保健体育Ⅱ

科目基礎情報

学校	舞鶴工業高等専門学校	開講年度	平成31年度 (2019年度)
授業科目	保健体育Ⅱ
科目番号	0152	科目区分	一般 / 必修
授業形態	授業	単位の種別と単位数	履修単位: 2
開設学科	一般科目	対象学年	2
開設期	通年	週時間数	2
教科書/教材	教科書　和唐正勝他著「現代保健体育」/　教材　近畿地区高等専門学校体育研究会編「保健体育概論（改訂増補版）」
担当教員	木村 健二,石角 政訓

到達目標

1.積極的に運動し，運動を楽しみ，協力や責任を果すことができる。
2.課題の解決を目指し，活動を工夫できる。
3.運動技術を理解し，運動技能を高めることができる。
4.技術･健康･体力に関する事項を理解し，身につけることができる。

ルーブリック

	理想的な到達レベルの目安	標準的な到達レベルの目安	未到達レベルの目安
評価項目1	積極的に運動し，運動を楽しみ，協力や責任を果すことができる。	運動し，運動を楽しみ，協力や責任を果すことができる。	運動し，運動を楽しみ，協力や責任を果すことができない。
評価項目2	積極的に課題の解決を目指し，活動を工夫できる。	課題の解決を目指し，活動を工夫できる。	課題の解決を目指し，活動を工夫できない。
評価項目3	積極的に運動技術を理解し，運動技能を高めることができる。	運動技術を理解し，運動技能を高めることができる。	運動技術を理解し，運動技能を高めることができない。
評価項目4	十分に技術･健康･体力に関する事項を理解し，身につけることができる。	技術･健康･体力に関する事項を理解し，身につけることができる。	技術･健康･体力に関する事項を理解し，身につけることができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (E) （技術者に必要な人間性，国際性，協調性及び英語による基礎的なコミュニケーション能力を身につける。）

教育方法等

概要:

健康・安全や運動についての理解と運動の合理的・計画的な実践を通して，生涯にわたる豊かなスポーツライフを維持する資質や能力を育てると共に，明るく豊かで活力のある生活を営む態度を育てることを目的とする。

授業の進め方・方法:

授業内容については天候等により順序変更を行う。体調の変化について自己管理すると同時に，担当教員に報告し，健康および安全に留意して授業に参加する。

注意点:

【評価方法】1.関心･意欲･態度，2.思考･判断，3.運動の技能，4.知識･理解，の４つの観点から，実技点75%および理論試験（後期期末試験）25%の比率で評価する。

【連絡先】内線電話：8910(小野)、8915(木村)
e-mail：[e-mail]　または　[e-mail]

授業計画

		週	授業内容	週ごとの到達目標
前期
	1stQ
		1週	シラバス内容の説明，オリエンテーション，体力トレーニング	到達目標1~3：シラバスおよび授業実施の方法について理解する。トレーニング方法の理解と実践ができる。
		2週	サッカー　基本技術の習得	到達目標1~3：キック、トラップ、ドリブルの方法についての理解と実践ができる。
		3週	サッカー　基本技術の発展	到達目標1~3：基本技術をパスへと発展させることができ実践ができる。
		4週	サッカー　基本技術とミニゲーム	到達目標1~3：習得した個人技術をゲームで実践ができる。
		5週	サッカー　ゲーム技術・戦術の習得	到達目標1~3：FW, MF,DFのポジションと役割を理解と実践ができる。
		6週	サッカー　個人技テスト（リフティング、ドリブルシュート）	到達目標1~3：習得した個人技能が実践できる。
		7週	サッカー　ゲームテスト（ゲーム戦術テスト）	到達目標1~3：ポジションの役割を理解し、ゲームの中で実践できる。
		8週	レポート（スポーツの科学）	到達目標4：昨今の知見に基づいたスポーツ科学について説明ができる。
	2ndQ
		9週	水泳　オリエンテーションと水慣れ	到達目標1~3：プール利用の決まりと安全管理を理解する。
		10週	水泳　基礎１（クロール, 平泳ぎ, 背泳ぎ, バタフライ, 潜水の泳法練習）	到達目標1~3：各泳法の技術の理解と実践ができる。
		11週	水泳　基礎２（プルブイ・ビート板による基礎泳法技術の習得と25ｍ泳）	到達目標1~3：各泳法のより高い技術を習得する。
		12週	水泳　基礎３（基礎泳法の定着, 長距離泳175ｍ）	到達目標1~3：長距離泳を積極的に実践する。
		13週	水泳　テスト種目の練習（クロール, 平泳ぎ, 背泳ぎ, バタフライ, 潜水, 25ｍ自由形, 150泳）	到達目標1~3：積極的に実践する。
		14週	水泳　テスト（潜水, 各種泳法）	到達目標1~3：習得した技術を発揮できる。
		15週	水泳　テスト（長距離泳）	到達目標1~3：習得した技術を発揮できる。
		16週
後期
	3rdQ
		1週	シラバス内容の説明，バスケットボール基本技術の習得	到達目標1~3：持久走の生理学的理解と安全管理を理解する。バスケットボールのシュート技術を理解し実践する。
		2週	長距離：持久走，バスケットボール　ゲームと基本技術	到達目標1~3：持久走の積極的な実践。３ on 3によりゲーム技術を理解し、実践できる。
		3週	長距離：持久走，バスケットボール　ゲーム技術・戦術の習得	到達目標1~3：積極的に持久能力の向上を養う。オフェンスとデイフェンスの陣形を理解し、実践できる。
		4週	長距離：持久走テスト，バスケットボール　ゲーム技術・戦術の習得	到達目標1~3：養った持久力を発揮する。より高度で得点つながるゲームを実践できる。
		5週	バスケットボール　テスト（基本技術テスト）	到達目標1~3：ジャンプシュート、ドリブル、ランニングシュートがよりよく実践できる。
		6週	バスケットボール　テスト（ゲーム戦術テスト）	到達目標1~3：ゲームを楽しみ、より高度なゲーム展開を目指す。習得した技術をゲームで実践できる。
		7週	バドミントン（基本技術の習得，ダブルスゲーム法）	到達目標1~3：基本技術を理解し、習得する。
		8週	バドミントン（基本技術の習得，ダブルスゲーム法）	到達目標1~3：基本技術を理解し、習得する。
	4thQ
		9週	バドミントン（基本技術の習得，ゲーム法）	到達目標1~3：基本技術を向上させる。
		10週	保健体育理論　感染症	到達目標4：感染症の健康問題を説明できる。
		11週	バドミントン（基本技術の習得、ダブルスゲーム）	到達目標1~3：基本技術を向上させ、ゲームに生かす。
		12週	保健体育理論　生活習慣病と体脂肪	到達目標4：生活習慣病の健康問題を説明できる。
		13週	バドミントン（リーグ戦ゲーム）	到達目標1~3：ゲームを楽しみ、より高度なゲーム展開を目指す。
		14週	保健体育理論　体力の要素とトレーニング	到達目標4：体力の要素ついて説明し、体力を向上するためのトレーニングについて説明できる。
		15週	バドミントン（リーグ戦ゲーム）	到達目標1~3：ゲームを楽しみ, より高度なゲーム展開を目指す。
		16週

評価割合

	試験	レポート	平常点	合計
総合評価割合	25	5	70	100
配点	25	5	70	100