電子回路Ⅱ

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 電子回路Ⅱ
科目番号 0152 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子制御工学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 大類重範 著「アナログ電子回路」(日本理工出版会)
担当教員 平地 克也

到達目標

⑥ 演算増幅器の特性を説明できる。
⑦ 反転増幅器や非反転増幅器等の回路を説明できる。
⑧ 発振回路の動作原理を説明できる
⑨ 平均値と実効値を説明し,これらを計算できる。
⑩ 正弦波交流の複素数表示(フェーザ表示)を説明し,交流回路の計算に用いることができる。
⑪ 変調回路,復調回路の基本動作を説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1演算増幅器の特性を充分に説明できる。演算増幅器の特性を説明できる。演算増幅器の特性を説明できない。
評価項目2反転増幅器や非反転増幅器等の回路を充分に説明できる。反転増幅器や非反転増幅器等の回路を説明できる。反転増幅器や非反転増幅器等の回路を説明できない。
評価項目3発振回路の動作原理を充分に説明できる発振回路の動作原理を説明できる発振回路の動作原理を説明できない。
評価項目4平均値と実効値を説明し,これらを充分に計算できる。平均値と実効値を説明し,これらを計算できる。平均値と実効値を説明し,これらを計算できない。
評価項目5正弦波交流の複素数表示(フェーザ表示)を説明し,交流回路の計算に充分に用いることができる。正弦波交流の複素数表示(フェーザ表示)を説明し,交流回路の計算に用いることができる。正弦波交流の複素数表示(フェーザ表示)を説明し,交流回路の計算に用いることができない。
評価項目6変調回路,復調回路の基本動作を充分に説明できる。変調回路,復調回路の基本動作を説明できる。変調回路,復調回路の基本動作を説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
1年と2年で学習した直流回路,交流回路,およびダイオードとトランジスタの知識を元にして各種の重要な電子回路を学習する。アナログ回路の基本知識を一通り身につけることができる。
授業の進め方・方法:
教科書に沿った解説と板書を中心として講義を進める。
重要事項は全て板書するので、必ずノートを取り、理解すること。
毎回小テストを実施し、理解の度合いを確認しながら授業を進める。
注意点:
演習問題を頻繁に解くので,毎回電卓を持参すること。
【成績の評価方法・評価基準】 定期試験(80%),演習等(20%)を評価方法とする。到達目標の各項目について,理解や計算の到達度を評価基準とする。

研 究 室 A棟3階(A-321)
内線電話 8960
e-mail: hirachiアットマークmaizuru-ct.ac.jp(アットマークは@に変えること)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 シラバス内容の説明,差動増幅回路とOPアンプⅠ ⑥ 演算増幅器の特性を説明できる。
2週 差動増幅回路とOPアンプⅡ ⑥ 演算増幅器の特性を説明できる。
3週 OPアンプの基本応用回路Ⅰ ⑦ 反転増幅器や非反転増幅器等の回路を説明できる。
4週 OPアンプの基本応用回路Ⅱ ⑦ 反転増幅器や非反転増幅器等の回路を説明できる。
5週 OPアンプの基本応用回路Ⅲ ⑦ 反転増幅器や非反転増幅器等の回路を説明できる。
6週 発振回路Ⅰ ⑧ 発振回路の動作原理を説明できる
7週 発振回路Ⅱ ⑧ 発振回路の動作原理を説明できる
8週 後期中間試験
4thQ
9週 発振回路Ⅲ ⑧ 発振回路の動作原理を説明できる
10週 正弦波交流回路Ⅰ ⑨ 平均値と実効値を説明し,これらを計算できる。
11週 正弦波交流回路Ⅱ ⑩ 正弦波交流の複素数表示(フェーザ表示)を説明し,交流回路の計算に用いることができる。
12週 正弦波交流回路Ⅲ ⑩ 正弦波交流の複素数表示(フェーザ表示)を説明し,交流回路の計算に用いることができる。
13週 正弦波交流回路Ⅳ ⑩ 正弦波交流の複素数表示(フェーザ表示)を説明し,交流回路の計算に用いることができる。
14週 変調・復調回路Ⅰ ⑪ 変調回路,復調回路の基本動作を説明できる。
15週 変調・復調回路Ⅱ ⑪ 変調回路,復調回路の基本動作を説明できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。3
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。3
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。3
専門的能力分野別の専門工学機械系分野情報処理一次元配列を使ったプログラムを作成できる。3
電気・電子系分野情報プログラミング言語を用いて基本的なプログラミングができる。2

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000200100
基礎的能力0000000
専門的能力80000200100
分野横断的能力0000000