現代社会と宗教Ⅰ

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 現代社会と宗教Ⅰ
科目番号 0225 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 一般科目 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 岡本亮輔「聖地巡礼」(中公新書)
担当教員 吉永 進一

到達目標

1 巡礼を通して宗教儀礼の意義を理解する。
2 地域と日本の宗教文化を理解する。
3 巡礼文化の変容を通じて現代社会を分析する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1巡礼を通して宗教儀礼の意義を理解できる。巡礼を通して宗教儀礼の意義を感受できる。巡礼を通して宗教儀礼の意義を理解できない。
評価項目2地域と日本の宗教文化をよく理解する。地域と日本の宗教文化を理解する。地域と日本の宗教文化を理解できない。
評価項目3巡礼文化の変容を通じて現代社会を分析できる。巡礼文化の変容を通じて現代社会を考えてみる。巡礼文化の変容を通じて現代社会を理解できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (E) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (F) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
【授業目的】
世界の宗教について基本的な知識を習得し、近代、現代日本の文化と社会における宗教の機能を理解し、地元の宗教文化の知識涵養を目的とする。

【Course Objectives】
This course will provide students with basic knowledge of world religions, an informed insight into the social role played by religion in the culture and society of Japan in the modern age, and knowledge of their local religious culture.

授業の進め方・方法:
【授業方法】
岡本亮輔『聖地巡礼』を教科書として巡礼についての調査作業を行う。

【学習方法】
基本的には授業に集中して聴講し、考察してもらいたいが、そのために教科書以外にも必要な本を使って研究調査する基本的な技術を身につけること。

注意点:
【定期試験の実施方法】
期末試験を実施する。時間50分。

【成績の評価方法・評価基準】
3回のレポートと期末試験を課す。レポート点を6割、期末試験を4割として成績を評価する。
レポートは、上記の到達目標をどれだけ達成しているかという点から評価するが、具体的には、授業内容をどれだけ理解したかという点、自身の調査と分析をどれだけおこなったかという点、また、その根拠となる引用などを明示した上でどれだけ説得的に論理を構築したかという3点を評価軸とする。

【履修上の注意】
特になし。

【教員の連絡先】
研究室 B棟3階 人文ゼミナール室(B-313)
内線電話 8901
e-mail: yosinagaアットマークmaizuru-ct.ac.jp (アットマークは@に変えること。)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 シラバス内容の説明 北近畿の文化と宗教
2週 一神教と多神教と巡礼(1)
3週 一神教と多神教と巡礼(2)
4週 一神教と多神教と巡礼(3)
5週 日本の巡礼(1)
6週 日本の巡礼(2)
7週 日本の巡礼(3)
8週 宗教と観光
2ndQ
9週 巡礼の求めるもの
10週 信仰なき巡礼
11週 聖地
12週 作られる聖地
13週 パワースポット
14週 フィールドワーク 1,3
15週 現代社会と巡礼(総論・復習) 1,2,3
16週 (15週目の後に期末試験を実施)
期末試験返却・達成度確認

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合40000600100
基礎的能力40000600100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000