通信工学Ⅱ

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 通信工学Ⅱ
科目番号 0169 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 植松友彦「よくわかる通信工学」(オーム社)
担当教員 金山 光一

到達目標

1.ディジタル信号の情報通信への適用について説明できる。
2.通信網の資源利用について理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1ディジタル信号の情報通信への適用について説明できる。 ディジタル信号の情報通信への適用方法を記憶している。 ディジタル信号の情報通信への適用について説明できない。
評価項目2通信網の資源利用を理解できる。通信網の資源利用を記憶している。通信網の資源利用を理解できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
インターネットに代表されるコンピュータネットワークの急速な発展と普及により,通信システムや情報通信ネットワークの社会における重要性が増している。通信工学Ⅱでは,パルス変調,多重通信方式,通信網,画像通信について学習する。また,地上波ディジタル放送など最新のトピックを取り上げながら,通信をとりまく基本的な事項に関して工学的な立場から学習する。
授業の進め方・方法:
講義を中心に授業を進める。
講義時関内に演習を行うことがある。
理解度を確認するため,定期的にレポートを課す。
注意点:
授業には関数電卓を持参すること。
課題は必ず提出すること。
理解度を確認するため,定期的にレポートを課す。

成績の評価方法は,前期・後期とも各2回の試験の平均値で定期試験結果を評価する(70%)。各単元の演習や必要に応じて課す課題やレポートの評価(30%)との合計をもって総合成績とする。評価基準は,到達目標を基準として成績を評価する。

研究室 A棟2階(A-206)
内線電話 8995
e-mail: kanayamaアットマークmaizuru-ct.ac.jp (アットマークは@に変えること。)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 確率過程の基礎,自己相関関数の電力スペクトル ディジタル信号の情報通信への適用について説明できる。
2週 電力スペクトルの性質,AMの雑音特性 ディジタル信号の情報通信への適用について説明できる。
3週 FMの雑音特性 ディジタル信号の情報通信への適用について説明できる。
4週 パルス振幅変調,標本化定理 ディジタル信号の情報通信への適用について説明できる。
5週 PCM ディジタル信号の情報通信への適用について説明できる。
6週 PCM信号の復号化,PCM通信における雑音,再生中継 ディジタル信号の情報通信への適用について説明できる。
7週 復習と演習 ディジタル信号の情報通信への適用について説明できる。
8週 後期中間試験 ディジタル信号の情報通信への適用について説明できる。
4thQ
9週 FDM ディジタル信号の情報通信への適用について説明できる。
10週 TDM,スペクトル拡散変調 ディジタル信号の情報通信への適用について説明できる。
11週 通信網 通信網の資源利用について理解する。
12週 スイッチ回路網,パケット交換とATM 通信網の資源利用について理解する。
13週 トラヒック理論の基礎 通信網の資源利用について理解する。
14週 トラヒック理論の基礎 通信網の資源利用について理解する。
15週 復習と演習 ディジタル信号の情報通信への適用について説明できる。
通信網の資源利用について理解する。
16週 後期期末試験返却,到達度確認 ディジタル信号の情報通信への適用について説明できる。
通信網の資源利用について理解する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000300100
基礎的能力0000000
専門的能力70000300100
分野横断的能力0000000