アナログ信号処理

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 アナログ信号処理
科目番号 0031 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気情報工学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 佐藤 志保他「新応用数学」(大日本図書)
担当教員 芦澤 恵太

到達目標

1 ラプラス変換とその逆変換が計算できる。
2 ラプラス変換を微分方程式に応用できる。
3 伝達関数を用いたシステムの入出力表現ができる。
4 フーリエ級数展開およびフーリエ変換とその逆変換が計算できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 ラプラス変換とその逆変換が計算できる。ラプラス変換とその逆変換の定義はわかっているが計算できない。ラプラス変換とその逆変換が計算できない。
評価項目2ラプラス変換を微分方程式に応用できる。ラプラス変換にて微分方程式を表すことができる。ラプラス変換を微分方程式に応用できない。
評価項目3伝達関数を用いたシステムの入出力表現ができる。伝達関数を用いたシステムの入出力関係がわかる。伝達関数を用いたシステムの入出力表現ができない。
評価項目4フーリエ級数展開およびフーリエ変換とその逆変換が計算できる。フーリエ級数展開およびフーリエ変換とその逆変換の定義はわかっているが計算できない。フーリエ級数展開およびフーリエ変換とその逆変換が計算できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (B) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
コンピュータ技術には,計測・制御信号,音声信号等の信号処理技術も重要である。本授業では,信号の最も基本的な処理手法であるフーリエ級数展開,フーリエ変換,ラプラス変換および連続系システムの解析手法について学習する。また,ラプラス変換を用いた微分方程式の解法についても学習する。

授業の進め方・方法:
【授業方法】
・授業は板書を中心に進める。演習プリントを適宜取り入れる。
・演習プリントの講義時間内にできなかった問題は,次週までの課題とする。

【学習方法】
・黒板の内容は必ずノートに取ること。
・課題は出された日に手を付けること。問題数をこなすことを意識すること。

注意点:
【成績の評価方法・評価基準】
到達目標の達成度を基準として,定期試験の成績(70%),課題(30%)を総合評価する。

【備考】
科目専用のノートを必ず用意すること。

【教員の連絡先】
研究室 A棟2階(A-220)
内線電話 8966
e-mail: ashizawaアットマークmaizuru-ct.ac.jp (アットマークは@に変えること。)

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 シラバス内容の説明,信号処理の基礎
2週 ラプラス変換の定義と例
3週 基本的性質と変換表
4週 逆ラプラス変換
5週 線形システムの伝達関数
6週 初期値問題の解法
7週 連立微分方程式の解法
8週 中間試験
2ndQ
9週 試験問題の解説,周期2πの関数のフーリエ級数 3 
10週 一般の周期関数のフーリエ級数
11週 複素フーリエ級数
12週 演習
13週 フーリエ変換と積分定理
14週 フーリエ変換の性質と公式
15週 演習
16週 (15週目の後に期末試験を実施)
期末試験返却・達成度確認

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000300100
基礎的能力0000000
専門的能力70000300100
分野横断的能力0000000