概要:
電気情報工学科で学習する情報・通信分野の基本的な概念,理論,技術を学習する。
情報の基本概念を理解し,コンピュータにおけるハードウエアとソフトウェアの両面の理解を目指す。
授業の進め方・方法:
【授業方法】
・教室での講義を中心に進める。適宜グループ演習を取り入れて行う。
・必要に応じて課題を課す。理解状況を把握しながら進める。
【学習方法】
・講義時に使用するスライド(一部空欄に置き換えたもの)を配布するが,講義を聴きながら空欄に記入すること。
・上記空欄以外にも,口頭で説明したものを余白に書き留めておくこと。
・当該週の学習内容と関連する教科書部分は必ず復習として読んでおくこと。
注意点:
【成績の評価方法・評価基準】
筆記試験を行う。時間は50分とする。試験の素点(60%)と,課題の提出状況および内容評価(40%)で総合成績を評価する。なお,課題は各単元ごとの課題(5点×7回)とプリント学習課題(15点)を課す。それぞれ到達目標の到達度を評価基準とする。
【備考】
特別教室を使用することがあるため,次週の集合場所の指示に注意すること。
初回の講義は,1年2組の教室で行う。
【教員の連絡先】
研究室 A棟3階(A-319)
内線電話 8964
e-mail: yinoueアットマークmaizuru-ct.ac.jp (アットマークは@に変えること。)
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。 | 1 | 前1 |
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。 | 1 | 前5 |
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。 | 1 | 前6 |
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。 | 1 | |
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。 | 1 | |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している | 1 | |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。 | 1 | |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | ソフトウェア | アルゴリズムの概念を説明できる。 | 1 | 前12 |
与えられたアルゴリズムが問題を解決していく過程を説明できる。 | 1 | 前12 |
計算機工学 | 整数を2進数、10進数、16進数で表現できる。 | 1 | 前5 |
基本的な論理演算を行うことができる。 | 1 | 前13 |
論理ゲートを用いて論理式を組合せ論理回路として表現することができる。 | 1 | 前13 |
コンピュータを構成する基本的な要素の役割とこれらの間でのデータの流れを説明できる。 | 1 | 前10 |
コンピュータシステム | 集中処理システムについて、それぞれの特徴と代表的な例を説明できる。 | 1 | 前11 |
分散処理システムについて、特徴と代表的な例を説明できる。 | 1 | 前11 |
デュアルシステムやマルチプロセッサシステムなど、コンピュータシステムの信頼性や機能を向上させるための代表的なシステム構成について説明できる。 | 1 | 前10 |
その他の学習内容 | 少なくとも一つの具体的なコンピュータシステムについて、起動・終了やファイル操作など、基本的操作が行える。 | 1 | 前1 |
少なくとも一つの具体的なオフィススイート等を使って、文書作成や図表作成ができ、報告書やプレゼンテーション資料を作成できる。 | 1 | 前2 |
少なくとも一つのメールツールとWebブラウザを使って、メールの送受信とWebブラウジングを行うことができる。 | 1 | 前1 |
マルウェアやフィッシングなど、コンピュータを扱っている際に遭遇しうる代表的な脅威について説明できる。 | 1 | 前14 |
ディジタル信号とアナログ信号の特性について説明できる。 | 1 | 前4 |
情報を離散化する際に必要な技術ならびに生じる現象について説明できる。 | 1 | 前4 |
メディア情報の主要な表現形式や処理技法について説明できる。 | 1 | 前3 |