概要:
【学習・教育到達目標】
(A)自然科学と工学の基礎を身につける。
(D)実験・実習・演習により現象の理解を深め,実践力を身につける。
(I)責任を自覚し,互いに協力し合い,チームの目的達成に貢献できる。
物理ⅠA,ⅠBに引き続き,身の回りの様々な現象や自然の法則を理解するための,物理の基礎を学ぶ。前期は,音や光などの波動,運動量保存則,円運動について学習する。
授業の進め方・方法:
・授業は講義に適宜演習を取り入れて行う。
・必要に応じてレポート課題を出す。
・実験を行う際は4人程度のグループに分け、グループで協力して実験を行う。
注意点:
【成績の評価方法・評価基準】前期,後期とも2回の定期試験を行う。試験(80%)と,その他レポート・授業時の小テスト等(20%)から,総合的に成績を評価する。到達目標への到達度を評価基準とする。
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | 物理 | 力学 | 鉛直投射した物体の座標、速度、時間に関する計算ができる。 | 2 | |
物体の質量と速度から運動量を求めることができる。 | 3 | 前10 |
運動量の差が力積に等しいことを利用して、様々な物理量の計算ができる。 | 3 | 前10 |
運動量保存則を様々な物理量の計算に利用できる。 | 3 | 前11,前12 |
波動 | 弦の長さと弦を伝わる波の速さから、弦の固有振動数を求めることができる。 | 3 | 前1,前3 |
気柱の長さと音速から、開管、閉管の固有振動数を求めることができる(開口端補正は考えない)。 | 3 | 前3 |
共振、共鳴現象について具体例を挙げることができる。 | 3 | 前3 |
一直線上の運動において、ドップラー効果による音の振動数変化を求めることができる。 | 3 | 前4 |
自然光と偏光の違いについて説明できる。 | 3 | 前5 |
光の反射角、屈折角に関する計算ができる。 | 3 | 前5,前6,前7 |
波長の違いによる分散現象によってスペクトルが生じることを説明できる。 | 3 | 前6 |
物理実験 | 物理実験 | 測定機器などの取り扱い方を理解し、基本的な操作を行うことができる。 | 3 | 前2 |
安全を確保して、実験を行うことができる。 | 3 | 前2 |
実験報告書を決められた形式で作成できる。 | 3 | 前2 |
有効数字を考慮して、データを集計することができる。 | 3 | 前2 |
波に関する分野に関する実験に基づき、代表的な物理現象を説明できる。 | 3 | 前2 |
光に関する分野に関する実験に基づき、代表的な物理現象を説明できる。 | 3 | 前6 |