メディアリテラシー

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 メディアリテラシー
科目番号 0006 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気情報工学科 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 入門マルチメディア[改訂新版]編集委員会「入門マルチメディア 」(CG-ARTS協会)
担当教員 舩木 英岳

到達目標

1 ディジタル情報について理解し,説明できる
2 メディア処理について理解し,説明できる
3 インターネット通信サービスについて理解し,説明できる
4 情報家電,セキュリティリスクについて理解し,説明できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1ディジタル情報について理解し,説明できる。ディジタル情報について理解し,大まかに説明できる。ディジタル情報について理解や説明ができない。
評価項目2メディア処理について理解し,説明できる。メディア処理について理解し,大まかに説明できる。メディア処理について理解や説明ができない。
評価項目3インターネット通信サービスについて理解し,説明できる。インターネット通信サービスについて理解し,大まかに説明できる。インターネット通信サービスについて理解や説明ができない。
評価項目4情報家電,セキュリティリスクについて理解し,説明できる。情報家電,セキュリティリスクについて理解し,大まかに説明できる。情報家電,セキュリティリスクについて理解や説明ができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (ⅱ-e3) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
ディジタル化は,多彩なメディアを統合して処理するために必要な表現方法である。ネットワークを利用して,離れた場所にある端末や機器に瞬時に情報を伝送することもでき,現代社会では,ディジタル化とネットワークがきわめて大きな役割を果たしている。従来のネットワークを介したコミュニケーションでは,パソコンが中心的な存在であったが,気軽に持ち運べるモバイル端末によりコミュニケーションの手段も大きく変化して,社会の様々な場所に影響を与えている。
本授業では,メディアの処理能力を理解し,メディア機器を自らのものとして使いこなす能力を身につけることを目的とする。

授業の進め方・方法:
【授業方法】
講義を中心に授業を進める。主にセンタモニタを使用して説明していく。講義の間に,重要な内容について適宜学生に質問して,理解しているかどうかを確認する。
また、必要に応じて時間外学習としてレポート課題を課す。

【学習方法】
・センタモニタの内容は必ずノートに取ること。
・予習は必ずしも必要ではないが,ノートを見ながら復習を行い,分からないことがあれば質問すること。

注意点:
【成績の評価方法・評価基準】
前期・後期とも中間・期末の2回の試験を行う。試験時間は50分とする。
定期試験の成績を60%,レポート課題(宿題を含む)を40%とし,その合計を100点満点として評価する。また,欠席1回につき2点の減点とする。
中間・期末の評価の平均値を総合評価とする。
到達目標に基づき,ディジタル情報,ディジタル端末,メディア処理,インターネット通信サービスについての理解力についての到達度を評価基準とする。

【教員の連絡先】 
研究室 A棟3階(A-314)
内線電話 8968
e-mail: funakiアットマークmaizuru-ct.ac.jp(アットマークは@に変えること。)

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 シラバス内容の説明,アナログとディジタル,マルチメディアについて 1 
2週 ディジタル端末,コンピュータの構成
3週 OSの種類,ファイルフォーマット,文章の作成
4週 画像処理,3次元CG 2 
5週 3次元CG(モデリング ~ 3.4.2 レンダリング)
6週 POV-RayによるCG制作(1)
7週 POV-RayによるCG制作(1)
8週 中間試験
4thQ
9週 インターネットの仕組みと役割,インターネット接続
10週 ネットワーク接続機器,ブロードバントネットワーク,モバイル通信
11週 電子メール,SNS
12週 電子商取引,オンラインショップ,金融サービス,コンテンツ配信
13週 ネットバンキング
14週 情報家電,テレビのディジタル放送
15週 セキュリティリスク ,セキュリティの3要素
16週 (15週目の後に期末試験を実施)
期末試験返却・達成度確認

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価実技等ポートフォリオその他合計
総合評価割合60000400100
基礎的能力0000000
専門的能力60000400100
分野横断的能力0000000