アナログ信号処理Ⅰ

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 2019
授業科目 アナログ信号処理Ⅰ
科目番号 0154 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気情報工学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 「新訂応用数学」(大日本図書)
担当教員 芦澤 恵太

到達目標

1 ラプラス変換とその逆変換が計算できる。
2 伝達関数を用いたシステムの入出力表現ができる。
3 フーリエ級数展開およびフーリエ変換とその逆変換が計算できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1ラプラス変換とその逆変換が計算できる。ラプラス変換とその逆変換の定義はわかっているが計算できない。ラプラス変換とその逆変換が計算できない。
評価項目2伝達関数を用いたシステムの入出力表現ができる。伝達関数を用いたシステムの入出力関係がわかる。伝達関数を用いたシステムの入出力表現ができない。
評価項目3フーリエ級数展開およびフーリエ変換とその逆変換が計算できる。フーリエ級数展開およびフーリエ変換とその逆変換の定義はわかっているが計算できない。フーリエ級数展開およびフーリエ変換とその逆変換が計算できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (A) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (B) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
コンピュータ技術には,計測・制御信号,音声信号等の信号処理技術も重要である。本授業では,信号の最も基本的な処理手法であるフーリエ級数展開,フーリエ変換,ラプラス変換および連続系システムの解析手法について学習する。
授業の進め方・方法:
板書を中心に講義を進めるが、プリント等で課題を課す。
注意点:
【成績の評価方法・評価基準】
到達目標の達成度を基準として,定期試験の成績(60%),
ノート・レポート(40%)を総合評価する。
【備考】
科目専用のノートを用意すること。
【教員の連絡先】
研究室 A棟3階(A-323)
内線電話 8966
e-mail: ashizawaアットマークmaizuru-ct.ac.jp (アットマークは@に変えること。)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 シラバス内容の説明,信号処理の基礎 1 ラプラス変換とその逆変換が計算できる。
2週 ラプラス変換とフーリエ変換,部分分数展開 1 ラプラス変換とその逆変換が計算できる。
3週 ラプラス変換の定義と例 1 ラプラス変換とその逆変換が計算できる。
4週 基本的性質 1 ラプラス変換とその逆変換が計算できる。
5週 ラプラス変換の表 1 ラプラス変換とその逆変換が計算できる。
6週 逆ラプラス変換 1 ラプラス変換とその逆変換が計算できる。
7週 線形システムの伝達関数 2 伝達関数を用いたシステムの入出力表現ができる。
8週 定期試験
2ndQ
9週 試験問題の解説,周期2πの関数のフーリエ級数 3 フーリエ級数展開およびフーリエ変換とその逆変換が計算できる。
10週 一般の周期関数のフーリエ級数 3 フーリエ級数展開およびフーリエ変換とその逆変換が計算できる。
11週 複素フーリエ級数 3 フーリエ級数展開およびフーリエ変換とその逆変換が計算できる。
12週 演習 3 フーリエ級数展開およびフーリエ変換とその逆変換が計算できる。
13週 フーリエ変換と積分定理 3 フーリエ級数展開およびフーリエ変換とその逆変換が計算できる。
14週 フーリエ変換の性質と公式 3 フーリエ級数展開およびフーリエ変換とその逆変換が計算できる。
15週 期末試験
16週 試験返却とまとめ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学電気・電子系分野制御伝達関数を用いたシステムの入出力表現ができる。2

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60000400100
基礎的能力0000000
専門的能力60000400100
分野横断的能力0000000