電気情報工学実験ⅢB

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 電気情報工学実験ⅢB
科目番号 0042 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電気情報工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 4
教科書/教材 実験実習指導書(プリント)を配布する
担当教員 舩木 英岳,井上 泰仁

到達目標

1 Tr自走マルチバイブレータの設計・測定ができる。
2 ハードウェア記述言語を用いた回路設計ができる。
3 ルータを設定して,ネットワークの構築ができる。
4 UNIX を用いた情報処理の応用ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1Tr自走マルチバイブレータの設計・測定ができる。Tr自走マルチバイブレータの設計・測定が大まかにできる。Tr自走マルチバイブレータの設計・測定ができない。
評価項目2ハードウェア記述言語を用いた回路設計ができる。ハードウェア記述言語を用いた回路設計が大まかにできる。ハードウェア記述言語を用いた回路設計ができない。
評価項目3ルータを設定して,ネットワークの構築ができる。ルータを設定して,ネットワークの構築が大まかにできる。ルータを設定して,ネットワークの構築ができない。
評価項目4UNIX を用いた情報処理の応用ができる。UNIX を用いた情報処理の応用が大まかにできる。UNIX を用いた情報処理の応用ができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (D) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (G) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (I) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
実験の目的は以下のとおりである。
1.Tr自走マルチバイブレータの設計・測定方法を習得する。
2.ハードウェア記述言語による回路設計方法を習得する。
3.ルータを設定して,ネットワークの構築方法を習得する。
4.UNIX を用いた情報処理の応用方法を習得する。

授業の進め方・方法:
【授業方法】
4テーマずつを,1テーマに3週間かけて行う。また,創造力を伸ばすために自主実験を行う。

【学習内容】
1.実験の指導書をよく読んで実験を行う。
2.各テーマごとに実験レポートを作成し、提出する。
3.返却された実験レポートは修正のうえ再提出する。

注意点:
【成績の評価方法・評価基準】
定期試験は実施しない。成績は,それぞれのレポートの課題について口頭試問を行った上で点数をつけ,その平均とする。レポート点の他に,講義の受講状況,実験の取り組み姿勢を総合的に考慮して成績を評価する。
到達目標に基づき,その到達度を評価基準とする。 レポートが未提出の場合は60点以下の評価とする。

【備考】
15分以上の遅刻は,1時間の欠席とする。
実習服を着用し,工具,電卓,実験用ノートを持参する。

【連絡先】
教員名 舩木 英岳,井上 泰仁
研究室 A棟3階(A-314),A棟3階(A-319)
内線電話 8968,8964
e-mail: funakiアットマークmaizuru-ct.ac.jp (e-mailのアットマークは@に変えること。)
    yinoueアットマークmaizuru-ct.ac.jp (e-mailのアットマークは@に変えること。)

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 シラバス内容の説明,オリエンテーション
2週 トランジスタの特性とマルチバイブレータの設計
3週 トランジスタの特性とマルチバイブレータの製作・測定
4週 NOT回路を用いたマルチバイブレータの製作・測定
5週 開発ソフトのインストール・論理回路の復習 2
6週 基本論理回路
7週 応用回路
8週 実機によるネットワークの構築(1)静的ルート 3
4thQ
9週 実機によるネットワークの構築(2)動的ルート 3
10週 実機によるネットワークの構築(3)パスワードリカバリ
11週 RaspberryPiの初期設定 4
12週 C 言語を用いた LED 制御実験 4
13週 Raspberry Pi-PC間でのBluetooth接続 4
14週 レポート作成および提出
15週 レポート作成および提出
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価実技等ポートフォリオその他合計
総合評価割合00001000100
基礎的能力0000000
専門的能力00001000100
分野横断的能力0000000