システム工学Ⅱ

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 システム工学Ⅱ
科目番号 0190 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気情報工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 必要に応じて資料を配付する。資料の配布はMoodleを利用して行う。
担当教員 室巻 孝郎

到達目標

1.基礎的な最適化手法を理解する。
2.モデリングを理解する。
3.微分方程式を解くことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1最適化手法を理解し、計算ができる最適化手法を理解できる最適化手法を理解できない
評価項目2モデリングを理解し、現象を数式で記述することができる簡単なモデリングを行うことができるモデリングを理解できない
評価項目3ある程度複雑な微分方程式を解くことができる簡単な微分方程式を解くことができる微分方程式を解くことができない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
【授業目的】
 1.システムの概念とシステム工学の必要性について学習する。
 2.システムを開発・運用する上で必要となる基礎知識を習得する。
【Course Objectives】
 1.To study the concept and the necessity of the systems engineering.
 2.To learn basic knowledge of systems development and operation.
授業の進め方・方法:
【授業方法】
 講義を中心に授業を進める。例題や演習問題を解き理解を深める。講義資料やレポート課題についてはMoodleを利用して配布する。
【学習方法】
 1.シラバスを事前に見て予習をし,疑問点を明確にする.
 2.演習問題等はその内容を理解し解き方を身につける.
注意点:
【成績の評価方法・評価基準】
 成績の評価方法は,2回の試験の平均値で定期試験結果を評価する(80%)。その他,講義時間内に行う演習の評価(20%)との合計をもって総合成績とする。ただし,必要に応じて課すレポート課題の内容により加点を行うことがある。到達目標に基づき,線形計画法やモデリングを理解していることを評価基準とする。
【学生へのメッセージ】
 システム工学はもっとも効果的にシステムの目的を達成する方法を与えるものであるためその対象となる分野は広い。例題などに取り組むことでその必要性を学び,エンジニアとしての基礎教養となるよう習得してほしい。
[研究室] A棟2階(A-205) [内線電話] 8980 [e-mail] t.muromaki@maizuru-ct.ac.jp

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 システムの最適化 1.基礎的な最適化手法を理解する。
2週 線形計画法1 1.基礎的な最適化手法を理解する。
3週 線形計画法2 1.基礎的な最適化手法を理解する。
4週 線形計画法3 1.基礎的な最適化手法を理解する。
5週 非線形計画法 1.基礎的な最適化手法を理解する。
6週 組合せ最適化1 1.基礎的な最適化手法を理解する。
7週 組合せ最適化2 1.基礎的な最適化手法を理解する。
8週 後期中間試験 1.基礎的な最適化手法を理解する。
4thQ
9週 数学モデルの作成1 2.モデリングを理解する。
10週 数学モデルの作成2 2.モデリングを理解する。
11週 数学モデルの作成3 2.モデリングを理解する。
12週 数学モデルの作成4 2.モデリングを理解する。
13週 状態方程式と伝達関数 2.モデリングを理解する。
14週 システムの応答1 3.微分方程式を解くことができる。
15週 システムの応答2 3.微分方程式を解くことができる。
16週 後期期末試験返却,到達度確認 2.モデリングを理解する。
3.微分方程式を解くことができる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000200100
基礎的能力0000000
専門的能力80000200100
分野横断的能力0000000