電子物理

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 電子物理
科目番号 0233 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電気情報工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 高橋晴雄ほか「機械系の電子回路」(コロナ社)
担当教員 石川 一平

到達目標

1 電気の基礎を説明できる。
2 アナログ回路の基礎を説明できる。
3 半導体の基本的性質を説明できる。
4 トランジスタ増幅回路を説明できる。
5 ディジタル回路の基礎を説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1電気の基礎を十分に説明できる。電気の基礎を説明できる。電気の基礎を説明できない。
評価項目2アナログ回路の基礎を十分に説明できる。アナログ回路の基礎を説明できる。アナログ回路の基礎を説明できない。
評価項目3半導体の基本的性質を十分に説明できる。半導体の基本的性質を説明できる。半導体の基本的性質を説明できない。
評価項目4トランジスタ増幅回路を十分に説明できる。トランジスタ増幅回路を説明できる。トランジスタ増幅回路を説明できない。
評価項目5ディジタル回路の基礎を十分に説明できる。ディジタル回路の基礎を説明できる。ディジタル回路の基礎を説明できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (A) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
【授業目的】
自動車やロボットなどは機械と電気電子が融合したメカトロニクス技術によって成り立っている。今や機械系技術者にとっても電気電子の知識の習得が重要である。本科目では,エレクトロニクス分野について基本知識を一通り身につけることを目指す。

【Course Objectives】
Automobiles and robots are made up of mechatronics in which machines and electronics are fused. Already, the acquisition of the knowledge of electronics is important to a machine engineer. The aim of this course is to put on basic knowledge briefly about the electronics field.

授業の進め方・方法:
【授業方法】
プロジェクタを使用し,配布するプリントの内容を詳しく説明する。講義内容の理解を深めるため,毎回の授業で数問の演習問題を課す。

【学習方法】
1.毎回の授業でミニテストを行うので,授業内容に対応した自己学習を行う。
2.教科書に沿って授業を進めるので,シラバスを参照し教科書の内容を予習復習する。
3.多くの演習問題に取り組み,学習内容の理解を深める。

注意点:
【定期試験の実施方法】
定期試験を行う。時間は50分とする。
持ち込みは電卓を可とする。

【成績の評価方法・評価基準】 定期試験結果(70%)と自己学習としてのミニテスト(30%)の合計をもって総合成績とする。 到達目標に基づき,各項目の理解の到達度を評価基準とする。

【履修上の注意】 本科目は,授業での学習と授業外での自己学習で成り立つものである。そのため,適宜,自己学習のためのミニテストを実施する。

【教員の連絡先】
研究室 A棟2階(A-309)
内線電話 8931
e-mail: ishikawaアットマークmaizuru-ct.ac.jp(アットマークは@に変えること。)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 電気の基礎知識
2週 アナログ信号波
3週 正弦波電圧の複素数表示
4週 アナログ信号に対する受動デバイスの機能
5週 半導体の基本的性質
6週 半導体デバイスの概要
7週 トランジスタと基本回路
8週 中間試験
2ndQ
9週 中間試験問題の解説,トランジスタ増幅回路
10週 アナログ集積回路
11週 ディジタル回路の基礎
12週 論理回路の基礎
13週 論理回路の設計
14週 ディジタル集積回路
15週 まとめ
16週 (15週目の後に期末試験を実施)
期末試験返却・達成度確認

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000300100
基礎的能力0000000
専門的能力70000300100
分野横断的能力0000000