製図基礎

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 製図基礎
科目番号 0007 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子制御工学科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 伊藤 廣著「基礎からのマシンデザイン」(森北出版)
担当教員 仲川 力

到達目標

1 機械設計製図の概要と投影法について理解する。
2 寸法記入,公差,表面仕上げ,幾何公差について理解する。
3 機械材料の種類と用途について理解する。
4 機械要素設計について理解し,作図ずることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1機械設計製図の概要と投影法について十分理解する。機械設計製図の概要と投影法について理解する。機械設計製図の概要と投影法について理解できない。
評価項目2寸法記入,公差,表面仕上げ,幾何公差について十分理解する。寸法記入,公差,表面仕上げ,幾何公差について理解する。寸法記入,公差,表面仕上げ,幾何公差について理解できない。
評価項目3機械材料の種類と用途について十分理解する。機械材料の種類と用途について理解する。機械材料の種類と用途について理解する。
評価項目4機械要素設計について十分理解し,作図することができる。機械要素設計について理解し,作図することができる。機械要素設計について理解できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (ⅲ) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
設計とは機能や工程を考え構想する活動である。図面は設計者が線,文字,記号などを用いて立体形状を正確に製作者に伝達する手段であり,工業の技術情報を表現する言語である。この科目では機械設計製図の規格や標準(通則)を理解し,機械部品などの作図できることを目標とする。

授業の進め方・方法:
【授業方法】
講義の前半は教科書と配布物による説明を行い,後半は簡単な製図の実技を行う。

【学習方法】
講義内容は,必ずノートに記録すること。

注意点:
【成績の評価方法・評価基準】
定期試験の時間は50分とする。到達目標の各項目について,理解や計算の到達度を評価基準とする。

【備考】
演習を行うので定規,コンパスを持参すること。

【教員の連絡先】
研 究 室 S棟3階
内線電話 8958
e-mail: chikaアットマークmaizuru-ct.ac.jp(アットマークは@に変えること。)

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 シラバスの説明
機械設計製図の概要
2週 投影法
3週 製図用具,文字と線
4週 寸法記入(その1) 1,2
5週 寸法記入(その2) 1,2
6週 公差と仕上げ 1,2
7週 機械材料
8週 中間試験
2ndQ
9週 ねじの製図
1,4
10週 歯車の製図
1,4
11週 軸固定要素の製図 1,4
12週 ばね,溶接部の製図
1,4
13週 図面・部品管理,幾何公差
1,2,4
14週 幾何公差 1,2
15週 演習
16週 (15週目の後に期末試験を実施)
期末試験返却・達成度確認

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学機械系分野設計製図図面の役割と種類を適用できる。3前1,前2
製図用具を正しく使うことができる。3前3
線の種類と用途を説明できる。3前3
物体の投影図を正確にかくことができる。3前2
製作図の書き方を理解し、製作図を作成することができる。3前2
公差と表面性状の意味を理解し、図示することができる。3前6
部品のスケッチ図を書くことができる。3前12,前13,前14
CADシステムの役割と基本機能を理解し、利用できる。3
ボルト・ナット、軸継手、軸受、歯車などの機械要素の図面を作成できる。3前13,前14
機械設計標準規格の意義を説明できる。3前1,前2
ねじ、ボルト・ナットの種類、特徴、用途、規格を理解し、適用できる。3前9
軸の種類と用途を理解し、適用できる。3前10,前11
歯車の種類、各部の名称、歯型曲線、歯の大きさの表し方を説明できる。3前9,前10,前11,前12
材料金属材料、非金属材料、複合材料、機能性材料の性質と用途を説明できる。3前7

評価割合

試験発表相互評価実技等ポートフォリオその他合計
総合評価割合65000350100
基礎的能力0000000
専門的能力65000350100
分野横断的能力0000000