情報処理Ⅱ

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 情報処理Ⅱ
科目番号 0137 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 戸川隼人著「ザ・FORTRAN77」(サイエンス社)
担当教員 谷川 博哉

到達目標

1 条件判断プログラムを作成できる。
2 フローチャートについて説明できる。
3 整数型,実数型,文字型などのデータ型を説明できる。
4 データを入力し,結果を出力するプログラムを作成でき
  る。
5 サブルーチンの概念を理解し,これらを含むプログラムを記述できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1複雑な条件判断プログラムを作成することができる簡単な条件判断プログラムを作成することができる条件判断プログラムを作成できない
評価項目2複雑なフローチャートについて説明できる小規模なフローチャートについて説明できるフローチャートについて説明できない
評価項目3整数型、実数型、文字型について説明できる整数型、実数型、文字型のいずれかについて説明できるデータ型を説明できない
評価項目4入力や出力の書式、データの型を意識したプログラムを作成できるデータを入力し,結果を出力するプログラムを作成できるデータを入力し、結果を出力するプログラムを作成できない
評価項目5サブルーチンの概念を理解し,これらを含む複雑なプログラムを記述できる。サブルーチンの概念を理解し,これらを含むプログラムを記述できる。サブルーチンの概念を理解し,これらを含むプログラムを記述できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (H) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
科学技術計算に適した言語として広く使われているFortran言語を使用し,プログラミングの考え方を養う。また,実際にパソコンを使ってプログラム作りを実践する。
授業の進め方・方法:
授業は演習形式で行う。例題を紹介した後、演習課題に取り組む。必要に応じて資料を配布する。
注意点:
【成績の評価方法・評価基準】
 毎回の演習(30%)および定期試験(70%)を総合的に判断して評価する。到達目標の到達度を基準として成績を評価する。
【教員の連絡先】
研究室 A棟3階(A-304)
内線番号 8938
e-mail: tanigawaアットマークmaizuru-ct.ac.jp(アットマークは@に変えること。)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 シラバス内容の説明,判断,分岐:IF文 1 条件判断プログラムを作成できる。
2週 判断,分岐:IF文,流れ図 1 条件判断プログラムを作成できる。
2 フローチャートについて説明できる。
3週 判断,分岐:ELSE IF文 1 条件判断プログラムを作成できる。
2 フローチャートについて説明できる。
4週 判断,分岐:ANDとOR 1 条件判断プログラムを作成できる。
2 フローチャートについて説明できる。
5週 判断,分岐:GOTO文 1 条件判断プログラムを作成できる。
2 フローチャートについて説明できる。
6週 判断,分岐:GOTO文 1 条件判断プログラムを作成できる。
2 フローチャートについて説明できる。
7週 判断,分岐まとめ 1 条件判断プログラムを作成できる。
2 フローチャートについて説明できる。
8週 後期中間試験
4thQ
9週 データの型:倍精度実数型 3 整数型,実数型,文字型などのデータ型を説明できる。
10週 データの型:複素数型 3 整数型,実数型,文字型などのデータ型を説明できる。
11週 データの型:文字型 3 整数型,実数型,文字型などのデータ型を説明できる。
12週 ファイル入出力 4 データを入力し,結果を出力するプログラムを作成できる。
13週 ファイル入出力 4 データを入力し,結果を出力するプログラムを作成できる。
14週 サブルーチン 5 サブルーチンの概念を理解し,これらを含むプログラムを記述できる。
15週 サブルーチン 5 サブルーチンの概念を理解し,これらを含むプログラムを記述できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
専門的能力分野別の専門工学機械系分野情報処理データを入力し、結果を出力するプログラムを作成できる。3後12,後13
条件判断プログラムを作成できる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7
繰り返し処理プログラムを作成できる。3
一次元配列を使ったプログラムを作成できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000300100
基礎的能力2000010030
専門的能力5000020070
分野横断的能力0000000