CAD演習ⅡC

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 CAD演習ⅡC
科目番号 0039 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子制御工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 Blender(3DCGAソフト),Eagle(回路設計ソフト)
担当教員 仲川 力

到達目標

この演習では,3次元コンピュータアニメーションの制作方法と,電子回路基板の設計方法について学習する.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目13次元コンピュータアニメーションの制作方法を理解し,優れた作品を製作することができる。3次元コンピュータアニメーションの制作方法を理解し,作品を制作することができる。3次元コンピュータアニメーションの制作方法を理解できない。
評価項目2回路基板設計CADソフトを使って,回路図と配線図を作成することができる.回路基板設計CADソフトを使うことができる。回路基板設計CADソフトを使うことができない。

学科の到達目標項目との関係

(C) 説明 閉じる
(H) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
この演習では,3次元コンピュータアニメーションの制作方法と,電子回路基板の設計方法について学習する.
 自分の考えをわかりやすく伝えるには,文字だけでなく図を用いて説明するとよいが,図も動画にした方がよい.Blenderはオープンソースながらかつては映画製作にも使用された優れたアニメーションソフトである.存分に諸君らの想像を映像化してほしい.
 Eagleは回路設計では有名なソフトウェアである.回路図と配線図が相互に関係し,間違いのない基板設計が可能となっている.操作方法は,これまで使ったことない内容なので多少苦労するかもしれないが,仕事でもホビーでも役立つ内容なので,しっかりと学んでほしいと思う.
授業の進め方・方法:
中間試験までは,Blender(3DCGAソフト)とEagle(回路設計ソフト)の使い方について解説と演習を行う。中間試験以降は,課題の製作期間とする。
注意点:
1.演習では毎回課題を与えるので,それを時間内に行うこと.
2.3DCGAソフトとしてBlenderを,回路設計ソフトとしてEagleを使用する.
3.課題は必ず自分で行うこと.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 シラバス説明,Blenderの基本操作
2週 複雑形状と色・質感の設定
3週 関節のあるオブジェクト
4週 課題制作
5週 Eagleの基本操作
6週 回路配線の最適化
7週 独自部品の追加方法
8週 中間試験
4thQ
9週 課題制作・課題演習
10週 課題制作・課題演習
11週 課題制作・課題演習
12週 課題制作・課題演習
13週 課題制作・課題演習
14週 課題制作・課題演習
15週 課題発表
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学機械系分野製図CADシステムの役割と構成を説明できる。3後1,後2,後3,後5,後6,後7
CADシステムの役割と基本機能を理解し、利用できる。3後4,後9,後10,後11,後12,後13,後14

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00001000100
基礎的能力0000000
専門的能力00001000100
分野横断的能力0000000