C言語

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 C言語
科目番号 0069 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気情報工学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 柴田望洋「新・明解C言語 入門編」(SBクリエイティブ)
担当教員 森 健太郎

到達目標

1 ソフトウェア開発に利用する標準的なツールの種類と機能を説明できる。
2 変数とデータ型の概念を説明できる。
3 代入や演算子の概念を理解し,式を記述できる。
4 制御構造の概念を理解し,条件分岐や反復処理を記述できる。
5 与えられた問題に対し、標準的な環境を利用し、アルゴリズムからプログラムを記述し、実行・確認ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1ソフトウェア開発に利用する標準的なツールの種類と機能を明確に説明できる。ソフトウェア開発に利用する標準的なツールの種類と機能を説明できる。ソフトウェア開発に利用する標準的なツールの種類と機能を説明できない。
評価項目2変数とデータ型の概念を説明できる。変数とデータ型を例をあげて説明できる。変数とデータ型の概念を説明できない。
評価項目3代入や演算子の概念を理解し,式を記述できる。代入や演算子を例をあげ説明できる。代入や演算子の概念を理解し式を記述できない。
評価項目4制御構造の概念を理解し,条件分岐や反復処理を記述できる。制御構造の概念を理解し,条件分岐や反復処理の例をあげられる。制御構造の概念を説明できない。
評価項目5アルゴリズムからのプログラムの記述・実行・確認が行える。記述されたプログラムの実行・確認が行える。記述されたプログラムの実行・確認が行えない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (A) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (B) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
プログラミングの概念を理解することを目的としている。標準ライブラリ関数・型・分岐・ループ・配列・関数・構造体など,C言語の基礎・基本概念について学習する。

授業の進め方・方法:
【授業方法】
講義+演習の形で授業を進める

【学習方法】
出題課題を解説する形で講義を行うことが多いので、課題は各自事前に終えておくこと

注意点:
【成績の評価の方法・評価基準】
中間・期末の2回の定期試験を行う。時間は50分とする。2回の試験の平均点(60%)と課題の提出状況および内容評
価(40%)で総合成績を評価する。到達目標に基づき,C 言語の基礎的な文法の修得の程度を評価基準とする。

【備考】
講義時に自身のノートPCを持ち込んでもよい

【教員の連絡先】
研究室 A棟3階(A-321)
内線電話 8960
e-mail: k.moriアットマークmaizuru-ct.ac.jp (アットマークは@に変えること。)

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 シラバスの説明と環境設定
2週 変数・読み込み・表示
3週 演算と型 2,3
4週 演習 1,2,3
5週 プログラムの流れの分岐
6週 プログラムの流れの繰返し
7週 まとめの演習問題 1,2,3,4
8週 中間試験
4thQ
9週 中間試験の返却
10週 配列
11週 関数
12週 基本型
13週 文字列
14週 ポインタ 2,4
15週 まとめの演習問題
16週 (15週目の後に期末試験を実施)
期末試験返却・達成度確認

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学情報系分野プログラミング代入や演算子の概念を理解し、式を記述できる。2後3,後4
プロシージャ(または、関数、サブルーチンなど)の概念を理解し、これらを含むプログラムを記述できる。2後3,後4
変数の概念を説明できる。2後2,後3,後4,後10,後11
データ型の概念を説明できる。2後2,後3,後4,後5,後10,後11,後13,後14
制御構造の概念を理解し、条件分岐を記述できる。2後5,後6,後9,後12,後14
制御構造の概念を理解し、反復処理を記述できる。2後5,後6,後9,後12,後14
分野別の工学実験・実習能力情報系分野【実験・実習能力】情報系【実験・実習】与えられた問題に対してそれを解決するためのソースプログラムを、標準的な開発ツールや開発環境を利用して記述できる。2後13,後15
ソフトウェア生成に利用される標準的なツールや環境を使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。2後14,後15
問題を解決するために、与えられたアルゴリズムを用いてソースプログラムを記述し、得られた実行結果を確認できる。2後15

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60000400100
基礎的能力0000000
専門的能力60000400100
分野横断的能力0000000