができる。 | 1 | |
レポート作成の手順を理解し、レポートを作成できる。 | 2 | |
代表的な気体発生の実験ができる。 | 1 | |
代表的な無機化学反応により沈殿を作り、ろ過ができる。 | 2 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 50 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 50 |