到達目標
1 機械設計製図の概要について理解する。
2 機械設計製図に必要な投影法について理解する。
3 機械設計製図の寸法記入について理解する。
4 公差・表面仕上げについて理解する。
5 各種材料の性質と用途について理解する。
6 機械要素設計について理解する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 機械設計製図の概要について十分に理解している。 | 機械設計製図の概要について理解している。 | 機械設計製図の概要について理解できていない。 |
評価項目2 | 機械設計製図に必要な投影法について十分に理解している。 | 機械設計製図に必要な投影法について理解している。 | 機械設計製図に必要な投影法について理解できていない。 |
評価項目3 | 機械設計製図の寸法記入について十分に理解している。 | 機械設計製図の寸法記入について理解している。 | 機械設計製図の寸法記入について理解できていない。 |
評価項目4 | 公差・表面仕上げについて十分に理解している。 | 公差・表面仕上げについて理解している。 | 公差・表面仕上げについて理解できていない。 |
評価項目5 | 各種材料の性質と用途について十分に理解している。 | 各種材料の性質と用途について理解している。 | 各種材料の性質と用途について理解できていない。 |
評価項目6 | 機械要素の製図法を十分に理解している。 | 機械要素の製図法を理解している。 | 機械要素の製図法を理解できていない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
設計とは機能や工程を考え構想する活動である。図面は設計者が線,文字,記号などを用いて立体形状を正確に製作者に伝達する手段であり,工業の技術情報を表現する言語である。この科目では機械設計製図の規格や標準(通則)を理解し,機械部品などの作図できることを目標とする。
授業の進め方・方法:
講義の前半は教科書と配布物による説明を行い,後半は簡単な製図の実技を行う。講義内容は,必ずノートに記録すること。
注意点:
【成績の評価方法・評価基準】
定期試験(90%),課題等(10%)を評価方法とする。到達目標の各項目について,理解や計算の到達度を評価基準とする。
【備考】
演習を行うので定規,コンパスを持参すること。
【教員の連絡先】
教 員 名 仲川力
研 究 室 S棟3階
内線電話 8958
e-mail: chikaアットマークmaizuru-ct.ac.jp(アットマークは@に変えること。)
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
シラバスの説明 機械設計製図の概要 |
1 機械設計製図の概要について理解する。
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2週 |
設計の定義,投影法 |
2 機械設計製図に必要な投影法について理解する。
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3週 |
製図用具,文字と線 |
1 機械設計製図の概要について理解する。
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4週 |
寸法記入(その1) |
3 機械設計製図の寸法記入について理解する。
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5週 |
寸法記入(その2) |
3 機械設計製図の寸法記入について理解する。
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6週 |
公差と仕上げ(はめあい) |
4 公差・表面仕上げについて理解する。
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7週 |
公差と仕上げ(表面性状) |
4 公差・表面仕上げについて理解する。
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8週 |
中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
中間試験問題の解説 幾何公差(その1) |
4 公差・表面仕上げについて理解する。
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10週 |
幾何公差(その2),図面・部品管理
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4 公差・表面仕上げについて理解する。
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11週 |
機械材料
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5 各種材料の性質と用途について理解する。
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12週 |
ねじの製図
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6 機械要素設計について理解する。
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13週 |
軸固定要素の製図
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6 機械要素設計について理解する。
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14週 |
歯車の製図
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6 機械要素設計について理解する。
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15週 |
ばね,溶接部の製図 |
6 機械要素設計について理解する。
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16週 |
期末試験 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 機械系分野 | 製図 | 図面の役割と種類を適用できる。 | 3 | |
製図用具を正しく使うことができる。 | 3 | |
線の種類と用途を説明できる。 | 3 | |
物体の投影図を正確にかくことができる。 | 3 | |
図形を正しく描くことができる。 | 3 | |
図形に寸法を記入することができる。 | 3 | |
製作図の書き方を理解し、製作図を作成することができる。 | 3 | |
公差と表面性状の意味を理解し、図示することができる。 | 3 | |
部品のスケッチ図を書くことができる。 | 3 | |
ボルト・ナット、軸継手、軸受、歯車などの機械要素の図面を作成できる。 | 3 | |
機械設計 | 標準規格の意義を説明できる。 | 3 | |
ねじ、ボルト・ナットの種類、特徴、用途、規格を理解し、適用できる。 | 3 | |
軸の種類と用途を理解し、適用できる。 | 3 | |
滑り軸受の構造と種類を説明できる。 | 2 | |
歯車の種類、各部の名称、歯型曲線、歯の大きさの表し方を説明できる。 | 3 | |
材料 | 金属材料、非金属材料、複合材料、機能性材料の性質と用途を説明できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 90 | 0 | 0 | 0 | 10 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 90 | 0 | 0 | 0 | 10 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |