電気情報工学実験ⅢB

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 電気情報工学実験ⅢB
科目番号 0181 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電気情報工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 4
教科書/教材 実験実習指導書(プリント)を配布する
担当教員 平地 克也,舩木 英岳,井上 泰仁

到達目標

5.Tr自走マルチバイブレータの設計・測定ができる
6. ハードウェア記述言語を用いた回路設計ができる
7. ルータを設定して,ネットワークの構築ができる
8.サーバの基本知識を習得し,システムを構築することができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1Tr自走マルチバイブレータの設計・測定ができるTr自走マルチバイブレータの設計・測定が大まかにできるTr自走マルチバイブレータの設計・測定ができない
評価項目2ハードウェア記述言語を用いた回路設計ができるハードウェア記述言語を用いた回路設計が大まかにできるハードウェア記述言語を用いた回路設計ができない
評価項目3ルータを設定して,ネットワークの構築ができるルータを設定して,ネットワークの構築が大まかにできるルータを設定して,ネットワークの構築ができない
評価項目4サーバの基本知識を習得し,システムを構築することができるサーバの基本知識を習得し,大まかにシステムを構築することができるサーバの基本知識を習得できず,システムを構築することができない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
実験の目的は以下のとおりである。
 1.TrとOPを用いた応用回路の設計法を習得する。
 2.ハードウェア記述言語 (HardwareDescriptionLanguage, HDL) による回路設計方法を習得する。
 3.ルータやサーバの基本操作と設定方法を習得する。

The aims of the experiments the class are as follows.
1.Students will acquire methods of designing an application circuit using transistors and operational amplifiers.
2.Students will get working knowledge of advanced HDL techniques
3.Students will acquire knowledge of the fundamental operations and settling methods of a router and a server,
授業の進め方・方法:
4テーマずつを,1テーマに3週間かけて行う。また,創造力を伸ばすために自主実験を行う。
注意点:
15分以上の遅刻は,1時間の欠席とする。
実習服を着用し,工具,電卓,実験用ノートを持参する。
定期試験は実施しない
成績は,それぞれのレポートの課題について口頭試問を行った上で点数をつけ,その平均とする。レポート点の他に,講義の受講状況,実験の取り組み姿勢を総合的に考慮して成績を評価する。
到達目標(1), (2), (3)に基づき,その到達度を評価基準とする。 レポートが未提出の場合は60点以下の評価とする。

【学生へのメッセージ】
 工学系の学科には,理論や現象を理解しやすくするために,必ず実験科目があります。授業での疑問点が実験で分かったり,設計,製作した装置が作動した時は感動します。物作りの楽しさと達成感を味わいましょう。

【連絡先】 (e-mailのアットマークは@に変えること。)
 平地 克也
   研究室:A棟3階(A-321),内線電話:8960,e-mail: hirachiアットマークmaizuru-ct.ac.jp
 舩木 英岳
   研究室:A棟3階(A-314),内線電話:8968,e-mail: funakiアットマークmaizuru-ct.ac.jp
 井上 泰仁
   研究室:A棟3階(A-319),内線電話:8964,e-mail: yinoueアットマークmaizuru-ct.ac.jp

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 シラバス内容の説明,オリエンテーション
2週 トランジスタの特性とマルチバイブレータの設計 5.Tr自走マルチバイブレータの設計・測定ができる
3週 製作・測定 5.Tr自走マルチバイブレータの設計・測定ができる
4週 NOT回路を用いたマルチバイブレータの製作・測定 5.Tr自走マルチバイブレータの設計・測定ができる
5週 環境構築と実習ボードの基本操作 6. ハードウェア記述言語を用いた回路設計ができる
6週 LEDの制御 6. ハードウェア記述言語を用いた回路設計ができる
7週 スイッチによる制御,総合演習 6. ハードウェア記述言語を用いた回路設計ができる
8週 ネットワークの構築(2) 7. ルータを設定して,ネットワークの構築ができる
4thQ
9週 ネットワークの構築(3) 7. ルータを設定して,ネットワークの構築ができる
10週 パスワードリカバリ 7. ルータを設定して,ネットワークの構築ができる
11週 Raspberry Piサーバ構築 8.サーバの基本知識を習得し,システムを構築することができる
12週 IoTシステム構築(1) 8.サーバの基本知識を習得し,システムを構築することができる
13週 IoTシステム構築(2) 8.サーバの基本知識を習得し,システムを構築することができる
14週 レポート作成および提出
15週 レポート作成および提出
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00020800100
基礎的能力0000000
専門的能力00020800100
分野横断的能力0000000