| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | セミカスタムLSIの優劣を把握し適材適所を指摘でる。またFPGA等、書き込み可能LSIを用いたラピッドプロトタイピングを行える。 | ゲートアレー、スタンダードセル、各セミカスタムLSIの特徴を把握し、またFPGA等、書き込み可能LSIについての知見を有する。 | LSIの分類名だけを知り、具体的な構造を把握できていない。 |
評価項目2 | C-MOSゲートの構造けでなく、遅延時間や熱構造などまで考察できる。 | C-MOSによるNAND,NORなどの基本ゲートだけでなく、複合ゲートの構造も把握する。 | NMOS,PMOS-FETの動作から、C-MOS構造が構成できない。 |
評価項目3 | 単純なツリー接続だけでなく、ビットスライス、PLA構造を構築でき、面積、速度的な優劣を把握できる。 | マルチプレクサ、デコーダ、エンコーダなどの基本的組み合わせ回路のネットワーク回路を構築できる。 | 基本的な組み合わせ回路の代表的な、入出力端子名の役割を把握できない。 |
評価項目4 | 同期式順序回路の非同期式に対する有利さを、非同期式の問題点の克服の面から指摘できる。 | 仕様から、同期式順序回路のステート図、遷移表を作成することができる。 | 同期式順序回路における、システムクロックおよびDフリップフロップの役割が分からない。 |
評価項目5 | 同期式回路ならばEDAツールを用いて迅速に自動化設計できる。 | 同期式回路ならば自動化設計に有利なことを知っている。 | 自動化設計が何かわからない。 |
評価項目6
| 自動化設計(EDA)ツールを駆使した設計ができる。 | 自動化設計(EDA)ツールの存在を知っている。 | 自動化設計(EDA)ツールの存在を知っていない。 |