到達目標
① プログラムを実行するための手順を理解できる。
② 定数と変数を説明できる。
③ 整数型,実数型,文字型などのデータ型を説明できる。
④ 演算子の種類と優先順位がわかる。
⑤ 算術演算および比較演算のプログラムを作成できる。
⑥ 繰り返し処理プログラムを作成できる。
⑦ 一次元配列を使ったプログラムを作成できる。
⑧ 二次元配列を使ったプログラムを作成できる。
⑨ 条件判断プログラムを作成できる。
10 フローチャートについて説明できる。
11 プロシージャ(または,関数,サブルーチンなど)の概念を理解し,これらを含むプログラムを記述できる。
⑫ データを入力し,結果を出力するプログラムを作成できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | プログラムを実行するための手順を詳細に理解している。 | プログラムを実行するための手順を大まかに理解している。 | プログラムを実行するための手順を理解していない。 |
評価項目2 | 定数と変数を詳しく説明できる。 | 定数と変数を説明できる。 | 定数と変数を説明できない。 |
評価項目3 | 整数型,実数型,文字型などのデータ型を詳しく説明できる。 | 整数型,実数型,文字型などのデータ型を説明できる。 | 整数型,実数型,文字型などのデータ型を説明できない。 |
評価項目4 | 演算子の種類と優先順位が詳細にわかる。 | 演算子の種類と優先順位がわかる。 | 演算子の種類と優先順位がわからない。 |
評価項目5 | 算術演算および比較演算のプログラムを高度に作成できる。 | 算術演算および比較演算のプログラムを作成できる。 | 算術演算および比較演算のプログラムを作成できない。 |
評価項目6 | 繰り返し処理プログラムを高度に作成できる。 | 繰り返し処理プログラムを作成できる。 | 繰り返し処理プログラムを作成できない。 |
評価項目7 | 一次元配列を使ったプログラムを高度に作成できる。 | 一次元配列を使ったプログラムを作成できる。 | 一次元配列を使ったプログラムを作成できない。 |
評価項目8 | 二次元配列を使ったプログラムを高度に作成できる。 | 二次元配列を使ったプログラムを作成できる。 | 二次元配列を使ったプログラムを作成できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
科学技術計算に適した言語として広く使われているFortran言語を使用し,プログラミングの考え方を養う。また,実際にパソコンを使ってプログラム作りを実践する。
授業の進め方・方法:
授業中にFORTRAN77によるプログラミングを行い,コンパイル・実行することを通して数値計算を行うのに必要な一連の基礎知識を身につける。実習的な側面も強いため,授業中にしっかりと演習に取り組むことが重要となる。
注意点:
毎回の演習(30%)および定期試験(70%)を総合的に判断して評価する。到達目標の到達度を基準として成績を評価する。
研 究 室 A-310
内線電話 8933
e-mail: s.murakamiアットマークmaizuru-ct.ac.jp (「アットマークは」@に変えること)
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
シラバス内容の説明,簡単なプログラムとコンパイル方法 |
① プログラムを実行するための手順を理解できる。
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2週 |
算術式の書き方 |
② 定数と変数を説明できる。 ④ 演算子の種類と優先順位がわかる。 ⑤ 算術演算および比較演算のプログラムを作成できる。
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3週 |
変数の型 |
③ 整数型,実数型,文字型などのデータ型を説明できる。 ④ 演算子の種類と優先順位がわかる。
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4週 |
組み込み関数 |
⑤ 算術演算および比較演算のプログラムを作成できる。
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5週 |
FORMAT文 |
③ 整数型,実数型,文字型などのデータ型を説明できる。
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6週 |
DO WHILE文 |
⑤ 算術演算および比較演算のプログラムを作成できる。 ⑥ 繰り返し処理プログラムを作成できる。
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7週 |
演習問題 |
⑤ 算術演算および比較演算のプログラムを作成できる。 ⑥ 繰り返し処理プログラムを作成できる。
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8週 |
中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
繰り返し:DO文 |
⑥ 繰り返し処理プログラムを作成できる。
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10週 |
繰り返し:DO文 |
⑥ 繰り返し処理プログラムを作成できる。
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11週 |
繰り返し:二重ループ |
⑥ 繰り返し処理プログラムを作成できる。
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12週 |
繰り返し:二重ループ |
⑥ 繰り返し処理プログラムを作成できる。
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13週 |
1次元配列 |
⑦ 一次元配列を使ったプログラムを作成できる。
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14週 |
2次元配列 |
⑧ 二次元配列を使ったプログラムを作成できる。
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15週 |
演習問題 |
⑥ 繰り返し処理プログラムを作成できる。 ⑦ 一次元配列を使ったプログラムを作成できる。 ⑧ 二次元配列を使ったプログラムを作成できる。
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16週 |
期末試験 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の工学実験・実習能力 | 機械系分野【実験・実習能力】 | 機械系【実験実習】 | 実験・実習の目標と心構えを理解し、実践できる。 | 1 | |
災害防止と安全確保のためにすべきことを理解し、実践できる。 | 1 | |
レポートの作成の仕方を理解し、実践できる。 | 1 | |
ノギスの各部の名称、構造、目盛りの読み方、使い方を理解し、計測できる。 | 1 | |
マイクロメータの各部の名称、構造、目盛りの読み方、使い方を理解し、計測できる。 | 1 | |
ダイヤルゲージ、ハイトゲージ、デプスゲージなどの使い方を理解し、計測できる。 | 1 | |
けがき工具を用いてけがき線をかくことができる。 | 1 | |
ねじ立て工具を用いてねじを切ることができる。 | 1 | |
アーク溶接の原理を理解し、アーク溶接機、アーク溶接器具、アーク溶接棒の扱い方を理解し、実践できる。 | 1 | |
アーク溶接の基本作業ができる。 | 1 | |
旋盤主要部の構造と機能を説明できる。 | 1 | |
旋盤の基本操作を習得し、外丸削り、端面削り、段付削り、ねじ切り、テ―パ削り、穴あけ、中ぐりなどの作業ができる。 | 1 | |
フライス盤主要部の構造と機能を説明できる。 | 1 | |
フライス盤の基本操作を習得し、平面削りや側面削りなどの作業ができる。 | 1 | |
ボール盤の基本操作を習得し、穴あけなどの作業ができる。 | 1 | |
NC工作機械の特徴と種類、制御の原理、NCの方式、プログラミングの流れを説明できる。 | 1 | |
少なくとも一つのNC工作機械について、各部の名称と機能、作業の基本的な流れと操作を理解し、プログラミングと基本作業ができる。 | 1 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 0 | 0 | 30 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 70 | 0 | 0 | 0 | 30 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |