インターフェースⅠ

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 2019
授業科目 インターフェースⅠ
科目番号 0156 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気情報工学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:なし/教材:適宜プリント配布,横山編「C言語による制作と制御実習入門」(シータスク)
担当教員 中川 重康,丹下 裕

到達目標

1 コンピュータの仕組みが分かる。
2 分圧の計算ができる。
3 電力・電力量の計算ができる。
4 簡単な論理回路を理解できる。
5 パーソナルコンピュータのバスを理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1コンピュータの仕組みが十分に分かる。コンピュータの仕組みが分かる。コンピュータの仕組みが分からない。
評価項目2分圧の計算が応用できる。分圧の計算ができる。分圧の計算ができない。
評価項目3電力・電力量の計算が応用できる。電力・電力量の計算ができる。電力・電力量の計算ができない。
評価項目4簡単な論理回路を十分理解できる。簡単な論理回路を理解できる。簡単な論理回路を理解できない。
評価項目5パーソナルコンピュータのバスを十分理解できる。パーソナルコンピュータのバスを理解できる。パーソナルコンピュータのバスを理解できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (A) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (E) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
コンピュータと周辺機器との接続、制御方法などを理解し、その基礎技術を修得する。基礎的な知識・技術を聴講した後、これらを組み合わせた回路を報告書にまとめる。
授業の進め方・方法:
授業は講義と演習形式で行う。講義中はノートをとり集中して聴講し、演習中は周囲の学生と積極的に議論すること。
必要に応じてレポート課題を課すので期限に遅れずに提出すること。
注意点:
【成績の評価方法・評価基準】
到達目標の達成度を基準として,定期試験の成績(70%),ノート・レポート(30%)を総合評価する。

【備考】
Moodle、電子メールを用いて資料提供、連絡を行うので、パソコンおよびスマホの操作に慣れること。

【教員の連絡先】
研究室 A棟1階(A-105)
内線電話 8967
e-mail: nakagawaアットマークmaizuru-ct.ac.jp (アットマークは@に変えること。)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 シラバスの説明、コンピュータ制御の仕組み 1 コンピュータの仕組みが分かる。
2週 コンピュータのハードウェアとソフトウェア 1 コンピュータの仕組みが分かる。
3週 ダイオード、トランジスタ 2 分圧の計算ができる。
3 電力・電力量の計算ができる。
4週 LED駆動回路、様々なLED駆動回路 4 簡単な論理回路を理解できる。
5週 スイッチング回路 4 簡単な論理回路を理解できる。
6週 TTLレベル、論理回路 4 簡単な論理回路を理解できる。
7週 演習 5 パーソナルコンピュータのバスを理解できる。
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 パソコン制御に必要なハードウェア 5 パーソナルコンピュータのバスを理解できる。
10週 デコーダ回路 5 パーソナルコンピュータのバスを理解できる。
11週 PPI(インターフェース用IC)の概要 5 パーソナルコンピュータのバスを理解できる。
12週 I/Oボード回路の概要 5 パーソナルコンピュータのバスを理解できる。
13週 レポート作成 5 パーソナルコンピュータのバスを理解できる。
14週 PPIの使い方について、レポート作成 5 パーソナルコンピュータのバスを理解できる。
15週 演習・レポート作成 5 パーソナルコンピュータのバスを理解できる。
16週 前期期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。3
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。3
専門的能力分野別の専門工学電気・電子系分野電気回路電荷と電流、電圧を説明できる。1
オームの法則を説明し、電流・電圧・抵抗の計算ができる。3前1
キルヒホッフの法則を用いて、直流回路の計算ができる。3前1
合成抵抗や分圧・分流の考え方を用いて、直流回路の計算ができる。3前1
電力量と電力を説明し、これらを計算できる。3前1
電子回路ダイオードの特徴を説明できる。3前3
演算増幅器の特性を説明できる。3前6
電力直流機の原理と構造を説明できる。1
計測A/D変換を用いたディジタル計器の原理について説明できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000300100
基礎的能力0000000
専門的能力70000300100
分野横断的能力0000000