情報処理Ⅳ

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 情報処理Ⅳ
科目番号 0167 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子制御工学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 高専機構Blackboardにて授業内容に関する資料を提供する。
担当教員 小野澤 光洋

到達目標

1 与えられた簡単な問題に対してそれを解決するためのソースプログラムを,標準的な開発ツールや開発環境を利用して記述できる。
2 プロシージャ(または,関数,サブルーチンなど)の概念を理解し,これらを含むプログラムを記述できる。
3 ソフトウェア生成に利用される標準的なツールや環境を使い,ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。
4 ソフトウェア開発の現場において標準的とされるツールを使い,生成したロードモジュールの動作を確認できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1与えられた簡単な問題に対してそれを解決するためのソースプログラムを,標準的な開発ツールや開発環境を利用して問題なく記述できる。与えられた簡単な問題に対してそれを解決するためのソースプログラムを,標準的な開発ツールや開発環境を利用して記述できる。与えられた簡単な問題に対してそれを解決するためのソースプログラムを,標準的な開発ツールや開発環境を利用して記述できない。
評価項目2プロシージャ(または,関数,サブルーチンなど)の概念を十分に理解し,これらを含むプログラムを問題なく記述できる。プロシージャ(または,関数,サブルーチンなど)の概念を理解し,これらを含むプログラムを記述できる。プロシージャ(または,関数,サブルーチンなど)の概念を理解していなかったり,これらを含むプログラムを記述できない。
評価項目3ソフトウェア生成に利用される標準的なツールや環境を十分に使いこなし,ソースプログラムをロードモジュールに変換して問題なく実行できる。ソフトウェア生成に利用される標準的なツールや環境を使い,ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。ソフトウェア生成に利用される標準的なツールや環境を使うことができなかったり,ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行することができない。
評価項目4ソフトウェア開発の現場において標準的とされるツールを十分に使いこなし,生成したロードモジュールの動作を問題なく確認できる。ソフトウェア開発の現場において標準的とされるツールを使い,生成したロードモジュールの動作を確認できる。ソフトウェア開発の現場において標準的とされるツールを使うことができなかったり,生成したロードモジュールの動作を確認できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (H) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
第2学年までの情報処理Ⅰ~ⅢではC言語の基礎について学んだが,この授業ではC++言語とWindowsアプリケーションの作成方法について学習する。
授業の進め方・方法:
高専機構Blackboardにて授業内容に関する資料を提供する。
注意点:
【成績の評価方法・評価基準】
定期試験の成績(60%)と受講状況や演習の提出状況(40%)を総合的に判断して評価する。到達目標の各項目の到達度を評価基準とする。

【備考】
コンパイラとしてマイクロソフト社の VisualStadio を使用する。

【教員の連絡先】
教員名 小野澤 光洋
研究室 
内線電話 
e-mail: onozawaアットマークg.maizuru-ct.ac.jp(アットマークは@に変えること。)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 シラバス内容の説明、Visual C++の使い方 1 与えられた簡単な問題に対してそれを解決するためのソースプログラムを,標準的な開発ツールや開発環境を利用して記述できる。
2週 C言語とC++言語の違い(入出力ストリーム) 1 与えられた簡単な問題に対してそれを解決するためのソースプログラムを,標準的な開発ツールや開発環境を利用して記述できる。
3週 C言語とC++言語の違い(変数宣言の位置,スコープ演算子) 1 与えられた簡単な問題に対してそれを解決するためのソースプログラムを,標準的な開発ツールや開発環境を利用して記述できる。
4週 C言語とC++言語の違い(キャスト,同名の関数) 1 与えられた簡単な問題に対してそれを解決するためのソースプログラムを,標準的な開発ツールや開発環境を利用して記述できる。
5週 class(定義) 2 プロシージャ(または,関数,サブルーチンなど)の概念を理解し,これらを含むプログラムを記述できる。
6週 class(プライベートメンバ) 2 プロシージャ(または,関数,サブルーチンなど)の概念を理解し,これらを含むプログラムを記述できる。
7週 class(再利用と継承) 2 プロシージャ(または,関数,サブルーチンなど)の概念を理解し,これらを含むプログラムを記述できる。
8週 中間試験
2ndQ
9週 中間試験問題の解説
ビジュアルプログラミングの基本操作
3 ソフトウェア生成に利用される標準的なツールや環境を使い,ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。
4 ソフトウェア開発の現場において標準的とされるツールを使い,生成したロードモジュールの動作を確認できる。
10週 フォームの設定と生成 3 ソフトウェア生成に利用される標準的なツールや環境を使い,ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。
4 ソフトウェア開発の現場において標準的とされるツールを使い,生成したロードモジュールの動作を確認できる。
11週 コンテナーとコントロール 3 ソフトウェア生成に利用される標準的なツールや環境を使い,ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。
4 ソフトウェア開発の現場において標準的とされるツールを使い,生成したロードモジュールの動作を確認できる。
12週 メニューとイベントハンドラー 3 ソフトウェア生成に利用される標準的なツールや環境を使い,ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。
4 ソフトウェア開発の現場において標準的とされるツールを使い,生成したロードモジュールの動作を確認できる。
13週 例外処理 3 ソフトウェア生成に利用される標準的なツールや環境を使い,ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。
4 ソフトウェア開発の現場において標準的とされるツールを使い,生成したロードモジュールの動作を確認できる。
14週 動的なインスタンスの生成 3 ソフトウェア生成に利用される標準的なツールや環境を使い,ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。
4 ソフトウェア開発の現場において標準的とされるツールを使い,生成したロードモジュールの動作を確認できる。
15週 課題演習 3 ソフトウェア生成に利用される標準的なツールや環境を使い,ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。
4 ソフトウェア開発の現場において標準的とされるツールを使い,生成したロードモジュールの動作を確認できる。
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。3
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。3
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60000400100
基礎的能力0000000
専門的能力60000400100
分野横断的能力0000000