到達目標
1 地盤内応力や有効応力について理解している。
2 圧密による地盤の変形について理解している。
3 圧密について理解し,圧密量や圧密時間を計算できる。
4 土のせん断について理解し,破壊基準を説明できる。
5 砂質土と粘性土のせん断特性を説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 地盤内応力や有効応力について理解し,説明できる。 | 地盤内応力や有効応力について理解している。 | 地盤内応力や有効応力について理解していない。 |
評価項目2 | 圧密による地盤の変形について理解し,説明できる。 | 圧密による地盤の変形について理解している。 | 圧密による地盤の変形について説明できない。 |
評価項目3 | 圧密について理解し,圧密量や圧密時間を計算できる。 | 圧密について理解し,基本的な圧密量や圧密時間を計算できる。 | 圧密について理解し,圧密量や圧密時間を計算できない。 |
評価項目4 | 土のせん断について理解し,破壊基準を説明できる。 | 土のせん断の基本について理解し,破壊基準を説明できる。 | 土のせん断について理解していない。 |
評価項目5 | 砂質土と粘性土のせん断特性を理解し,説明できる。 | 砂質土と粘性土のせん断特性を理解している。 | 砂質土と粘性土のせん断特性を理解していない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
構造物の建設によって生じる土の諸特性を見極めることは建設技術上きわめて重要である。本講では,土の基本的な性質を理解した後に,構造物の設計・施工に応用する原理や技術を学習する。
授業の進め方・方法:
【授業方法】
講義を中心として進める。随時,授業中に演習課題を行う。
【学習方法】
教科書や授業中の演習課題を中心に学習すること。
注意点:
【成績の評価方法・評価基準】
中間および期末試験を実施する。時間は50分とする。持ち込みは電卓を可とする。試験の平均点(50%),課題の評価(50%)で成績を評価する。到達目標に基づき,1~5の各項目の到達度を評価基準とする。
【備考】
毎週,電卓を持参すること。
【教員の連絡先】
研 究 室 A-215
内線電話 8895
e-mail: kato アットマーク maizuru-ct.ac.jp(アットマークは@に変えること)
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
地盤内の応力(土の自重による応力) |
1
|
2週 |
地盤内の応力(上載荷重による地盤内応力) |
1
|
3週 |
圧密(土の圧密現象) |
2
|
4週 |
圧密(圧密の時間経過とその理論) |
3
|
5週 |
圧密(圧密試験と整理法) |
3
|
6週 |
圧密(地盤の圧密沈下量および圧密沈下時間の推定) |
3
|
7週 |
圧密(圧密に関連した工法) |
2,3
|
8週 |
中間試験 |
|
4thQ |
9週 |
地盤内の応力(主応力とモールの応力円) |
1
|
10週 |
地盤内の応力(主応力とモールの応力円) |
1
|
11週 |
土のせん断(土の破壊と強さ) |
4
|
12週 |
土のせん断(せん断試験方法) |
4
|
13週 |
土のせん断(粘性土のせん断特性) |
5
|
14週 |
土のせん断(砂質土のせん断特性) |
5
|
15週 |
土のせん断(土の動的特性) |
5
|
16週 |
(15週目の後に期末試験を実施) 期末試験返却・達成度確認 |
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 地盤 | 土のせん断試験を説明できる。 | 3 | 後11,後12 |
土のせん断特性を説明できる。 | 3 | 後13,後14,後15 |
土の破壊規準を説明できる。 | 3 | 後11,後12 |
地盤内応力を説明できる。 | 3 | 後1,後2,後9,後10 |
有効応力の原理を説明できる。 | 3 | 後1,後2 |
土の圧密現象及び一次元圧密理論について、説明できる。 | 3 | 後4,後5,後6,後7 |
圧密沈下の計算を説明できる。 | 3 | 後4,後5,後6,後7 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 実技等 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 0 | 0 | 0 | 50 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 50 | 0 | 0 | 0 | 50 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |