建設製図Ⅰ

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 建設製図Ⅰ
科目番号 0004 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建設システム工学科 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 藤木庸介「名建築で学ぶ建築製図 改訂版」(学芸出版)
担当教員 尾上 亮介

到達目標

1 製図用具の特性を理解し,使用できる。
2 線がかき分けられる。
3 各種図面の意味を理解し,描ける。
4 図面の種類別の各種図の配置を理解している。
5 図面の尺度・縮尺について理解し,作図できる。
6 建築図面を模写し,模写した図面を理解している。
7 立体的な発想と表現の方法を理解している。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1正確に製図用具の特性を理解し,使用できる。適切に製図用具の特性を理解し,使用できる。製図用具の特性を理解し,使用できない。
評価項目2正確に線がかき分けられる。適切に線がかき分けられる。線がかき分けられない。
評価項目3正確に各種図面の意味を理解し,描ける。適切に各種図面の意味を理解し,描ける。各種図面の意味を理解し,描けない。
評価項目4 正確に図面の種類別の各種図の配置を理解している。 適切に図面の種類別の各種図の配置を理解している。 図面の種類別の各種図の配置を理解していない。
評価項目5 正確に図面の尺度・縮尺について理解し,作図できる。 適切に図面の尺度・縮尺について理解し,作図できる。 図面の尺度・縮尺について理解し,作図できない。
評価項目6 正確に建築図面を模写し,模写した図面を理解している。 適切に建築図面を模写し,模写した図面を理解している。 建築図面を模写し,模写した図面を理解していない。
評価項目7 正確に立体的な発想と表現の方法を理解している。 適切に立体的な発想と表現の方法を理解している。 立体的な発想と表現の方法を理解していない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (ⅱ-a4) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (ⅲ) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
この科目は、企業等で建築の設計を担当していた教員が,その経験を活かして建設製図を演習形式で行うものである。

建設に必要な製図に関する基礎的な知識,方法を学習し,理解することを目的とする。

授業の進め方・方法:
【授業方法】
・毎週課題に取り組む。
・教科書及び配布プリントにより授業を進める。
・演習を中心に進める。

【学習方法】
・演習授業のため、授業内で分からないことは各自質問すること。
・黒板で解説した内容はノートを取ること。
・課題ごとに提出を行う。

注意点:
【成績の評価方法・評価基準】
提出物による評価を行う(100%)。
提出物の完成度,製図法の理解を評価基準とする。

【備考】
身の回りにある土木建造物,建築の形やスケールを観察して下さい。

【教員の連絡先】
研究室 A棟3階(A-332) 
内線電話 8963 
e-mail: onoe アットマーク maizuru-ct.ac.jp(アットマークは@に変えること)

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 製図の書き方1 オリエンテーション,道具の使い方
2週 製図の書き方2 線の引き方1
3週 製図の書き方3 線の引き方2
4週 製図の書き方4 縮尺,平面図,立面図を理解 3、4、5
5週 製図の書き方5 立体の三面図1 3、4、5
6週 製図の書き方6 立体の三面図2 3、4、5
7週 製図の書き方7 立体の三面図3 3、4、5
8週 製図の書き方8 立体の三面図4  3、4、5
4thQ
9週 製図1 アイソメトリック図1
10週 製図2 アイソメトリック図2
11週 製図3 アイソメトリック図3
12週 製図4 アクソノメトリック図
13週 製図5 平面図
14週 製図6 断面図
15週 製図7 立面図
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建設系分野製図線と文字の種類を説明できる。3
平面図形と投影図の描き方について、説明できる。3
建築系分野設計・製図製図用具の特性を理解し、使用できる。3
線の描き分け(3種類程度)ができる。3
文字・寸法の記入を理解し、実践できる。3
建築の各種図面の意味を理解し、描けること。3
図面の種類別の各種図の配置を理解している。3
図面の尺度・縮尺について理解し、図面の作図に反映できる。3
立体的な発想とその表現(例えば、正投象、単面投象、透視投象などを用い)ができる。3

評価割合

試験発表相互評価実技等ポートフォリオその他合計
総合評価割合00001000100
基礎的能力0000000
専門的能力00001000100
分野横断的能力0000000