科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 法学
科目番号 0199 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 一般科目 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 霞信彦ほか『法学概論』(慶應義塾大学出版会、2015年4月)
担当教員 児玉 圭司

到達目標

1 民主政治の基本的原理,日本国憲法の成り立ちやその特性について理解できる。
2 「法」にまつわる論点と,その歴史的な展開について理解する。
3 「法」を扱う上での重要な原則・語句・技術について理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目11.について理解している。1.について概ね理解している。1.について理解できていない。
評価項目22.について理解している。2.について概ね理解している。2.について理解できていない。
評価項目33.について理解している。3.について概ね理解している。3.について理解できていない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (E) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (F) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
【授業目的】
1.私たちが社会生活を営む上で必要とされる法的知識(基本原則など)や論理的思考を身につける。
2.「憲法」をはじめとする代表的な法典について,その成り立ちや理念,基本原則を学ぶ。
【Course Objectives】This course is designed to provide students with
1.acquisition of legal knowledge and logical thinking needed for social life.
2.learning the structure, ideals and basic principles of the Constitution and other legal codes.
授業の進め方・方法:
【授業方法】
1.講義は配布するプリントに沿って進める。講義中,学生に対して質問への応答を求めるほか,理解度確認のための小テストやレポート等を課す(例えば,自己学習として反転授業を行う場合など)。
2.視聴したDVDについての感想文の提出や,講義の事前予習を求めることがある。
【学習方法】
1.講義中に理解できなかった部分は,配布プリントや教科書・参考書を用いて復習するほか,講義後の質疑時間などを活用してフォローすること。
注意点:
【定期試験の実施方法】
1.中間および期末に筆記試験を行う(計2回)。
2.時間は50分。
3.筆記用具以外の持ち込みは不可とする。
【成績の評価方法・評価基準】
1.中間および期末試験の結果によって評価する(80%)。
2.講義中に実施する小テストや,講義時間外に課すレポートの内容を,評価に加味する(20%)。
3.上記の到達目標に基づき,各項目の理解についての到達度を評価基準とする。
【履修上の注意】
特になし。
【学生へのメッセージ】
第1週目のガイダンスにおいて述べる。
【教員の連絡先】
教 員 名 児玉 圭司
研 究 室 A棟3階(A-302)
内線電話 8908
e-mail: kodamaアットマークmaizuru-ct.ac.jp(アットマークは@に変えること)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 シラバス内容の説明 2 「法」にまつわる論点と,その歴史的な展開について理解する。
2週 法とは何か? 2 「法」にまつわる論点と,その歴史的な展開について理解する。
3週 法思想の歴史 2 「法」にまつわる論点と,その歴史的な展開について理解する。
4週 近代法の成立と発展 2 「法」にまつわる論点と,その歴史的な展開について理解する。
3 「法」を扱う上での重要な原則・語句・技術について理解する。
5週 日本における近代西洋法の受容 2 「法」にまつわる論点と,その歴史的な展開について理解する。
3 「法」を扱う上での重要な原則・語句・技術について理解する。
6週 法源/日本における成文法① 3 「法」を扱う上での重要な原則・語句・技術について理解する。
7週 日本における成文法② 3 「法」を扱う上での重要な原則・語句・技術について理解する。
8週 前期中間試験
4thQ
9週 日本における不文法 3 「法」を扱う上での重要な原則・語句・技術について理解する。
10週 法の分類 3 「法」を扱う上での重要な原則・語句・技術について理解する。
11週 法の解釈と適用 3 「法」を扱う上での重要な原則・語句・技術について理解する。
12週 刑罰の目的 3 「法」を扱う上での重要な原則・語句・技術について理解する。
13週 裁判と刑罰をめぐる問題―死刑制度を素材として― 3 「法」を扱う上での重要な原則・語句・技術について理解する。
14週 日本国憲法の基本原理 1 民主政治の基本的原理,日本国憲法の成り立ちやその特性について理解できる。
15週 基本的人権について 1 民主政治の基本的原理,日本国憲法の成り立ちやその特性について理解できる。
16週 前期期末試験返却,到達度確認

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000200100
基礎的能力80000200100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000