アート&デザインⅠ

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 アート&デザインⅠ
科目番号 0126 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 一般科目 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 酒井忠康、勝井三雄,直江俊雄,森山明子ほか共著「美術1」(光村図書出版)
担当教員 竹原 豊

到達目標

1. もの(対象)をよく見て客観的に描写
2. 感動や思考を交えて対象を主観的に表現
3. 表現の内容や方法に意図・工夫・創作を込める
4. 描画材(物質的特性)や描画行為(身体性)を考察
5. 空想やイメージを表現 画面の構成
6. 色彩と形態と空間構成による表現 抽象的な表現
7. 柔軟で豊かな発想や感性や表現,創作欲を育む

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1もの(対象)をよく見て客観的に描写できるもの(対象)を見て、客観的に描写しようとするもの(対象)をよく見ず、見える通りに描こうとしない、描けない
評価項目2感動や思考を交えて対象を主観的に表現できる少しの感動や思考を交えて対象を主観的に表現しようと工夫する感動や思考を生めず、交えず、表現を工夫しようとしない
評価項目3表現の内容や方法に、意図、工夫、創作を込めることができる表現の内容や方法に、意図、工夫、創作を込めようと努力する表現の内容や方法に、意図、工夫、創作を込めようと努力しない
評価項目4描画材(物質的特性)や描画行為(身体性)を考察し、発見した内容を活かして創作することができる描画材(物質的特性)や描画行為(身体性)を考察し、自分の創作に活かそうと努力できる描画材(物質的特性)や描画行為(身体性)を考察工夫せず、作品や表現に応用しようとしない
評価項目5空想やイメージを豊かに描出表現し、自由に、工夫した画面の構成を生み出せる空想やイメージを着想し、自由に描いて画面の構成を工夫しようとする空想やイメージを多様に描けず、自由な画面構成ができない
評価項目6具象的なモデルの描写ではなく、色彩と形態と空間構成による表現や抽象的な表現ができる具象的にモデルを描写せず、色彩と形態と空間構成による表現を工夫し、抽象的に表現しようとする具象的にモデルを描き、色彩、形態、空間構成の表現や工夫に無関心で抽象的な表現が理解できない
評価項目7柔軟で豊かな発想や感性や表現、創作欲を身につけ、発揮する新鮮で個性的な発想や感性や表現、工夫意欲などが感じとれる発想や感性や表現が、消極的で特徴工夫がなく、創作意欲がない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
描写 表現 イメージ構想 色彩 構成 美 自分表現 創造など、美術造形表現の基礎を学習。
授業の進め方・方法:
テーマの説明、参照作品(図版)解説紹介やヒントの提示、試作習作・作品制作等により行う。
注意点:
【成績の評価方法・評価基準】
作品やプランに関し 1.課題の理解度と作品制作意欲 工夫や努力 完成度 2.表現力 
発想・構想を生む力 3.制作造形の技能 絵画空間構成力 色彩の感性 を上述の到達目標に基づき評価
【備考】
太芯の鉛筆を多用。その所有持参(購入)を求める。画用紙など画材の費用負担を求める。

研究室 非常勤講師控室
内線電話 
e-mail:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 シラバス内容の説明 アート(高校美術)の概要のガイダンス
2週 モデルのかたちをよく見て鉛筆で描く もの(対象)をよく見て客観的に描写
3週 環境(風景 学内施設)または人物(友人 自画像)を描く もの(対象)をよく見て客観的に描写
4週 モデルの色・陰影・量感・質感・実在感・親近感などを描き出す ・感動や思考を交えて対象を主観的に表現
・表現の内容や方法に意図・工夫・創作を込める
5週 鑑賞(名作絵画 絵画表現 画家) 表現の内容や方法に意図・工夫・創作を込める
6週 モデルに関する深い感動や強い印象を表現 表現のための変形工夫の試み ・感動や思考を交えて対象を主観的に表現
・表現の内容や方法に意図・工夫・創作を込める
7週 鉛筆自体の表現力,その描線・色の濃淡などの魅力を探る ・表現の内容や方法に意図・工夫・創作を込める
・描画材(物質的特性)や描画行為(身体性)を考察
8週 鉛筆による「描画作業絵画」 ・表現の内容や方法に意図・工夫・創作を込める
・描画材(物質的特性)や描画行為(身体性)を考察
2ndQ
9週 鑑賞(19~21世紀の美術 美術館) ・表現の内容や方法に意図・工夫・創作を込める
・色彩と形態と空間構成による表現 抽象的な表現
・柔軟で豊かな発想や感性や表現,創作欲を育む
10週 空想・幻想を描く 空想やイメージを表現 画面の構成
11週 色の基礎知識ガイダンス 黒のトーン(濃淡)表現 色彩と形態と空間構成による表現 抽象的な表現
12週 色の視覚的印象や情感イメージの表現 色彩を構成する 色彩と形態と空間構成による表現 抽象的な表現
13週 色の視覚的印象や情感イメージの表現 色彩を構成する 色彩と形態と空間構成による表現 抽象的な表現
14週 「自分の今 高専生生活 関心事 時代 夢」などを構成表現 ・空想やイメージを表現 画面の構成
・色彩と形態と空間構成による表現 抽象的な表現
・柔軟で豊かな発想や感性や表現,創作欲を育む
15週 「自分の今 高専生生活 関心事 時代 夢」などを構成表現 ・空想やイメージを表現 画面の構成
・色彩と形態と空間構成による表現 抽象的な表現
・柔軟で豊かな発想や感性や表現,創作欲を育む
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性身内の中で、周囲の状況を改善すべく、自身の能力を発揮できる。 1
総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力クライアントの要求を解決するための設計解を作り出すプロセス理解し、設計解を創案できる。さらに、創案した設計解が要求を解決するものであるかを評価しなければならないことを理解する。1
クライアントの要求を解決するための設計解を作り出すプロセスを理解し、設計解を創案できる。さらに、創案した設計解が要求を解決するものであるかを評価しデザインすることができる。1

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合000107020100
基礎的能力0005351050
専門的能力0005351050
分野横断的能力0000000