インターフェースⅡ

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 インターフェースⅡ
科目番号 0117 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気情報工学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 なし/教材:適宜プリント配布,横山編「C言語による制作と制御実習入門」(シータスク)
担当教員 中川 重康,丹下 裕

到達目標

1 センサー回路が理解できる。
2 アンプ回路が理解できる。
3 周辺回路とパーソナルコンピュータとの接続を理解できる。
4 基本的なon・off制御のシステムが理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1センサー回路が十分に理解できる。 センサー回路が理解できる。 センサー回路が理解できない。
評価項目2アンプ回路が十分に理解できる。アンプ回路が理解できる。アンプ回路が理解できない。
評価項目3周辺回路とパーソナルコンピュータとの接続を十分に理解できる。周辺回路とパーソナルコンピュータとの接続を理解できる。周辺回路とパーソナルコンピュータとの接続を理解でき ない。
評価項目4基本的なon・off制御のシステムが十分に理解できる。基本的なon・off制御のシステムが理解できる。基本的なon・off制御のシステムが理解できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (A) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (E) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
コンピュータと周辺機器との接続、制御方法などを理解し、その基礎技術を修得する。基礎的な知識・技術を聴講した後、これらを組み合わせた回路を報告書にまとめる。
授業の進め方・方法:
【授業方法】
授業は講義と演習形式で行う。講義中はノートをとり集中して聴講し、演習中は周囲の学生と積極的に議論すること。
必要に応じてレポート課題を課すので期限に遅れずに提出すること。

【学習方法】
黒板の内容は必ずノートに取ること。

注意点:
【成績の評価方法・評価基準】
中間・期末の2回の定期試験を行う。試験の平均点(70%),課題の提出状況および内容評価(30%)で総合成績を評価する。

【備考】
Moodle、電子メールを用いて資料提供、連絡を行うので、パソコンおよびスマホの操作に慣れること。

【教員の連絡先】
研究室 A棟1階(A-105)
内線電話 8967
e-mail: nakagawaアットマークmaizuru-ct.ac.jp (アットマークは@に変えること。)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 シラバスの説明、センサー回路
2週 オペアンプ回路
3週 コンパレータ回路
4週 サーミスタによる温度判定回路 1,2
5週 演習・レポート作成
6週 ADCの概要、サンプル&ホールド回路
7週 ADCのタイムチャート・使い方、演習
8週 中間試験
4thQ
9週 リレーとインターフェース
10週 制御プログラムのフローチャート
11週 温度制御システムの概要
12週 温度制御システムの出力回路ブロック、レポート作成
13週 温度制御システムの入力回路ブロック、レポート作成
14週 温度制御システムのシミュレーション、レポート作成
15週 インターフェース回路のまとめ
16週 (15週目の後に期末試験を実施)
期末試験返却・達成度確認

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学電気・電子系分野電気回路オームの法則を説明し、電流・電圧・抵抗の計算ができる。3後1,後4,後9
キルヒホッフの法則を用いて、直流回路の計算ができる。3
合成抵抗や分圧・分流の考え方を用いて、直流回路の計算ができる。3後4
電力量と電力を説明し、これらを計算できる。3
電子回路演算増幅器の特性を説明できる。3後2,後6
計測A/D変換を用いたディジタル計器の原理について説明できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000300100
基礎的能力0000000
専門的能力70000300100
分野横断的能力0000000