エネルギーシステム工学

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 エネルギーシステム工学
科目番号 0051 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 プリント配布
担当教員 小林 洋平

到達目標

1 エネルギーシステムを説明できる。
2 カルノーサイクルの状態変化を理解し,熱効率を計算できる。
3 サイクルをT-s線図で表現できる。
4 エンジンを説明できる。
5 エネルギー資源を説明できる。
6 原子力を説明できる。
7 自然エネルギーを説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1エネルギーシステムをよく説明できる。エネルギーシステムを説明できる。エネルギーシステムを説明できない。
評価項目2カルノーサイクルの状態変化の理解と計算がよくできる。カルノーサイクルの状態変化の理解と計算ができる。カルノーサイクルの状態変化の理解と計算ができない。
評価項目3サイクルをT-s線図でよく表現できる。サイクルをT-s線図で表現できる。サイクルをT-s線図で表現できない。
評価項目4エンジンをよく説明できる。エンジンを説明できる。エンジンを説明できない。
評価項目5エネルギー資源をよく説明できる。 エネルギー資源を説明できる。エネルギー資源を説明できない。
評価項目6原子力をよく説明できる。原子力を説明できる。原子力を説明できない。
評価項目7自然エネルギーをよく説明できる。自然エネルギーを説明できる。自然エネルギーを説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
この科目は,企業でエネルギーシステムを研究していた教員が,その経験をいかして,エネルギーシステムに関する内容を講義形式で授業を行うものである。

エネルギーシステム工学では、個々のエネルギー技術とその組み合わせについて学習する。

授業の進め方・方法:
【授業方法】
黒板,プロジェクタを使用し,講義を中心に学習を進める。工学全般に関する広い知識が必要とされるので,関連分野の復習も授業の中で行う。

【学習方法】
1.事前にシラバスを見て教材の該当個所を読み,疑問点を明確にする。
2.授業では,黒板の説明は必ずノートにとり,わからないところがあれば質問する。質問に答えられるようにする。
3.授業に関連したレポート課題を,復習を兼ねた自己学習の一環として課す。

注意点:
【成績の評価方法・評価基準】
2回の定期試験を行う。時間は50分とする。成績は,2回の試験の平均(70%)と、残りは授業毎に配布する課題により評価する(30%)。到達目標に基づき,その到達度を評価基準とする。

【備考】
毎週,電卓を持参すること。

【教員の連絡先】
研究室 A棟1階 (A-113) または S棟1階
内線電話 8932
e-mail: kobayashiアットマークmaizuru-ct.ac.jp (アットマークは@に変えること)

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 シラバス内容の説明,システムエネルギー技術とは
2週 熱機関の概要とエンジンの分類
3週 理論サイクル
4週 ディーゼル機関
5週 燃料電池とコージェネレーション
6週 エネルギー資源と原子力 5,6
7週 原子力発電
8週 中間試験
4thQ
9週 自然エネルギーの分類
10週 風力発電と風車の最大効率
11週 風車の発電量
12週 洋上風力発電
13週 太陽光発電
14週 システムエネルギー技術と自然エネルギー 1,7
15週 全体のまとめ 1,2,3,4,5,6,7
16週 (15週目の後に期末試験を実施)
期末試験返却・到達度確認

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価実技等ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000300100
基礎的能力0000000
専門的能力70000300100
分野横断的能力0000000