応用数学ⅠB

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 応用数学ⅠB
科目番号 0007 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建設システム工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 岩崎千里・楳田登美男「微分方程式概説[新訂版]」(サイエンス社)
担当教員 岡田 浩嗣

到達目標

① 基本的な1階微分方程式が解ける
② 基本的な2階微分方程式が解ける
3 演算子法を用いて微分方程式が解ける
4 ラプラス変換を用いて微分方程式が解ける
5 べき級数法を用いて微分方程式が解ける
6 行列を用いて連立微分方程式が解ける

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1基本的な1階の微分方程式について理解し,さまざまな手法を用いて解くことができる。また,解挙動の解析を通じて現象を説明できる。基本的な1階の微分方程式が解ける。基本的な1階の微分方程式が解けない。
評価項目2基本的な2階の微分方程式について理解し,さまざまな手法を用いて解くことができる。また,解挙動の解析を通じて現象を説明できる。基本的な2階の微分方程式が解ける。基本的な2階の微分方程式が解けない。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
常微分方程式を「解く」ためのさまざまな手法,手順や視点を身につける。
Various methods, procedures and perspectives in order to ``solve’’ ordinary differential equations are acquired.
授業の進め方・方法:
ほぼ教科書に沿って講義をする。補助的教材として講義ノートやプリントを用いる。また適宜演習を行う。
注意点:
中間・期末の2回の試験を行う。成績は2回の定期試験の結果によって評価する。到達目標に基づいた到達度を評価基準とする。

研 究 室 A棟2階(A-209)
内線電話 8952
e-mail: okadaアットマークmaizuru-ct.ac.jp (アットマークは@に変えること)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 シラバス内容の説明,微分演算子・逆演算子 3 演算子法を用いて微分方程式が解ける
2週 微分演算子・逆演算子の性質 3 演算子法を用いて微分方程式が解ける
3週 演算子法による微分方程式の解法(その1) 3 演算子法を用いて微分方程式が解ける
4週 演算子法による微分方程式の解法(その2) 3 演算子法を用いて微分方程式が解ける
5週 ラプラス変換(その1) 4 ラプラス変換を用いて微分方程式が解ける
6週 ラプラス変換(その2) 4 ラプラス変換を用いて微分方程式が解ける
7週 ラプラス逆変換 4 ラプラス変換を用いて微分方程式が解ける
8週 後期中間試験
4thQ
9週 ラプラス変換による微分方程式の解法(その1) 4 ラプラス変換を用いて微分方程式が解ける
10週 ラプラス変換による微分方程式の解法(その2) 4 ラプラス変換を用いて微分方程式が解ける
11週 べき級数法による微分方程式の解法(その1) 5 べき級数法を用いて微分方程式が解ける
12週 べき級数法による微分方程式の解法(その2) 5 べき級数法を用いて微分方程式が解ける
13週 行列の対角化による連立微分方程式系の解法(その1) 6 行列を用いて連立微分方程式が解ける
14週 行列の対角化による連立微分方程式系の解法(その2) 6 行列を用いて連立微分方程式が解ける
15週 行列の対角化による連立微分方程式系の解法(その3) 6 行列を用いて連立微分方程式が解ける
16週 後期期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力数学数学数学微分方程式の意味を理解し、簡単な変数分離形の微分方程式を解くことができる。3
基本的な変数分離形の微分方程式を解くことができる。3
簡単な1階線形微分方程式を解くことができる。3
定数係数2階斉次線形微分方程式を解くことができる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力10000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000