電気情報工学実験ⅡA

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 電気情報工学実験ⅡA
科目番号 0171 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電気情報工学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 4
教科書/教材 実験指導書(実験の第一週に配布) / 参考書:インターフェースⅠの授業資料(テーマ2);Moodle参照
担当教員 中川 重康,内海 淳志,芦澤 恵太

到達目標

1 簡単な組み合わせ論理回路や順序回路の動作について理解する
2 PLCと周辺機器との接続・計測制御ができる。
3 ネットワーク管理者に必要な「セキュリティ」を配慮した「情報発信」ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1組み合わせ論理回路や順序回路の動作について十分に理解している。簡単な組み合わせ論理回路や順序回路の動作について理解している。簡単な組み合わせ論理回路や順序回路の動作について理解していない。
評価項目2PLCと周辺機器との接続・計測制御が十分にできる。PLCと周辺機器との基本的な接続・計測制御ができる。PLCと周辺機器との基本的な接続・計測制御ができない。
評価項目3ネットワーク管理者に必要なレベルで、「セキュリティ」を配慮した「情報発信」ができる。「セキュリティ」を配慮した「情報発信」ができる。「セキュリティ」を配慮した「情報発信」ができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (D) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (I) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
電気電子工学・計算機工学分野および情報通信分野の基礎的実験を行う。計算機を用いたシミュレーション, インターフェースおよびネットワークの基礎技術・計測技術を修得する。
特にインターフェースのテーマにおいては、地域の問題解決においても当該技術が活用可能であることの理解を深める。
授業の進め方・方法:
3班に分かれ3つの実験テーマを全て履修する。
授業計画は例であり,班編制や実施場所,実施テーマ等は第1週に連絡する。

テーマ1:ディジタル回路の設計と解析
  組み合わせ論理回路および順序論理回路等の設計を行い,これらのシミュレーション実習をする。(持ち物:ノートPC他)
テーマ2:シーケンス制御
  シーケンサを用い,企画したシステムの開発を行う。ラダープログラム・外部回路の製作を行い,動作状態を計測し,システムを評価する。評価には,オシロスコープ,テスター,発振器などを使用する。
テーマ3:情報通信実験
  ネットワーク構築の基礎的実験として,簡単なネットワーク構築を行う。また,ネットワークを流れるデータ(信号)について理解する。(持ち物:エクセルの入ったノートPC他)
注意点:
【成績の評価方法・評価基準】
筆記試験は行わず,レポート(内容・提出期限),実験ノート,実験中の態度,遅刻,欠席を総合して評価する。なお,期限までにレポート提出がされていないテーマがある場合は単位を与えない。評価基準は,到達目標の到達度とする。

【備考】
・実験指導書を持参し,実習服を正しく着用して実験に臨むこと。 
・テーマにより持ち物が異なるため,毎回実験指導書を読み,確認をすること。(例:筆記用具,レポート用紙,工具セット,テスター,電卓,指定された教科書)
・前期:テーマ2・3,および,後期:テーマ2では,毎回実験ノートの提出を課す。
・質問窓口,出席管理,成績の取りまとめ等は,芦澤が担当する。

【教員の連絡先】
担当教員 中川,芦澤
研究室 A棟1階(A-105南),A棟3階(A-317)
内線電話 8967,8966
e-mail: nakagawa, ashizawaアットマークmaizuru-ct.ac.jp(アットマークは@に変えること。)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 テーマ1:ディジタル回路の設計と解析 1 簡単な組み合わせ論理回路や順序回路の動作について理解する
2週 テーマ1:ディジタル回路の設計と解析 1 簡単な組み合わせ論理回路や順序回路の動作について理解する
3週 テーマ1:ディジタル回路の設計と解析 1 簡単な組み合わせ論理回路や順序回路の動作について理解する
4週 テーマ1:ディジタル回路の設計と解析 1 簡単な組み合わせ論理回路や順序回路の動作について理解する
5週 テーマ1:ディジタル回路の設計と解析 1 簡単な組み合わせ論理回路や順序回路の動作について理解する
6週 テーマ2:シーケンス制御 2 PLCと周辺機器との接続・計測制御ができる。
7週 テーマ2:シーケンス制御 2 PLCと周辺機器との接続・計測制御ができる。
8週 テーマ2:シーケンス制御 2 PLCと周辺機器との接続・計測制御ができる。
2ndQ
9週 テーマ2:シーケンス制御 2 PLCと周辺機器との接続・計測制御ができる。
10週 テーマ2:シーケンス制御 2 PLCと周辺機器との接続・計測制御ができる。
11週 テーマ3:情報通信実験 3 ネットワーク管理者に必要な「セキュリティ」を配慮した「情報発信」ができる。
12週 テーマ3:情報通信実験 3 ネットワーク管理者に必要な「セキュリティ」を配慮した「情報発信」ができる。
13週 テーマ3:情報通信実験 3 ネットワーク管理者に必要な「セキュリティ」を配慮した「情報発信」ができる。
14週 テーマ3:情報通信実験 3 ネットワーク管理者に必要な「セキュリティ」を配慮した「情報発信」ができる。
15週 テーマ3:情報通信実験 3 ネットワーク管理者に必要な「セキュリティ」を配慮した「情報発信」ができる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学情報系分野計算機工学コンピュータを構成する基本的な要素の役割とこれらの間でのデータの流れを説明できる。3
分野別の工学実験・実習能力電気・電子系分野【実験・実習能力】電気・電子系【実験実習】電圧・電流・電力などの電気諸量の測定が実践できる。3
抵抗・インピーダンスの測定が実践できる。3
オシロスコープを用いて実際の波形観測が実施できる。3
キルヒホッフの法則を適用し、実験結果を考察できる。3
分流・分圧の関係を適用し、実験結果を考察できる。3
論理回路の動作について実験結果を考察できる。3前1,前2,前3,前4,前5
情報系分野【実験・実習能力】情報系【実験・実習】与えられた仕様に合致した組合せ論理回路や順序回路を設計できる。3前1,前2,前3,前4,前5

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00001000100
基礎的能力0000000
専門的能力00001000100
分野横断的能力0000000