現代社会と宗教Ⅱ

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 現代社会と宗教Ⅱ
科目番号 0230 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 一般科目 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 石井研士「プレステップ宗教学」(弘文堂)
担当教員 吉永 進一

到達目標

1 世界宗教の基本知識を獲得する。
2 基本的な宗教学用語を把握する。
3 現代の宗教について理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1世界宗教の基本知識を獲得する。世界宗教の基本知識を理解する。世界宗教の基本知識を理解できない。
評価項目2基本的な宗教学用語を把握する。基本的な宗教学用語を理解する。基本的な宗教学用語を理解できない。
評価項目3現代の宗教について深く理解する。現代の宗教についての知識がある。現代の宗教について理解できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (E) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (F) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
【授業目的】
世界の宗教について基本的な知識を習得し、近代、現代日本の文化と社会における宗教の機能を理解し、地元の宗教文化の知識涵養を目的とする。

【Course Objectives】
This course will provide students with basic knowledge of world religions, an informed insight into the social role played by religion in the culture and society of Japan in the modern age, and knowledge of their local religious culture.

授業の進め方・方法:
【授業方法】
教科書『プレステップ宗教学』を用いる。必要な場合は、ビデオ教材を利用する。

【学習方法】
基本的には授業に集中して聴講し、考察してもらいたいが、そのために教科書以外にも必要な本を使って研究調査する基本的な技術を身につけること。

注意点:
【定期試験の実施方法】
期末試験を実施する。時間50分。

【成績の評価方法・評価基準】
レポートと期末試験を課す。レポートを4割、期末試験を6割として成績を評価する。
レポートは、上記の到達目標をどれだけ達成しているかという点から評価するが、具体的には、授業内容をどれだけ理解したかという点、自身の調査と分析をどれだけおこなったかという点、また、その根拠となる引用などを明示した上でどれだけ説得的に論理を構築したかという3点を評価軸とする。

【履修上の注意】
特になし。

【教員の連絡先】
研究室 B棟3階 人文ゼミナール室(B-313)
内線電話 8901
e-mail: yosinagaアットマークmaizuru-ct.ac.jp (アットマークは@に変えること。)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 シラバス内容の説明 宗教学への招待 1,2
2週 祈り 1,2
3週 儀礼 1,2
4週 祭り 1,2
5週 修行と戒律 1,2
6週 神話 1,2
7週 復習 1,2
8週 ビデオ教材視聴 1,2,3
4thQ
9週 死後の世界 1,2,3
10週 シャマニズム 1,2
11週 聖地と巡礼 1,2,3
12週 宗教学への接近 1,2
13週 宗教団体の多様性 2,3
14週 現代日本の宗教 2,3
15週 復習 1,2,3
16週 (15週目の後に期末試験を実施)
期末試験返却・達成度確認

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地歴日本を含む世界の様々な生活文化、民族・宗教などの文化的諸事象について、歴史的または地理的観点から理解できる。2
国家間や国家内で見られる、いわゆる民族問題など、文化的相違に起因する諸問題について、地理的または歴史的観点から理解できる。2
文化の多様性を認識し、互いの文化を尊重することの大切さを理解できる。2
公民哲学者の思想に触れ、人間とはどのような存在と考えられてきたかについて理解できる。1
諸思想や諸宗教において、自分が人としていかに生きるべきと考えられてきたかについて理解できる。2
諸思想や諸宗教において、好ましい社会と人間のかかわり方についてどのように考えられてきたかを理解できる。2
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能相手の意見を聞き、自分の意見を伝えることで、円滑なコミュニケーションを図ることができる。1
ICTやICTツール、文書等を基礎的な情報収集や情報発信に活用できる。1
事象の本質を要約・整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。1

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60000400100
基礎的能力60000400100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000