国際金融論Ⅰ

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 国際金融論Ⅰ
科目番号 0196 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 一般科目 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 奥田宏司,代田純,櫻公人編「現代国際金融 第3版 構図と解明」(法律文化社)
担当教員 呉 青姫

到達目標

1 国際金融問題の出現とその背景を理解する。
2 国際金融論の基礎となる経済学や金融論を理解する。
3 不況と金融システムの問題を理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1国際金融問題の出現とその背景を十分に理解する。国際金融問題の出現とその背景を理解する。国際金融問題の出現とその背景を理解できない。
評価項目2国際金融論の基礎となる経済学や金融論を十分に理解する。国際金融論の基礎となる経済学や金融論を理解する。国際金融論の基礎となる経済学や金融論を理解できない。
評価項目3不況と金融システムの問題を十分に理解する。不況と金融システムの問題を理解する。不況と金融システムの問題を理解できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (E) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (F) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
【授業目的】
国際金融の考え方・基礎理論の理解を通して,現代における国際金融市場の仕組みとメカニズムを学習する。また,金融の側面から世界経済の結びつきを理解できるようにする。

【Course Objectives】
The purpose of learning international finance is to think of the organizational systems and mechanisms in international financial markets by understanding the basic theory of international finance.

授業の進め方・方法:
【授業方法】
国際金融と実体経済のつながりを理解するために必要な経済学,金融論、国際経済学,国際金融論の基礎を学習する。授業では,経済新聞の記事や経済統計など身近な事例を取り上げながら講義する。一方的な講義ではなく,対話型の授業をするので,活発な発言・質問・議論への参加を期待する。

【学習方法】
事前に関連する部分のテキストを読んでおくことが望ましい。計算問題はその都度解けるようにする。国際金融問題の現実的な理解を深めるために,新聞の経済・金融面の記事を読む習慣を身につけることをお勧めする。

注意点:
【定期試験の実施方法】
定期試験は中間・期末の2回おこなう。筆記試験の形をとる。試験の時間は50分。

【成績の評価方法・評価基準】
成績は100点満点である。授業中のパフォーマンス(30%),定期試験(70%)。

【履修上の注意】
国際金融論は,経済学,金融論,国際経済学に係わる分野ですが,予備知識は必要ありませんので興味のある学生諸君は気軽に参加してください。教養科目として社会科学の知識を得たい人や将来この分野に挑戦をしたいと考えている学生を特に歓迎いたします。授業は現実の金融市場を理解するために新聞記事などをとりあげながら行い,また,課題報告の機会も設けますので活発な発言・質問・議論への参加を期待します。

【教員の連絡先】
研究室 B棟2階 非常勤講師室(B-206)
内線電話 8125
e-mail:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 国際金融とは
2週 外国為替の仕組み
3週 国際収支の考え方
4週 為替相場制と為替レート
5週 デリバティブ
6週 国際通貨制度 1固定相場制
7週 国際通貨制度 2変動相場制
8週 中間試験
2ndQ
9週 国際収支と国際金融
10週 財政金融政策と国際金融
11週 国際金融組織
12週 開放経済の対外経済取引
13週 外国為替市場と為替レート
14週 総括 1,2,3
15週 質疑応答 1,2,3
16週 (15週目の後に期末試験を実施)
期末試験返却・達成度確認

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他出席率合計
総合評価割合700000300100
基礎的能力700000300100
専門的能力00000000
分野横断的能力00000000