世界史Ⅰ

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 世界史Ⅰ
科目番号 0141 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 一般科目 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 『世界史B 新訂版』(実教出版)
担当教員 牧野 雅司

到達目標

1 民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。
2 近代化を遂げた欧米諸国が、20世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。
3 帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。
4 20世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。
5 科学技術が社会に与えてきた影響をもとに、技術者の役割や責任を説明できる。
6 科学者や技術者が、様々な困難を克服しながら技術の発展に寄与した姿を通し、技術者の使命・重要性について説明できる。
7 それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。
8 異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。
9 それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について十分考察できる。民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できない。
評価項目2近代化を遂げた欧米諸国が、19世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を十分説明できる。近代化を遂げた欧米諸国が、20世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。近代化を遂げた欧米諸国が、21世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できない。
評価項目3帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について十分考察できる。帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できない。
評価項目419世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を十分説明できる。20世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。21世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を十分説明できない。
評価項目5科学技術が社会に与えてきた影響をもとに、技術者の役割や責任を十分説明できる。科学技術が社会に与えてきた影響をもとに、技術者の役割や責任を説明できる。科学技術が社会に与えてきた影響をもとに、技術者の役割や責任を説明できない。
評価項目6科学者や技術者が、様々な困難を克服しながら技術の発展に寄与した姿を通し、技術者の使命・重要性について十分説明できる。科学者や技術者が、様々な困難を克服しながら技術の発展に寄与した姿を通し、技術者の使命・重要性について説明できる。科学者や技術者が、様々な困難を克服しながら技術の発展に寄与した姿を通し、技術者の使命・重要性について説明できない。
評価項目7それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを十分認識している。それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識できない。
評価項目8異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて十分解釈できる。異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できない。
評価項目9それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について十分説明できる。それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (E) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (F) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
現代の世界の基礎を作った近現代の世界史について,18世紀以降の世界の動きを概観することにより,基礎的な知識を獲得し,歴史的な考察能力を高める。
授業の進め方・方法:
授業は講義形式で行う。
注意点:
【成績の評価方法・評価基準】
成績評価は,中間および期末試験の結果により評価する(100%)。到達目標の習得度を評価基準とする。

【備考】
板書を写すだけでなく,授業の内容をよく聞き,適宜メモを取ること。

【教員の連絡先】
研究室 B棟3階(B-309)
内線電話 8903
e-mail: m.makinoアットマークmaizuru-ct.ac.jp (アットマークは@に変えること。)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 シラバス内容の説明,世界史を学ぶにあたって 1 民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。
7 それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。
8 異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。
2週 環大西洋革命とパクス=ブリタニカ(1) 1 民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。
2 近代化を遂げた欧米諸国が、20世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。
5 科学技術が社会に与えてきた影響をもとに、技術者の役割や責任を説明できる。
6 科学者や技術者が、様々な困難を克服しながら技術の発展に寄与した姿を通し、技術者の使命・重要性について説明できる。
7 それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。
3週 環大西洋革命とパクス=ブリタニカ(2) 1 民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。
2 近代化を遂げた欧米諸国が、20世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。
5 科学技術が社会に与えてきた影響をもとに、技術者の役割や責任を説明できる。
6 科学者や技術者が、様々な困難を克服しながら技術の発展に寄与した姿を通し、技術者の使命・重要性について説明できる。
8 それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識し_x0000_က뫸놗
4週 環大西洋革命とパクス=ブリタニカ(3) 1 民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。
2 近代化を遂げた欧米諸国が、20世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。
5 科学技術が社会に与えてきた影響をもとに、技術者の役割や責任を説明できる。
6 科学者や技術者が、様々な困難を克服しながら技術の発展に寄与した姿を通し、技術者の使命・重要性について説明できる。
9 それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識し_x0000__x0000__x0000__x0000_
5週 近代ヨーロッパ・アメリカの国民国家(1) 1 民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。
2 近代化を遂げた欧米諸国が、20世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。
3 帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。
5 科学技術が社会に与えてきた影響をもとに、技術者の役割や責任を説明できる。
7 それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。
8 異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。
6週 近代ヨーロッパ・アメリカの国民国家(2) 1 民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。
2 近代化を遂げた欧米諸国が、20世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。
3 帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。
5 科学技術が社会に与えてきた影響をもとに、技術者の役割や責任を説明できる。
7 それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。
8 異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。
7週 まとめと復習 1 民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。
7 それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。
8 異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 前期中間試験問題の解答と解説 1 民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。
7 それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。
8 異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。
10週 ヨーロッパの帝国主義(1) 1 民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。
2 近代化を遂げた欧米諸国が、20世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。
3 帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。
5 科学技術が社会に与えてきた影響をもとに、技術者の役割や責任を説明できる。
7 それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。
8 異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。
9 それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。
11週 ヨーロッパの帝国主義(2) 1 民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。
2 近代化を遂げた欧米諸国が、20世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。
3 帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。
5 科学技術が社会に与えてきた影響をもとに、技術者の役割や責任を説明できる。
8 それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識して_x0000_က_x0000__x0000__x0000_က_x0013__x0000__x0000_က_x0000__x0000__x0000_က_x0012__x0000__x0000__x0000_ߝ_x0000__x0000__x0000__x0000__x0000_繣D_x0016__x0000__x0000__x0000__x0000__x0000__x0000_က铰놯߹瀀_x000F__x0000__x0000__x0000_ߞ_x0000__x0000__x0000__x0000__x0000__x0017__x0000_Ԃƀ߹ _x0000__x0000__x0000_က_x0000__x0000__x0000_က_x000C__x0000__x0000__x0000_Ɗ_x0000__x0000__x0000__x0000__x0000_繣D_x0016__x0000__x0000_㿰_x0000__x0000__x0000_က_x0000__x0000__x0000_က _x0000__x0000__x0000_ߟ_x0000_
12週 西アジアの改革運動 1 民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。
2 近代化を遂げた欧米諸国が、20世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。
3 帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。
5 科学技術が社会に与えてきた影響をもとに、技術者の役割や責任を説明できる。
9 それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識して_x0000_က_x0000__x0000__x0000_က_x0012__x0000__x0000__x0000__x0000__x0000__x0000__x0000__x0000__x0000__x0000__x0000__x0000__x0000__x0000__x0000__x0000__x0000__x0000__x0000_뺰馱翿_x0000__x0000__x0000__x0000__x0000__x0000__x0000__x0000__x0000__x0000__x0000__x0000__x0000__x0000__x0000__x0000__x0000__x0000__x0000__x0000__x0000__x0000__x0000__x0000__x0000_뺐馱翿_x0000_뻐馱翿_x0000__xFFFF__xFFFF__xFFFF__xFFFF_썐馱翿_x0000__x0000__x0000__x0000__x0000__x0000__x0000__x0000__x0000_뾐馱翿_x0000_삐馱翿_x0000__x0000__x0000__x0000__x0000__x0000__x0000_
13週 アフリカの分割と抵抗 1 民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。
2 近代化を遂げた欧米諸国が、20世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。
3 帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。
5 科学技術が社会に与えてきた影響をもとに、技術者の役割や責任を説明できる。10 それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識してĂ㥹ĆćĈĉĊċČčĎďĐđĒēĔĕĖėĘęĚěĜĝĞğĠġĢģĤĥĦħĨĩĪīĬĭĮįİıIJijĴĵĶķĸĹĺĻļĽľĿŀŁłŃńŅņŇňʼnŊŋŌōŎŏŐőŒœŔŕŖŗŘřŚ瀀蓯놱
14週 インド・東南アジアの植民地化と民族運動 1 民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。
2 近代化を遂げた欧米諸国が、20世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。
3 帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。
5 科学技術が社会に与えてきた影響をもとに、技術者の役割や責任を説明できる。11 それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識してĂ㥹ĆćĈĉĊċČčĎďĐđĒēĔĕĖėĘęĚěĜĝĞğĠġĢģĤĥĦħĨĩĪīĬĭĮįİıIJijĴĵĶķĸĹĺĻļĽľĿŀŁłŃńŅņŇňʼnŊŋŌōŎŏŐőŒœŔŕŖŗŘřŚ]⻠ᬱ
15週 まとめと復習 1 民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。
7 それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。
8 異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。
16週 前期期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地理歴史的分野民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。3
近代化を遂げた欧米諸国が、19世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。3
帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。3
19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。3
工学基礎技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史科学技術が社会に与えてきた影響をもとに、技術者の役割や責任を説明できる。3
科学者や技術者が、様々な困難を克服しながら技術の発展に寄与した姿を通し、技術者の使命・重要性について説明できる。3
グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。3
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。3
それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力10000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000