概要:
工学的な製品や機器を利用,設計するには今や電気の知識は無くてはならないものになっている。本授業では直流回路,電磁気,静電気といった電気の基礎について,その動作と計算を学習する。
授業の進め方・方法:
・授業は基本的にパワーポイントによる講義形式で行う。
・毎回、配布資料を用意するので必要な事項は資料に記入すること。
注意点:
【成績の評価方法・評価基準】
定期試験(75%),演習等(25%)を評価方法とする。到達目標の各項目について,理解や計算の到達度を評価基準とする。
【備考】
演習問題を頻繁に解くので,毎回電卓を持参すること。
【教員の連絡先】
研 究 室 A棟3階(A-309)
内線電話 8931
e-mail: ishikawaアットマークmaizuru-ct.ac.jp(アットマークは@に変えること)
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | 物理 | 電気 | 導体と不導体の違いについて、自由電子と関連させて説明できる。 | 3 | |
クーロンの法則が説明できる。 | 3 | |
クーロンの法則から、点電荷の間にはたらく静電気力を求めることができる。 | 3 | |
電場・電位について説明できる。 | 3 | |
オームの法則から、電圧、電流、抵抗に関する計算ができる。 | 3 | |
抵抗を直列接続、及び並列接続したときの合成抵抗の値を求めることができる。 | 3 | |
ジュール熱や電力を求めることができる。 | 3 | |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 電気・電子系分野 | 電気回路 | 電荷と電流、電圧を説明できる。 | 3 | 前1,前7 |
オームの法則を説明し、電流・電圧・抵抗の計算ができる。 | 3 | 前2,前5,前7 |
キルヒホッフの法則を用いて、直流回路の計算ができる。 | 3 | 前4,前7 |
合成抵抗や分圧・分流の考え方を用いて、直流回路の計算ができる。 | 3 | 前3,前7 |
ブリッジ回路を計算し、平衡条件を求められる。 | 3 | 前3,前7 |
電力量と電力を説明し、これらを計算できる。 | 3 | 前6,前7 |
電磁気 | 電荷及びクーロンの法則を説明でき、点電荷に働く力等を計算できる。 | 3 | 前13,前15 |
電界、電位、電気力線、電束を説明でき、これらを用いた計算ができる。 | 3 | 前13,前15 |
導体の性質を説明でき、導体表面の電荷密度や電界などを計算できる。 | 3 | 前5,前12,前13,前15 |
誘電体と分極及び電束密度を説明できる。 | 3 | 前14,前15 |
静電容量を説明でき、平行平板コンデンサ等の静電容量を計算できる。 | 3 | 前14,前15 |
コンデンサの直列接続、並列接続を説明し、その合成静電容量を計算できる。 | 3 | 前14,前15 |
静電エネルギーを説明できる。 | 3 | 前14,前15 |
磁界中の電流に作用する力を説明できる。 | 3 | 前10,前15 |
磁気エネルギーを説明できる。 | 3 | 前12,前15 |
電磁誘導を説明でき、誘導起電力を計算できる。 | 3 | 前9,前10,前11,前15 |
自己誘導と相互誘導を説明できる。 | 3 | 前12,前15 |
自己インダクタンス及び相互インダクタンスを求めることができる。 | 3 | 前12,前15 |