国語国文Ⅰ

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 国語国文Ⅰ
科目番号 0200 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 一般科目 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 特定の教科書は用いない。適宜,レジュメ等を配布する。原稿用紙等は講義中に配布する。
担当教員 畑 恵里子

到達目標

技術者に必要な人間性,国際性,協調性及び英語による基礎的なコミュニケーション能力を身につける。
一般社会で求められる履歴書をはじめ、手紙文や自己紹介文を作成できるようにする。文脈に即した語彙を選び出し,論理的文章の作成能力の育成をめざす。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1状況に適合した語彙を用途に応じて選び出し,駆使できる。状況に適合した語彙を用途に応じて選び出し,駆使できると認められる。状況に適合した語彙を用途に応じて選び出し,駆使することができない。
評価項目2一般社会で求められる履歴書を作成できる。一般社会で求められる履歴書を作成できると認められる。一般社会で求められる履歴書を作成できない。
評価項目3適切な語彙を選択し,手紙文や自己紹介文を作成できる。適切な語彙を選択し,手紙文や自己紹介文を作成できると認められる。適切な語彙を選択し,手紙文や自己紹介文を作成できない。
評価項目4他者へ,自分の考えを遺漏なく伝達できる。他者へ,自分の考えを遺漏なく伝達できると認められる。他者へ,自分の考えを遺漏なく伝達できない。
評価項目51000字前後の論理的文章を作成できる。1000字前後の論理的文章を作成できると認められる。1000字前後の論理的文章を作成できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (E) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
一般社会で求められる日本語運用能力の向上を目的とする。話し言葉と書き言葉との相違,係り受け,略語等,学生が陥りがちな語彙を修正できるよう指導し,基礎的なアカデミックスキルの向上を目指す。就職活動を鑑み,履歴書,手紙文,自己紹介文等を指導する。ピア学習を念頭に,学生間の相互学習や相互添削を導入する。
授業の進め方・方法:
講義を中心に授業を進める。
いずれも学生間の相互学習を主とする。
注意点:
【成績の評価方法・評価基準】
定期試験(50%),小論文(20%),提出課題(30%)等による総合評価とする。
日本漢字能力検定・日本語検定等も推奨し,級に応じて加点対象とする(上限10%)。
上記の到達目標の到達度を評価基準とする。
【履修上の注意】
配布資料は毎回全て持参する。
辞書は毎回必携とする(紙媒体・電子媒体を問わない)。
【定期試験の実施方法】
定期試験(時事問題,社会問題等)の他,小論文,提出課題を総合して評価する。
【学習方法】
社会への関心と疑問とを持つように心がける。
新聞を読む習慣を身に付ける。
【キーワード】
履歴書(C.V.),自己紹介文(Self-introduction sentence), レポート(Reports),小論文(Short papers),文章技術(Sentence skills)
【学生へのメッセージ】
知識や情報に踊らされず,良い意味で,批判的に社会へ疑問を持ち続けてください。
この講義では,ほぼ毎回,執筆することになるため,みなさんの能動的な姿勢が特に求められます。
【科目の位置付け】
1.先行して履修すべき科目
古 文Ⅰ,Ⅱ
現代文Ⅰ,Ⅱ
総合国語ⅠA,ⅠB
総合国語ⅡA,ⅡB
2.後で履修する関連科目
なし
3.同時に履修する関連科目
語学関係
【連絡先】
研 究 室 B 棟 3 階(B-301)
内線電話 8904
e-mail: e.hataアットマークmaizuru-ct.ac.jp(アットマークは@にしてください)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 シラバスの説明,学生が間違えやすい表現(語彙の選択・係り受け等) 状況に適合した語彙を用途に応じて選び出し,駆使できる。
2週 履歴書の書き方 状況に適合した語彙を用途に応じて選び出し,駆使できる。
一般社会で求められる履歴書を作成できる。
3週 執筆と相互添削 状況に適合した語彙を用途に応じて選び出し,駆使できる。
一般社会で求められる履歴書を作成できる。
4週 自己紹介文・PR文の書き方 状況に適合した語彙を用途に応じて選び出し,駆使できる。
適切な語彙を選択し,手紙文や自己紹介文を作成できる。
5週 執筆と相互添削 状況に適合した語彙を用途に応じて選び出し,駆使できる。
適切な語彙を選択し,手紙文や自己紹介文を作成できる。
6週 手紙・葉書の書き方 状況に適合した語彙を用途に応じて選び出し,駆使できる。
適切な語彙を選択し,手紙文や自己紹介文を作成できる。
7週 執筆と相互添削 状況に適合した語彙を用途に応じて選び出し,駆使できる。
適切な語彙を選択し,手紙文や自己紹介文を作成できる。
8週 中間試験
2ndQ
9週 小論文 課題1「身近なテーマ」 状況に適合した語彙を用途に応じて選び出し,駆使できる。
他者へ,自分の考えを遺漏なく伝達できる。
10週 下書き 状況に適合した語彙を用途に応じて選び出し,駆使できる。
他者へ,自分の考えを遺漏なく伝達できる。
11週 相互添削と清書 状況に適合した語彙を用途に応じて選び出し,駆使できる。
1000字前後の論理的文章を作成できる。
12週 小論文 課題2「時事問題」 状況に適合した語彙を用途に応じて選び出し,駆使できる。
他者へ,自分の考えを遺漏なく伝達できる。
1000字前後の論理的文章を作成できる。
13週 下書き 状況に適合した語彙を用途に応じて選び出し,駆使できる。
他者へ,自分の考えを遺漏なく伝達できる。
1000字前後の論理的文章を作成できる。
14週 相互添削と清書 状況に適合した語彙を用途に応じて選び出し,駆使できる。
他者へ,自分の考えを遺漏なく伝達できる。
1000字前後の論理的文章を作成できる。
15週 文章の型を学ぶ 状況に適合した語彙を用途に応じて選び出し,駆使できる。
他者へ,自分の考えを遺漏なく伝達できる。
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合50000500100
基礎的能力50000500100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000