総合国語ⅡB(M、S)

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 総合国語ⅡB(M、S)
科目番号 0161 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 一般科目 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:『高等学校改訂版現代文B』(第一学習社) 参考書:『新版四訂新訂総合国語便覧』(第一学習社),『新しい常用漢字』(数研出版), 『改訂版 漢字とことば 国語学習課題』(尚文出版)
担当教員 田村 修一

到達目標

1 常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。
2 類義語・対義語を思考や表現に活用できる。
3 専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。
4 高度な文章を読み解くことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1常用漢字の音訓を正しく使え、主な常用漢字が書けることが顕著にできるようになった。常用漢字の音訓を正しく使え、主な常用漢字が書けると認められる。常用漢字の音訓を正しく使え、主な常用漢字が書けると認められない。
評価項目2読書週間の形成をとおして感受性を培い、新たな言葉やものの見方を顕著に習得した。読書週間の形成をとおして感受性を培い、新たな言葉やものの見方を習得したと認められる。読書週間の形成をとおして感受性を培い、新たな言葉やものの見方を習得できない。
評価項目3専門の分野に関する用語を思考や表現に顕著に活用できる。専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できない。
評価項目4高度な文章を読み解くことが顕著にできる。高度な文章を読み解くことができる。高度な文章を読み解くことができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (E) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
高度な評論・文学作品を精読していく。高校3年レベルの検定教科書の作品を中心に採りあげる。作文課題も与えられる。常用漢字、類義語・対義語に関わる小テストも適宜行う。

授業の進め方・方法:
【授業方法】
・授業は講義形式に進められる。
・常用漢字、類義語・対義語に関わる小テストも適宜行う。
・専門分野に関わるレポート課題を与える。

【学習方法】
・復習は必ず行うこと。
・小テストは実施時期・範囲を予告するので事前によく学習して臨むこと。

注意点:
【成績の評価方法・評価基準】
上述の到達目標を基準とする定期試験(70%),レポート・小テスト(15%),音読・質疑応答(15%)による総合評価。定期試験は中間・期末の2回おこなう。試験時間は50分とする。日本漢字能力検定・日本語検定等も推奨し、級に応じて加点対象とする(上限10%)。

【教員の連絡先】
研究室 B棟3階(B-303)
内線電話 8905
e-mail: tamuraアットマークmaizuru-ct.ac.jp (アットマークは@に変えること。)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 シラバス内容の説明、評論 中村雄二郎「目に見える制度と見えない制度」 1,2,4
2週 評論 中村雄二郎「目に見える制度と見えない制度」 1,2,4
3週 評論 中村雄二郎「目に見える制度と見えない制度」 1,2,4
4週 評論 夏目漱石「現代日本の開化」 1,2,4
5週 評論 夏目漱石「現代日本の開化」 1,2,4
6週 評論 夏目漱石「現代日本の開化」 1,2,4
7週 評論 夏目漱石「現代日本の開化」 1,2,4
8週 中間試験 1,2,4
4thQ
9週 中間試験返却・到達度確認、評論 大澤真幸「リスク社会とは何か」 1,2,4
10週 評論 大澤真幸「リスク社会とは何か」 1,2,3
11週 専門の分野に関する用語を思考や表現に活用したレポートの作成 1,2,4
12週 評論 丸山真男「『である』ことと『する』こと」 1,2,4
13週 評論 丸山真男「『である』ことと『する』こと」 1,2,4
14週 評論 丸山真男「『である』ことと『する』こと」 1,2,4
15週 評論 丸山真男「『である』ことと『する』こと」 1,2,4
16週 (15週目の後に期末試験を実施)
期末試験返却・達成度確認
1,2,4

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語類義語・対義語を思考や表現に活用できる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後12,後13,後14,後15,後16
専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。3後11

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合701500150100
基礎的能力701500150100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000