到達目標
1 不静定次数が計算できる。
2 たわみ角法の概念を理解できる。
3 たわみ角法による計算ができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 不静定構造の基本性質を理解し,不静定時数の計算できる。 | 不静定次数が計算できる。 | 不静定次数が計算できない。 |
評価項目2 | たわみ角法の概念を理解し,説明できる。
| たわみ角法の概念を理解できる。 | たわみ角法の概念を理解できない。 |
評価項目3 | たわみ角法による計算ができ,断面力図を特徴をつかんで描画できる。 | たわみ角法による計算ができ,断面力図を描画できる。 | たわみ角法による計算ができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
この教科は企業で橋梁の設計を担当していた教員がその経験を活かし,構造力学について講義形式で授業を行うものである。
【授業目的】
本科目の目的は,不静定構造物の概念の理解とたわみ角法,エネルギ法の基礎の修得である。
授業の進め方・方法:
【授業方法】
講義を中心に授業を進める。その展開の中では,すでに修得しているべき基本事項について復習や学生に質問しながら,基本事項の整理を行う。
構造力学Ⅲの対象は実務を行う上での素養として,また就職・編入試験にも出題されることから理論と問題解決手法について説明する。
また,理解を深めるために,必要に応じて授業時間内での演習問題や授業時間外学習としての課題を課す。
【学習方法】
予習:教科書を事前に読み,疑問点を明らかにしておく。
授業:ノートを確実に取り,演習には自ら積極的に取り組むこと。
復習:授業の知識を整理するとともに,練習問題を各自解いてみる。
注意点:
【成績の評価方法・評価基準】
定期試験を2回行う。試験時間は90分とする。
持ち込みは電卓を可とする。定期試験結果(70%)および演習等の評価(30%)により評価する。
上記の到達目標の各項目について,理解や計算の到達度を評価基準とする。
【履修上の注意】
毎授業には電卓を持参すること。
構造力学は,授業での解説および練習問題を通しての理解に加えて,授業時間外の自己学習が必須であり,それによって理解の定着と自力が醸成される。
授業中に課する課題はもちろん,それ以外に自主的にさまざまな問題に取組むこと。
【教員の連絡先】
研 究 室 A棟2階(A-222)
内線電話 8983
e-mail: tamadaアットマークmaizuru-ct.ac.jp (アットマークは@に変えること。)
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
シラバス内容の説明、構造力学展開の前提条件 |
1
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2週 |
構造力学の復習 |
1
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3週 |
不静定構造物,不静定次数,用語の定義と符号 |
1
|
4週 |
端モーメント式,中間荷重項の誘導 |
2
|
5週 |
実用端モーメント式,節点方程式 |
2
|
6週 |
節点変位が生じないラーメンの解法 |
3
|
7週 |
演習 |
3
|
8週 |
中間試験 |
3
|
2ndQ |
9週 |
層方程式 |
2
|
10週 |
節点変位が生じるラーメンの解法 |
2
|
11週 |
演習 |
3
|
12週 |
演習(中間荷重項あり) |
3
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13週 |
支点沈下・温度変化時のラーメンの解法 |
2
|
14週 |
演習 |
3
|
15週 |
演習(応用問題) |
3
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16週 |
(15週の後に期末試験を実施) 期末試験返却・到達度確認 |
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 構造 | 応力法と変位法による不静定構造物の解法を説明できる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 実技等 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 0 | 0 | 30 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 70 | 0 | 0 | 0 | 30 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |