到達目標
1 ラプラス変換とその逆変換が計算できる。
2 ラプラス変換を微分方程式に応用できる。
3 伝達関数を用いたシステムの入出力表現ができる。
4 フーリエ級数展開およびフーリエ変換とその逆変換が計算できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1
| ラプラス変換とその逆変換が計算できる。 | ラプラス変換とその逆変換の定義はわかっているが計算できない。 | ラプラス変換とその逆変換が計算できない。 |
評価項目2 | ラプラス変換を微分方程式に応用できる。 | ラプラス変換にて微分方程式を表すことができる。 | ラプラス変換を微分方程式に応用できない。 |
評価項目3 | 伝達関数を用いたシステムの入出力表現ができる。 | 伝達関数を用いたシステムの入出力関係がわかる。 | 伝達関数を用いたシステムの入出力表現ができない。 |
評価項目4 | フーリエ級数展開およびフーリエ変換とその逆変換が計算できる。 | フーリエ級数展開およびフーリエ変換とその逆変換の定義はわかっているが計算できない。 | フーリエ級数展開およびフーリエ変換とその逆変換が計算できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
コンピュータ技術には,計測・制御信号,音声信号等の信号処理技術も重要である。本授業では,信号の最も基本的な処理手法であるフーリエ級数展開,フーリエ変換,ラプラス変換および連続系システムの解析手法について学習する。また,ラプラス変換を用いた微分方程式の解法についても学習する。
授業の進め方・方法:
【授業方法】
・授業は板書を中心に進める。演習プリントを適宜取り入れる。
・演習プリントの講義時間内にできなかった問題は,次週までの課題とする。
【学習方法】
・黒板の内容は必ずノートに取ること。
・課題は出された日に手を付けること。問題数をこなすことを意識すること。
注意点:
【成績の評価方法・評価基準】
到達目標の達成度を基準として,定期試験の成績(70%),課題(30%)を総合評価する。
【備考】
科目専用のノートを必ず用意すること。
【教員の連絡先】
研究室 A棟3階(A-330)
内線電話 8969
e-mail: katayamaアットマークmaizuru-ct.ac.jp (アットマークは@に変えること。)
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
シラバス内容の説明,信号処理の基礎 |
1
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2週 |
ラプラス変換の定義と例 |
1
|
3週 |
基本的性質と変換表 |
1
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4週 |
逆ラプラス変換 |
1
|
5週 |
線形システムの伝達関数 |
3
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6週 |
初期値問題の解法 |
2
|
7週 |
連立微分方程式の解法 |
2
|
8週 |
中間試験 |
|
2ndQ |
9週 |
試験問題の解説,周期2πの関数のフーリエ級数 |
3
|
10週 |
一般の周期関数のフーリエ級数 |
4
|
11週 |
複素フーリエ級数 |
4
|
12週 |
演習 |
4
|
13週 |
フーリエ変換と積分定理 |
4
|
14週 |
フーリエ変換の性質と公式 |
4
|
15週 |
演習 |
4
|
16週 |
(15週目の後に期末試験を実施) 期末試験返却・達成度確認 |
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 実技等 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 0 | 0 | 30 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 70 | 0 | 0 | 0 | 30 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |