中国語Ⅱ

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 中国語Ⅱ
科目番号 0206 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 一般科目 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 黄當時・奥田寛・工藤千夏子・坂井有 著『中文 蘭風』(晃洋書房)、『精選日中・中日事典』[文庫](東方書店)
担当教員 藤井 圭美

到達目標

1 四声を聞き分け、発音することができる。
2 日本語にない音を聞き分け、発音できる。
3 ピンインの読み書きができる。
4 基礎単語500語を覚え、簡体字で表記できる。
5 単文の基本文型、簡単な日常挨拶50~80を覚える。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1四声を聞き分け、正確に発音することができる。四声を聞き分け、ある程度発音することができる。四声を聞き分け、発音することができない。
評価項目2日本語にない音を聞き分け、正確に発音できる。日本語にない音を聞き分け、ある程度発音できる。日本語にない音を聞き分け、発音できない。
評価項目3ピンインの読み書きが正確にできる。ピンインの読み書きがある程度できる。ピンインの読み書きができない。
評価項目4基礎単語500語を正確に覚え、簡体字で表記できる。基礎単語500をほぼ覚え、簡体字で表記できる。基礎単語500を憶えられない。
評価項目5単文の基本文型、簡単な日常挨拶80を覚えた。単文の基本文型、簡単な日常挨拶50は覚えた。単文の基本文型、簡単な日常挨拶50も覚えられない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (E) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
【授業目的】
 中国語(普通語)のピンイン(表音ローマ字)をマスターし、基礎的な単語・文法事項を身に付ける。
 その後更に学習を進め、いずれは中国語でコミュニケーションできる能力を養っていく上での基礎固めをする。

【Course Objectives】
 The aim of this class is to master the standard Chinese Phonetic Alphabet and the basic grammar in order to understand China and the Chinese people.
授業の進め方・方法:
【授業方法】
 はじめの1ヶ月で、中国語の発音の基本的なところを習得。2ヶ月目からはテキストに沿って文法事項の説明や練習問題を進めていく。その他適宜、中国の今を伝える資料やDVDを用いながら、中国の社会・文化や人々について考える。授業中は「多听,多说,多写,多看」(たくさん聞き、たくさん話し、たくさん書き、たくさん見る)で、楽しみながら中国語を身に付けられるようにしたい。

【学習方法】
 日本の漢字と中国の簡体字では形が大きく異なり、また、形が同じ漢字でも意味がまったく違ったりするので、注意が必要である。日本語に比べ、一つ一つの音を口を大きく開けてはっきり発音する言語であるので、恥ずかしがらず発音練習してほしい。
注意点:
【定期試験の実施方法】
定期試験は年4回実施する。時間は50分とする。

【定期試験の実施方法】
定期試験は年4回実施する。時間は50分とする。

【成績の評価方法・評価基準】
 成績の評価方法は、前期・後期とも各単元の小テストや必要に応じて課すレポート課題の内容の評価(20%)、期末試験の成績(80%)の合計をもって総合成績とする。到達目標に基づき、前期は基本的な発音や単語の習得、後期は基礎的な単語や基本文型の応用力(日→中、中→日の翻訳力等)についての到達度を評価基準とする。

【履修上の注意】
 毎回必ず辞書を持参し、自ら活用するよう努めること。

【学生へのメッセージ】
 昨今「爆買い」等でメディアでも非常な注目を浴びている中国。その経済成長の勢いに若干の陰りがみえている現在ではあるが、それでも政治・経済のみならずあらゆる方面で、今後ますます世界において中国への注目度は高まり、私たちと中国語との関わりも深まっていくであろう。そこで、中国語がわかる人材への期待度も高まっていく一方であると考えられる。この機会を利用して、近くて遠い国「中国」を理解し、近い将来、「政冷経熱」の日中関係を打開していく力となれるよう、ここで正確な中国語の基礎固めをすることをお勧めする。

【教員への連絡先】
研究室 非常勤講師控室
内線電話 8125 
e-mail: teng-songアットマークnike.eonet.ne.jp (アットマークは@に変えること。)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 シラバス内容の説明、第十五課(経験を表す) 1 四声を聞き分け、発音することができる。2 日本語にない音を聞き分け、発音できる。3 ピンインの読み書きができる。4 基礎単語500語を覚え、簡体字で表記できる。5 単文の基本文型、簡単な日常挨拶50~80を覚える。
2週 第十六課(「来」の特殊用法) 1 四声を聞き分け、発音することができる。2 日本語にない音を聞き分け、発音できる。3 ピンインの読み書きができる。4 基礎単語500語を覚え、簡体字で表記できる。5 単文の基本文型、簡単な日常挨拶50~80を覚える。
3週 第十七課(結果補語、連動式) 1 四声を聞き分け、発音することができる。2 日本語にない音を聞き分け、発音できる。3 ピンインの読み書きができる。4 基礎単語500語を覚え、簡体字で表記できる。5 単文の基本文型、簡単な日常挨拶50~80を覚える。
4週 第十八課(前置詞「往」) 1 四声を聞き分け、発音することができる。2 日本語にない音を聞き分け、発音できる。3 ピンインの読み書きができる。4 基礎単語500語を覚え、簡体字で表記できる。5 単文の基本文型、簡単な日常挨拶50~80を覚える。
5週 第十九課(程度補語) 1 四声を聞き分け、発音することができる。2 日本語にない音を聞き分け、発音できる。3 ピンインの読み書きができる。4 基礎単語500語を覚え、簡体字で表記できる。5 単文の基本文型、簡単な日常挨拶50~80を覚える。
6週 第二十課(「很」の用法) 1 四声を聞き分け、発音することができる。2 日本語にない音を聞き分け、発音できる。3 ピンインの読み書きができる。4 基礎単語500語を覚え、簡体字で表記できる。5 単文の基本文型、簡単な日常挨拶50~80を覚える。
7週 第二十一課(「越」~「越」、反復疑問文) 1 四声を聞き分け、発音することができる。2 日本語にない音を聞き分け、発音できる。3 ピンインの読み書きができる。4 基礎単語500語を覚え、簡体字で表記できる。5 単文の基本文型、簡単な日常挨拶50~80を覚える。
8週 後期中間試験
4thQ
9週 第二十二課(「快~了」) 1 四声を聞き分け、発音することができる。2 日本語にない音を聞き分け、発音できる。3 ピンインの読み書きができる。4 基礎単語500語を覚え、簡体字で表記できる。5 単文の基本文型、簡単な日常挨拶50~80を覚える。
10週 第二十三課(進行形、「~しにくい」の表現 1 四声を聞き分け、発音することができる。2 日本語にない音を聞き分け、発音できる。3 ピンインの読み書きができる。4 基礎単語500語を覚え、簡体字で表記できる。5 単文の基本文型、簡単な日常挨拶50~80を覚える。
11週 第二十四課(「就要~了」) 1 四声を聞き分け、発音することができる。2 日本語にない音を聞き分け、発音できる。3 ピンインの読み書きができる。4 基礎単語500語を覚え、簡体字で表記できる。5 単文の基本文型、簡単な日常挨拶50~80を覚える。
12週 第二十五課(从A到B) 1 四声を聞き分け、発音することができる。2 日本語にない音を聞き分け、発音できる。3 ピンインの読み書きができる。4 基礎単語500語を覚え、簡体字で表記できる。5 単文の基本文型、簡単な日常挨拶50~80を覚える。
13週 第二十六課(可能補語、結果補語) 1 四声を聞き分け、発音することができる。2 日本語にない音を聞き分け、発音できる。3 ピンインの読み書きができる。4 基礎単語500語を覚え、簡体字で表記できる。5 単文の基本文型、簡単な日常挨拶50~80を覚える。
14週 映像で見る中国 1 四声を聞き分け、発音することができる。2 日本語にない音を聞き分け、発音できる。3 ピンインの読み書きができる。4 基礎単語500語を覚え、簡体字で表記できる。5 単文の基本文型、簡単な日常挨拶50~80を覚える。
15週 一年間のまとめと中国語検定・HSK体験 1 四声を聞き分け、発音することができる。2 日本語にない音を聞き分け、発音できる。3 ピンインの読み書きができる。4 基礎単語500語を覚え、簡体字で表記できる。5 単文の基本文型、簡単な日常挨拶50~80を覚える。
16週 後期期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000200100
基礎的能力80000200100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000